緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2005年8月21日12面

■小学生チアリーディングクラブが高齢者センターを訪問

GO! クッキーズ!チアダンスクラブ「クッキーズ」が高齢者センター「けやき苑」を訪問

 8月6日、二小体育館で活動するチアダンスクラブ「クッキーズ」が高齢者センター「けやき苑」(深大寺)を訪ねました。
  クッキーズは2年前に市の教室からスタートし、今年の6月から保護者の運営による自主クラブに衣替えしました。現在は、主に第1・3土曜日に二小体育館で小学1〜6年生の52人が一緒にチアリーディングの動きを取り入れたダンスを楽しんでいます。
「チア」が英語で「元気づける」という意味があることから、クラブ創設時から同じ地域にある高齢者センター「けやき苑」のお年寄りをダンスで元気づけたいと考えていたそうで、クッキーズが同苑に打診し、今回の交流が実現しました。
  当日は、おそろいのユニフォームに身を包んだクッキーズの小学1〜5年生のメンバー20人ほどが、「けやき苑」の通所利用者のみなさんの前でダンスを披露。キッズチアのかわいいダンスに、お年寄りは「かわいいねえ」「若返るよ」「こんな競技があるんだねえ」と目を細め、手拍子でこたえました。中には涙ぐむお年寄りの姿も。ダンスの後には、キッズチアと通所者のみなさんが一人ひとり握手してお別れをしました。
  今回のこの交流に参加したいずれも5年生の林田浩美さん(井口小)、望月茜さん(二小)、柴村彩さん(二小)は、「楽しかった。初めての体験だったけど、たくさんの人に喜んでもらえて嬉しかった」と話してくれました。
  交流終了後には、さっそく同苑から再訪問の依頼が来るほどの歓迎を受けたクッキーズ。アメリカなどではこうした交流はよくあることだそうですが、日本のクラブチームではまだまだ珍しい試み。子どもたちにとっても貴重な体験となったようです。
  クッキーズでは、今後も機会を見て、ダンスで元気を与えられる活動をしていきたいそうです。
  クッキーズへのお問い合わせなどは、練習日に直接会場でお尋ねください。
※写真はPDFファイルをご覧ください。


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→くわしくは8面


■太宰治賞受賞の津村記久生さん寄稿

〜三鷹市を訪れて〜

「マンイーター」で第21回太宰治賞を受賞した津村記久生さんが、6月19日の桜桃忌の日に三鷹を訪れたときの印象について寄稿してくださいました。(同じく第21回太宰治賞を受賞した川本晶子さんからの寄稿は、次号でご紹介します)。
※写真はPDFファイルをご覧ください。

 三鷹市には初めて訪れたのですが、一度は居を構えてみたいと思える、とても素敵なところであった印象があります。山本有三記念館であれ、太宰治朗読会が行われた星のホールであれ、また、その他建造物や刊行物を鑑みても、文化的なところに力を入れておられるのだな、ということは明確なのですが、それらすべてが、敷居が高くなりすぎないよう、そして、市民の生活から剥離(はくり)することなく、その一部として溶け込むことが出来るよう心遣いされているようなところに、とても感銘を受けました。
  玉川上水沿いに歩いて山本有三記念館を訪れ、みたか井心亭、禅林寺、そして星のホールの順に回ったのですが、それら一つ一つの良さにおいて、古さと新しさが混じりあっているのが、とても興味深い、と思いました。古さと新しさの、そのどちらかに阿(おもね)るのではなく、とてもバランスよく存在しているところが、三鷹市の良さであると思います。みたか井心亭のあるあたりの家々の、モダンさと古さが混在している感じが、なにかそのことを象徴しているように思えます。今、三鷹市を訪れた時にいただいたパンフレットなどを参照して、このようなところに気軽に行ける三鷹市在住の方はとても幸せだな、と羨ましく思います。
  わたしが特に気に入った建物は、山本有三記念館とみたか井心亭、そして星のホールです。
  山本有三記念館には、まるで神戸の異人館通りに来たような趣がありながら、入館が無料であり、また館内もきちんと維持されている、ということに感動しました。館内に残されている山本有三の創作ノートのコピーなどを覗き見ると、たとえ山本有三のように書けなくとも、なにかを書いてみたい気分になります。
  みたか井心亭は、もともと民家としてあったものを市が寄贈を受け、建て直したとのお話でしたが、とてもいいアイデアだと思いました。片肘はらない雰囲気でありながら、日本家屋の品のよさと落ち着きが、そこにはありました。
  また、星のホールは、とてもゆとりのある内装で、特に、ホールのロビーにカフェカウンターがあるところに感心しました。ちょっとしたアイデアであるのに、そこには、公共の建造物というカテゴリから遊離した、とても優雅な雰囲気があったように思います。朗読会の休憩時間に、出席した人たちが集っていた様子がとても印象的でした。
  立派な建物を市内に擁することや、建てることは、それ自体とても運のいいことだと思います。三鷹市が、そのこと以上の感銘を訪れる人に与えるのは、それらの建物を、どのように市民に利用して欲しいか、ということに対する、とてもちゃんとした視点を持っているからなのではないかと、三鷹市を訪れた一日を振り返って思うのです。わたしにとって三鷹市は、どこか人に優しく、懐の深い町と記憶されることとなりました。機会があれば、またゆっくりと散策し、より深く知ることが出来たら、と思います。


■チケットインフォメーション

三鷹市芸術文化振興財団(芸術文化センター内)
TEL47-5122 http://mitaka.jpn.org
★印の公演には託児サービスがあります。※料金500円、要予約。対象:1歳〜未就学児、定員10人。

チケットのお求め方法
●電話予約
芸術文化センター
TEL47-5122
●窓口販売
芸術文化センター/
三鷹市美術ギャラリー/
三鷹市公会堂
  ※学生券をお求めの方は当日学生証を拝見します。
●販売時間・休館日
10:00〜19:00 
月曜日休館。
●プレイガイド
チケットぴあ
TEL0570-02-9999

友の会MARCL(マークル)
主催事業のチケットに関していろいろな会員特典があります(年会費2,000円)。
(1)優先予約 (2)割引(1公演2枚まで)(3)無料郵送(口座振替ご利用の場合)(4)芸術文化センター内レストランの割引
申込即日から優先予約もできます。お気軽に芸術文化センターへ。

芸術文化センター 星のホール
三鷹市制施行55周年・三鷹市芸術文化振興財団10周年記念
野村万作「三番叟」「二人袴」
チケット発売日 
友の会/
8月23日(火)
一般/
8月25日(木)
11月3日(祝)
13:00開場
14:00開演
全席指定 
会員=2,700円 
一般=3,000円
  三鷹市芸術文化センター柿落とし公演にご出演いただいた野村万作氏をお迎えし、祝儀にふさわしい三番叟と二人袴を上演します。
Mitaka "Next" Selection 6th.
全席指定 
前売 会員=2,200円 
一般=2,500円 
当日 会員=2,500円 一般=2,800円 高校生以下=1,000円(前売・当日とも)
9月9日(金)〜11日(日) 計4公演
ブルドッキングヘッドロックvol.10「サクセスの空」
作・演出:喜安浩平(ナイロン100℃)
出演:篠原トオル 永井幸子 西山宏幸 小島聰 山口かほり ほか
  将来有望な若手劇団を紹介するシリーズ企画。緻密かつ大胆に創り上げられた脚本は独特の緊張感と笑いに満ち、ストーリーが次第に大きなうねりとなり観客を圧倒していく。鋭角的にねじれながら、進化し続けるブルドッキングヘッドロック。見逃せない劇団です。
※公演予定はPDFファイルをご覧ください。

芸術文化センター 風のホール
沼尻竜典&TMP 38th 
三鷹市制施行55周年・三鷹市芸術文化振興財団10周年記念
友の会/8月24日(水)発売 
一 般/8月31日(水)発売
★沼尻竜典の贈るガラ・コンサート  
11月3日(祝)16:00〜MJOプレコンサート 16:30〜ガラコンサート
全席指定 会員=3,000円 
一般=3,500円 学生=1,800円
出演/沼尻竜典(指揮)幸田浩子(ソプラノ)黒田博(バス)トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ(TMP)ほか
曲目/モーツァルト:オペラ・アリアほか シューベルト:交響曲第9番ハ長調「ザ・グレート」
  海外での活躍もめざましい沼尻さんがTMPの設立から10周年にあたるこの日お届けするガラ・コンサート。二期会の実力派ソリストを招き、モーツァルトを中心にオペラのハイライトを特集して華やかな舞台をお贈りします。
★アレクサンドル・メルニコフ ピアノ・リサイタル
〜オール・ショパン・プログラム
10月2日(日)18:00開演
全席指定 会員=3,000円 
一般=3,500円 三鷹市内在住在勤の方=3,150円 学生=1,800円
曲目/ショパン:24の前奏曲 op.28(全曲)ほか
  1973年モスクワ生まれのピアノ界の若き彗星メルニコフは、弱冠16歳の時にシューマン国際コンクールほかの国際コンクールで矢継ぎ早に上位入賞を果たした逸材です。そのメルニコフがオールショパン・プログラムでのリサイタルに挑みます。

 
  人口と世帯
(平成17年8月1日)
●住民基本台帳
  83,754世帯
171,454人
(男:85,119人・女:86,335人)
●外国人登録
  2,897人

三鷹市広報番組
みる・みる・三鷹 
武蔵野三鷹ケーブルテレビ5ch
1日4回放送9:30/12:00/19:30/23:30
●第220回(8月21日〜9月3日)国民健康保険制度について/市民協働センターで「ママの手づくり絵本展」

三鷹市市政情報番組
おはよう!三鷹市です
FMむさしの78.2MHz
月〜金曜日10:20〜25放送

広報みたかは三鷹市シルバー人材センター会員がお届けしています。
→シルバー人材センター
TEL48-6721
市外局番0422は省略しています


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)