緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2005年8月21日10面

■日本脳炎予防接種第三期の廃止について

7月29日の予防接種法の施行令改正により14〜16歳未満(第三期)を対象とした日本脳炎予防接種を廃止することになりました。
  市では、6月から厚生労働省の勧告を受けて、当面、ワクチンの使用と副作用の因果関係が疑われる間は予防接種を見合わせ、流行地域へ渡航する方や感染の恐れのある方で予防接種を特に希望する方のみに行っています。
  今回の法律改正は、14〜16歳未満の第三期に限り、公費負担での接種を廃止するものです。なお、第一期(3〜7歳6カ月未満)、第二期(9〜13歳未満)については引き続き上記の特に希望する方を除き、新ワクチンが開発されるまで予防接種の実施を見合わせます。
  すでに第三期の予診票をお持ちの方は、破棄されるようお願いします。
  くわしくは総合保健センターTEL46-3254へ。


■医師会コラム「身体化障害」

いろいろなからだの症状(身体症状)が気にかかり、病(医)院を受診するものの、各種の検査をしても、からだにはその原因になる異常所見が見つからないことがあります。
  しかし、患者さん側からすると、こんなにつらいのだから、どこかに具合の悪いところがあるはずだ、と不安になるものです。しかし、からだに特別悪いところはありませんと医師より言われると、こんな時「あぁ、よかった」と安どできればよいのですが、なかにはその結果が腑に落ちない患者さんもいます。
  たとえば、どうきや胸苦しさ、胸痛、息苦しさがつらい、だから、心臓が悪いのではと考えても無理もないでしょう。しかし、心電図そのほかの検査から、狭心症でもなければ心筋梗塞(こうそく)でもない、また、血圧も正常、呼吸器系にも異常はない。
「いろいろ調べても、からだに異常はありません。心配しないでいいですよ。」と説明されても、それで安心してからだの具合がよくなる患者さんばかりではありません。つまり、検査結果は正常でも、苦痛なからだの症状がとれないかぎり、患者さんは不安で次から次へと別な病(医)院を受診するようになるのです。
  身体化障害とは、こんな経過をたどることが多く、症状が数年にわたって続きます。その原因の多くは不明ですが、ときに性格やストレスと関連していることがあります。
  個人個人によって違いはありますが、出現する症状は実に多彩で、嘔吐(おうと)、嘔気、腹痛、下痢、鼓腸(ガスがたまり腹が張る)などの胃腸症状、手足や背中の痛み、関節痛、排尿痛、息切れ、どうき、胸痛、めまい、嚥下(えんか)困難、健忘(物忘れ)、失声(声が出なくなる)、失神、けいれん、歩行困難、まひ、排尿困難、また、性器あるいは直腸の焼けつくような感覚、性的無関心、性的不能、激しい生理痛など。とにかく、身体化障害の患者さんはこのように多種多様な症状に悩まされます。
  身体化障害が疑われる場合でも、適宜・適切な検査を受けることが大切です。医師との信頼関係が重要で、ときにストレスが解消され症状が改善される場合もあります。
  →三鷹市医師会TEL47-2155


■重度心身障害者手当の所得状況届の提出について 

〜 提出は8月31日(水)まで 〜

 手当の対象は常時複雑な介護を必要とする最重度の心身障がい者の方。所得制限があります。
年齢が65歳以上の方は対象となりません(例外あり)。現在、入所している障がい者施設によっては制限を受けることがあります。
20歳以上の方は本人の所得、20歳未満の方は扶養義務者の所得で制限を受けます。
※該当の方にはすでに書類を郵送しています。
くわしくは地域福祉課TEL内線2619へ。

扶養親族 控除後の所得額
 0人   3,604,000
 1人   3,984,000
 2人   4,364,000
 3人   4,744,000
 4人   5,124,000
 5人   5,504,000


■介護保険 施設サービス利用者負担額の変更

在宅サービスと施設サービスを受ける方の利用者負担額の公平性を図るため、施設サービスを受けている方の食費と居住費(滞在費)が10月のサービス分から原則自己負担となります。
  なお、所得の低い方には負担の限度額を設定し、超えた分は申請により介護保険から給付されます。
◆対象となる施設サービス 
介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、短期入所生活介護、短期入所療養介護を利用する場合。通所介護(デイサービス)、通所リハビリテーション(デイケア)の食費も全額自己負担になります。通所サービスには軽減制度は適用されません。
  くわしくは高齢者支援室TEL内線2684へ。


■国民健康保険「医療費のお知らせ」

国民健康保険に加入している世帯主の方に対して、8月25日(木)に「医療費のお知らせ」をお送りします。これは医療機関などからの請求に基づき、今年5月に受診した内容(接骨院については今年6月に市が接骨院から請求を受けたものが対象)をお知らせし、健康や医療、保健事業について認識を深めていただくためのものです。
  くわしくは保険課TEL内線2388へ。


■被爆者見舞金

対象は原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(平成6年法律第117号)第2条に定める被爆者健康手帳の交付を受けている方で、今年1月1日〜8月15日に引き続き三鷹市に居住し、住民基本台帳または外国人登録原票に登録をされている方。
  申請により被爆者見舞金(1万2千円)をお渡しします。
▼8月31日(水)(土・日曜日を除く)までに地域福祉課(市役所2階(22)番窓口)へ申し込む。
  →同課TEL内線2613


■レッツ・ウォーキング2

身体のゆがみを治して、内臓の働きを良くし、肩こりや腰痛を防止して心まで健康にしましょう!
▽9月6日(火)午後2時〜3時30分、総合保健センターで。講師は五臓六腑調整体操研究会の長島寿恵さん。タオル・水筒を持参、動きやすい服装で。
▼8月22日(月)から、同センターTEL46-3254へ申し込む。先着30人。


■こもれび ほっと・サークル

「65歳からのワンポイントメイク」

NPO法人こもれびでは、市との協働で、高齢者の方と毎月さまざまな活動を行っています。対象はおおむね65歳以上の方。
▽9月14日(水)午前10時〜正午、スペースS(下連雀1丁目)で。参加費300円。講師は美容家の正満たつる子さん。簡単にできるお化粧で素敵におしゃれを。
▼8月22日(月)午前9時からこもれび事務局TEL42-4469へ申し込む。先着10人。
◆こもれび電話相談142-4471 毎週水・金曜日の午後1時〜3時に、相談員が対応します。


■高齢者センターけやき苑「地域サービスデー」

高齢者疑似体験、車椅子体験、福祉機器展示、介護相談、ランチサービス、近隣店舗協力による模擬店などがあります。
▽9月11日(日)午前10時〜午後3時、同苑(深大寺2-29-13)で。
▼当日、直接会場へ。 
  ※車での来場はご遠慮ください。
  →同苑TEL34-5440


■介護保険事業計画検討市民会議

傍聴できます介護保険事業計画検討市民会議

第三期(平成18〜20年度)三鷹市介護保険事業計画を検討する市民会議(第3・4回)を開催します。
▽8月22日(月)・9月29日(木)午後7時〜9時(受付開始は6時45分から)、教育センター3階で。
▼当日、直接会場へ。
  →高齢者支援室TEL内線2684


■多摩府中保健所からのお知らせ

〜精神保健相談 専門医と保健師による個別相談〜

▽(1)精神保健医療相談=9月20日(火)・26日(月)、(2)思春期相談=9月21日(水)、(3)アルコール相談=9月12日(月)、いずれも午後2時〜4時。
▼事前に同保健所へ電話で申し込む。相談場所が武蔵野三鷹地域センター(旧三鷹武蔵野保健所)と三鷹市総合保健センターに分かれることがありますので、申し込みの際必ず場所を確認してください。
  ※相談日以外でも、保健師が相談に応じています(要予約)。


■学校・職場のいじめ電話相談

TEL042-340-4610
  いじめで苦しむ方、お気軽に電話ください。
◆相談日 8月31日(水)〜9月3日(土)、午前10時〜午後8時。2日(金)は24時間受付。5日(月)から毎週月曜日、午前10時〜午後8時常設。
  →三多摩「学校・職場のいじめ」ホットライン事務局TEL042-392-7045

 


■市民文芸

三鷹短歌会7月の秀歌
(選と評)金田 義直

夫の郷茂木産の枇杷のパック入り買ひて帰りぬ命日近し 横尾えり子
[評]作者にとってこの枇杷は「夫の枇杷」であり、買わずにはいられない枇杷なのだ。夫を偲ぶ気持ちがよく出ている。「命日近し」は蛇足か。

夫の忌の供花に加へしデルフィニウムの淡きブルーにこころも静もる 神宝満智子
[評]心静かに夫を偲ぶ気持ちが伝わって来る。「加へて」が効いている。デルフィニウムは和名では飛燕草、千鳥草と呼ばれている。

舗装路の細き割れ目に白く咲くベゴニアの花命逞し 浅野寿子
[評]タンポポやオオバコなどがこのような状態なのはよく見掛けるが園芸種であるベゴニアは珍しい。逆境に生きる逞しさに心が動かされたのだ。

葉隠れに茄子の花の紫が明らかに見ゆ雨脚のなか 八島靖夫
[評]雨風に煽られてさっきまで見えなかった茄子の花の紫が鮮やかに見えている。ただそれだけのことだが、気持ちよく詠われている。

鍵隠すは此処ときめたり地植ゑなる万年青葉叢の玉実光る側 高木文代
[評]試行錯誤の末にやっと安全が確信出来る場所を見つけ出した昂ぶりが初句によく出ているが、それ以下の表現はやや難解。鉢植えでなく地植えの万年青の葉の中とは考えたものだが、果たしてこれで安全かどうか。面白い歌。

ハナミズキの繁れる枝を剪定す切り過ぎぬやう幾たびも見て 棚木玲子
[評]樹形を整えるためと言うよりはむしろ、うっとうしさをなくす剪定なのだろう。「切り過ぎぬやう幾たびも見て」に素人の気配りが出ている。

田植えする裕徳稲荷の斎田に豊作歌ふ早乙女の歌 飯田淳美
[評]裕徳稲荷は佐賀県にあり三大稲荷の一つに数えられているだけに、お田植えの神事も荘厳そのもの。最近は機械植えが多く早乙女の姿は完全に見られなくなったが、神事にはまだ残っているのだろう。早苗を植える早乙女の艶やかさが目に浮かぶ。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

▲ページのトップへ

目次ページに戻る

トップページへ戻る


三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)