緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2005年7月17日2面

■「三鷹市自治体経営白書2005」が完成

このほど、「三鷹市自治体経営白書2005」(以下、「自治体経営白書」)を発行しました。
 今回で、「自治体経営白書」の発行も4冊目(4年目)となります。
 これまでも「自治体経営白書」では、成果だけでなく、未達成の課題や評価結果の思わしくなかった事業も明らかにしてきましたが、それは、行政が自己革新を進めるとともに、「いま三鷹に何が必要なのか、何を優先すべきなのか」を市民のみなさんと一緒に考えるためにも問題意識とその基礎となる情報を共有しなければならないとの基本方針によるものです。
 今後も、みなさんのご意見を伺いながら「自治体経営白書」の充実を図り、「創造的な自治体経営」の確立を目指していきます。
 →企画経営室行政評価担当TEL内線 2150・2151 FAX48-1419  【メール】kikaku@city.mitaka.lg.jp

自治体経営白書の構成と特徴

◆特別寄稿 三鷹市の自治体経営の分析
 三鷹市の自治体経営の現状や課題について、有識者による客観的で専門的な分析・解説として、地方自治総合研究所研究員の菅原敏夫さんによる「『三位一体改革』と三鷹市における財政的課題〜地域内・地域間の分権にむけて〜」を掲載しています。
◆第1章 基本構想で定める「自治体経営の基本的な考え方」に基づく取り組み
 基本構想に定める自治体経営の基本的な考え方にたって施策を展開した平成16年度の取り組みとして「あすのまち・三鷹」プロジェクトなど、11事業について掲載しています(表1)。
◆第2章 第3次基本計画の達成状況
【施策の進捗状況】
 第3次基本計画の達成状況に関して、基本計画を構成する全34施策の進捗状況とその成果について説明しています。基本計画では、34施策について「まちづくり指標」を設定し、各施策の目指す目標を可能な限り数値で示し、その達成状況を把握する取り組みを進めています。
 第2章では、このまちづくり指標の前期目標(平成16年)に対する平成16年度末時点の達成状況についてグラフを用いて分かりやすく説明するとともに、施策の成果や未達成の課題を明らかにすることにより施策の評価を行い、この評価をふまえた今後の展開も記しています。
 平成16年度の達成状況において、全まちづくり指標55件のうち、約6割の指標について前年度に比べて成果が向上しましたが、前期目標を達成したものが28件、達成に至らなかったものが23件、平成16年度の統計データなどがないものが4件という結果でした。
 なお基本計画は、前期の計画期間の満了をふまえ、平成17年3月に改定を行いました。この改定に当たっては、まちづくり指標の中期目標(平成19年度)および最終目標(平成22年度)の設定や修正を行うとともに、成果指向の計画行政をさらに推進するために、まちづくり指標の大幅な拡充を図り、改定前は55件であったものを85件に増やし、より多様な指標を用いて施策の推進・達成状況を明らかにすることとしました。
【事業評価の結果】
 基本計画に掲載する主要事業などの個別事業の取り組み状況と成果については、平成16年度の事業評価対象事業である100件の評価結果について、その概要を掲載しています。
 事業評価は、平成16年度は3年目の取り組みとなり、1次評価を行う主管部においても評価の作業の習熟や考え方の理解も進み、より客観的に、事業の進捗状況や成果を評価できるようになってきました。さらに、2次評価を行う事業評価審査会(企画部長・総務部長ほかで構成)においても、引き続き客観的で正確な評価を進めるために審査基準の設定を行いました。特に「効率性・経済性」の評価項目においては、レベル1の「高」とするには、事業の結果として予算の執行残が生じただけでなく、コスト削減を図った積極的な取り組みが示されなければならないとの厳しい基準を示し、評価を行っています。また、「進捗状況」や「成果」を評価するに当たっても、当初計画と執行結果との比較や、まちづくり指標の目標値と実績の数値などを精査することにより、より厳密で正確な評価を進めました(表2)。
◆第3章「各部の運営方針と目標」の達成状況
平成15年度から始めた「各部の運営方針と目標」の取り組みについて達成状況を掲載しています。「各部の運営方針と目標」は、(1)部の使命・目標に関する認識、(2)職員数、予算規模等の部の経営資源、(3)部の実施方針および個別事業の目標等で構成されていますが、平成16年度の達成状況については、個別事業とその目標の実績について説明しています。
なお前号で紹介したとおり、このほど平成17年度の「各部の運営方針と目標」を策定しましたが、詳細は自治体経営白書と同様にホームページでご覧になれます。また、市政資料室などで配布しています。
◆第4章 行財政システム改革大綱・実施方策の達成状況
 行財政システム改革大綱および同実施方策の平成16年度までの取り組みについて説明しています。平成12年度に策定した大綱と実施方策については、目標年度を平成17年度としていましたが、計画期間を1年前倒しをして、新たに「行財政改革アクションプラン2010」を平成17年3月に策定しています。そこで自治体経営白書では、旧計画の達成状況を明確にして、最終総括を行いました(表3)。
◆第5章 三鷹市の財政状況
 平成15年度までの決算データをもとに、三鷹市の歳入・歳出などに関する財政状況について説明するとともに、平成15年度のバランスシート・行政コスト計算書を掲載しています(バランスシート〔普通会計・市全体・連結〕は、表4のとおりです)。
◆資料編
 平成16年度の事業評価対象事業の評価表を掲載し、個々の事業の取り組み状況や成果を明らかにしています。また、平成15年度の財務諸表(詳細版)を掲載しています。

白書第・章に掲載している取り組み(表1)

「あすのまち・三鷹」プロジェクトの推進
第3次基本計画の改定
土地利用総合計画の改定
緑と水の基本計画の策定
行財政改革アクションプラン2010の策定
「創造的予算編成方式」の推進
軽自動車税のコンビニ収納
実践的な防災関係機関連携訓練
経営本部体制の構築と新たな課題に応じた組織改正
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の推進
インテリジェント・コミュニティトップ7の選出

※図表はPDFファイルをご覧下さい

「自治体経営白書2005」へのご意見をお寄せください

 このたびまとまった「自治体経営白書」について、ご意見、ご感想などをお寄せください。自治体経営白書の全文は三鷹市ホームページでご覧になれるほか、市政資料室(市役所2階)、市政窓口、図書館、各コミュニティセンターで冊子が閲覧できます。なお冊子は、市政資料室や市政窓口で配布しています。
 →企画経営室行政評価担当TEL内線2150・2151


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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