広報みたか2005年7月1日12面
■「笛の音楽隊2005」コンサート
小学生からシニアのアマチュア市民とプロの演奏家、総勢120人による楽しいリコーダー・オーケストラコンサートが7月9日(土)、芸術文化センターで開催されます。
出演するのは、三鷹市芸術文化振興財団で企画したワークショップ「笛の音楽隊」に応募したみなさん。昨年も大好評だったこのワークショップでは、2カ月間5回の合同練習を経てステージにのります。演奏曲目はハイドンやビバルディからディズニーメドレー、タイタニック、「世界に一つだけの花」「マツケン・サンバ」まで。指導と当日の指揮を務めるフルート奏者・一村誠也さんが、参加者の希望曲をきいて今回のために特別に編曲してくれました。
お子さんを預けて参加している大槻智枝さん(上連雀六丁目)は、小学生のころいつも、テレビの前でコマーシャルに合わせてリコーダーを吹いていたといいます。10数年ぶりにリコーダーと再会し、「毎日が楽しくなりました」と笑顔で話します。昨年、奥さんに誘われて参加した柴崎春雄さん(深大寺二丁目)は、「先生が作ってくれた音取り用のCDを毎日電車で真剣に聴きながら」コンサートにのぞみます。それでも練習の努力が報われ、仲間と舞台を作った経験が思いのほか楽しくて、今では自主グループ「三鷹笛の音楽隊」※の代表を引き受けています。
このほか、クラスメイトやお父さん、お母さんと一緒に申し込んだ25人の小学生や大学生の方など、それぞれが楽しそうに練習しています。
指導する一村誠也さんは、演奏活動のほかにファミリーコンサートの企画や、子どもが本物の音楽に触れるきっかけづくりとしての小学校出張演奏、音楽の先生を対象としたリコーダー教授法講習、音楽教科書の監修など、クラシック音楽の楽しさを多くの人に広める活動をしています。リコーダー・ワークショップは8年前、茨城県で始めました。一村さんご自身も意外だったのが、「みんなリコーダーが好き」で、子どものころ習っているので「楽器ができないと思っていた人にも合奏の楽しみが体験できる」こと。その後、同じ活動が埼玉、栃木、三鷹で行われ、いずれも大盛況。各地で「リコーダーの魅力に取り付かれた人たち」による自主グループ※が生まれました。今年になってグループの交流も始まり、今回の三鷹のコンサートにも他県の仲間が参加するほか、8月には合宿交流も行われます。
今回のコンサートでは、一村さんが所属するアンサンブル「ル・ヴァン・ファントーム」(=幻の風)と、NHK教育テレビ「うたえリコーダー」の金子健治さんと「東京リコーダーオーケストラ」も迎え、ロビーにはいろいろなリコーダーを体験できる特設ギャラリーも設置。アンコールでは舞台・客席全員での合奏も。ぜひ、ご自宅で眠っているリコーダーを持ってご来場ください。
◆「笛の音楽隊2005」コンサート 7月9日(土)午後3時開演、芸術文化センター風のホールで。全席自由、一般2千円、中・高校生1千円、小学生以下500円(3歳以下の方はご遠慮ください)。第1部=ル・ヴァン・ファントーム(フルート四重奏とピアノ) ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲より「スイス軍の行進」ほか。第2部=東京リコーダーオーケストラ J・Sバッハ「小フーガト短調」「ハウルの動く城」よりほか。第3部=ワークショップ受講者とプロ演奏会による合同演奏。
▼当日、直接会場へ。
※「三鷹笛の音楽隊」 昨年のワークショップ参加者大人22人、子ども14人が、一村先生の指導で月1回、主に芸術文化センター、連雀コミュニティセンターで練習。今秋、市民文化祭にも出演予定。
→芸術文化振興財団TEL47-5122
■小学生「環境ポスター」の入賞作品が決定
6月の環境月間に合わせて市内の小学生から募集した「環境ポスター」の入賞作品が決定しました。6月25日、三鷹産業プラザでアルピニストの野口健さんらを迎えて行われた「環境講演会」の席上では、賞状の贈呈式が行われました。市長賞を受賞した2年生の難波顕史くんは受賞した喜びとともに、「いつまでも僕たちのまちがきれいでいてほしい。」と話しをしてくれました。応募作品634点の中から受賞したのは次のみなさん(敬称略)です。
◆市長賞 難波顕史(二小2年)
◆教育長賞 宮優菜(東台小4年)
◆生活環境部長賞 森田弦喜(七小4年)
◆優秀賞 平山清彬(一小1年)、漆戸詠(四小1年)、及川和香奈(大沢台小2年)、大塚美侑(南浦小3年)、熊岡奏(三小4年)、今川拓也(中原小4年)、西尾夏紀(羽沢小5年)、池田優里(一小6年)、遠藤万葉(六小6年)、中谷友美(七小6年)
→ごみ対策課TEL内線2531
※写真はPDFファイルをご覧下さい。
■絵本館構想検討会議目メンバー募集
メンバー募集中
参加希望の方は、7月11日(月)までに、「子どもと絵本のかかわりについて思うこと」(800字以内)に、住所・氏名・電話番号・メールアドレスを添えて「〒181-8555三鷹市役所コミュニティ文化室絵本館担当」FAX45-5291・e-mail:komyunitei@city.mitaka.lg.jpへ申し込む(申込多数の場合は抽選)。
→同担当TEL内線2511
■本はともだち
18 よんでみない?
図書館では毎年、小学生向けに推薦図書リスト「よんでみない?」を発行しています。今月は、その中から5冊紹介します。
ここで紹介した本をお読みになりたい方は、図書館までお問い合せください。
「こねこのチョコレート」
B・K・ウィルソン 作
小林いづみ 訳/大社玲子 絵
/こぐま社
ジェニーは、弟の誕生日プレゼントに、こねこ形のチョコレートを買いました。でもその晩、ジェニーは自分で食べたくなってしまいます。〈低学年向き〉
「へろりのだいふく」
たかどのほうこ 作
たかべせいいち 絵/佼成出版社
村の動物たちに習字を教えているヤギのヤギマロ先生は、生徒が練習で使った半紙を、いつもこっそり晩ごはんにしていました。ところがある日、半紙以外の紙がまじっていて…。〈低学年向き〉
「さかなのかお」
なかのひろみ・まつざわせいじ 文 ともながたろ 絵/アリス館
この本では、魚の横顔だけでなく、前や上下、斜めからながめた顔を紹介しているので、思いがけない”ギョッ(魚)顔“を発見できます。〈中学年向き〉
「天才コオロギニューヨークへ」
ジョージ・セルデン 作
ガース・ウィリアムズ 絵
吉田新一 訳/あすなろ書房
コオロギのチェスターは、飼い主のマリオ少年一家を危機から救い、ニューヨーク中に一大旋風を巻き起こします。〈高学年向き〉
「スズメの大研究」
国松俊英 文/関口シュン 絵
PHP研究所
スズメがどんな生活をしているのか、本当の姿は意外と知られていません。そんな知られざるスズメの実態に迫ります。〈高学年向き〉
→三鷹図書館TEL43-9151
三鷹市長
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●第216回(7月9日まで放送) 三鷹駅の市政窓口が移転/第21回太宰治賞授賞式
●第217回(7月10日〜23日放送)市長が語るWTAトップワン
三鷹市市政情報番組
おはよう!三鷹市です
FMむさしの78.2MHz
月〜金曜日10:20〜25放送
広報みたかは三鷹市シルバー人材センター会員がお届けしています。
→シルバー人材センター
TEL48-6721
市外局番0422は省略しています
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり