広報みたか2005年7月1日1面
■市民との「協働」で高い評価！ 三鷹市がIT都市で世界のトップワンに
ニューヨークに本部を置く情報通信についての国際機関WTA（世界テレポート連合）によって、6月14日、三鷹市が2005年インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザ・イヤー（2005年の世界一）に選ばれました。
受賞は、ITを活用した市民や企業の活動と、行政とが「協働」して行うまちづくりの取り組み・成果が地域として高く評価されたものです。
日本からは過去に横須賀市がトップ7の一つに選ばれています。
→情報推進室TEL内線2141
WTA（世界テレポート連合）とは、情報通信や経済の効率化を推進するために1985年に設立された国際的な組織で、世界の116の団体、日本からはNTTドコモ、東京都などが参加しています。
この団体は1999年から、世界のITを活用して経済や文化、社会を発展させた優れた地域をインテリジェント・コミュニティとして表彰しています。
三鷹市は1月に2005年におけるトップ7に、さらに今回トップ1に選ばれました。
今回の受賞では、三鷹という地域が、1984年のINS実験以来、常に最先端の技術を取り入れてきた点をはじめとして、「SOHO CITY みたか構想」「市民プラン21会議」「あすのまち・三鷹推進協議会」「三鷹ネットワーク大学」など、市民や研究機関、企業、行政が「協働」（コラボレーション）によって、まちを活性化させ、まちづくりを行ってきたことが高く評価されました。
表彰部門の代表ジョン・G・ユングさんは、「東京郊外のこのまだ世界に知られていない都市は、シンガポールやトロントといった世界の著名な情報都市の中から今回の評価を獲得しました」と、三鷹市の受賞の「驚き」を表現しています。
なお、6月14日の受賞式は市議会開会中のため、清原慶子市長に代わり河村助役が参加、20日に市役所で記者発表が行われました。
◆2005年トップ7受賞団体 イシー・ル・モリノー（フランス）、ピライ（ブラジル）、シンガポール、サンダーランド（英国）、天津（中国）、トロント（カナダ） 三鷹（日本）
※写真はPDFファイルをご覧下さい。
◆WTAサイト http://www.worldteleport.org/
◆ICFサイト http://www.intelligentcommunity.org/html/TopSeven.html
◆三鷹市の受賞についてのサイト http://www.intelligentcommunity.org/art/pdf/ICF_2005_Recipients.pdf
■注目される三鷹市の取り組み 愛・地球博にも参加
「スローライフなIT都市」
「愛・地球博」三鷹市の展示・イベントにお越しください
三鷹市は、現在開催中の「愛・地球博」（愛知万博）に参加しています。これは、NPO法人スローライフ・ジャパンの呼びかけに応じたもので、ITを単に利便性の向上だけでなく、暮らしの豊かさやゆとりにつなげる、新たな『スローライフ』を提案するものです。
◆パネル展示
▽7月31日（日）まで、瀬戸会場市民パビリオンホール2階「対話ギャラリー」で。「スローライフなIT都市・三鷹」をテーマに、学校や地域におけるIT活用の取り組みや、三鷹の森ジブリ美術館、井の頭公園など憩いのスポットを写真で紹介します。あわせて、世界テレポート連合インテリジェント・コミュニティトップ1の受賞についても紹介しています。
◆ホールイベント「三鷹の日」
▽7月22日（金）午後2時30分〜4時、同パビリオン「対話劇場」（400席）で。職住近接のライフスタイルであるSOHOや、ITを活用した新たなコミュニティ活動を展開しているNPOのみなさんをゲストに招き、市長とのトークセッションを行います。出演は、三鷹市内で活躍するNPOのみなさんなど。
▼当日、直接会場へ。
→情報推進室TEL内線2141
■第15回 市長と語り合う会
テーマ「高校生と三鷹市を語る」
対象は市内在住・在学の高校生。
▽8月3日（水）午前10時〜11時30分、市役所で。
▼7月19日（火）までに（1）氏名（ふりがな）・（2）住所・（3）電話番号・（4）年齢・（5）性別・（6）語り合いたい内容を記入し、「〒181-8555三鷹市役所秘書広報課秘書係」・【メール】hisho@city.mitaka.lg.jp へ申し込む。定員10人（申込多数の場合は抽選）。
◆傍聴者募集 「市長と語り合う会傍聴希望」と（1）〜（5）を記入し、郵便かEメールで申し込む。定員5人（申込多数の場合は抽選）。
→秘書係TEL内線2010
■国勢調査員を募集 しています！
10月1日付けで全国一斉に実施される国勢調査の調査員を募集しています。プライバシーを守り責任をもって調査をできる、原則として20歳以上の方なら応募できます。
◆勤務 9月下旬〜10月中旬（9月中旬に説明会あり）
◆報酬(予定) 約8万5千円（2調査区約120世帯分）
▼企画経営室統計係(市役所第二庁舎4階)へ直接申し込む。
→同係TEL内線2168
■市長コラム 三鷹市長 清原慶子
三鷹駅・三鷹電車区 開業75周年を迎えて
三鷹駅は、市民の皆さんにとって通勤・通学やくらしのさまざまな用事で市外に出るための、そして、市外の皆さんを三鷹市にお迎えするための玄関でもあります。
6月25日、三鷹駅と三鷹電車区開業75周年記念式典が3、4番線ホームで行われ、私は地元を代表して祝辞を述べました。午前9時51分、三鷹駅開業と同年に誕生された公募の75歳の「一日駅長」さんの合図で、高尾駅行きの記念特別電車が運行されました。
特別公開の電車区や車両検査場には、懐かしい電車から最新の試験車まで多数が展示され、近隣の市民の皆さんはじめ多数の鉄道ファンが見学されました。
また、三鷹市内の多数の小学生が描いた三鷹駅の絵画が新型の展望型電車「四季彩号」の車内に展示されて、8月まで青梅線で運行されるそうです。
三鷹市は、「安全・安心のまちづくり」「バリアフリーのまちづくり」を最重点課題としています。これまでも市内の駅の安全については、鉄道事業者の方と協力して改善を図ってきています。三鷹駅南口デッキは来年3月末には完成予定ですが、三鷹駅は玉川上水の上にあるという地形のため工事上の困難等があり、バリアフリー化については未だ改善途上です。
私は、今後も駅の安全安心度とバリアフリー度の向上を、鉄道事業者の方との協働によって、さらにしっかりと進めていかなければならないとの想いを新たにしています。
（写真 清水一正三鷹駅長と共に）
※写真はPDFファイルをご覧下さい。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
