緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2005年3月20日11面

■三鷹ネットワーク大学プレ開講地域ケア特別講座
脳の健康を守る 〜IT社会と共生のために〜

  この秋の「三鷹ネットワーク大学(仮称)」本格オープンに先立ち、プレ開講として地域ケア特別講座を開催します。
  職場や家庭にIT機器が次々と入り込み、今までに体験したことがないような生活環境となっている昨今、これらIT技術とどのようにつき合っていくと脳の健康が維持できるのかお話いただきます。
  講師は(財)河野臨床医学研究所理事長で、「あすのまち・三鷹」推進協議会の実証実験「シニアeウォークプロジェクト」に医療アドバイザーとして参加いただいた築山節さん。
▽3月29日(火)午後7時〜8時30分、三鷹産業プラザ7階701会議室で。
▼3月25日(金)までに「あすのまち・三鷹」推進協議会事務局へ電話またはEメールで、氏名・住所・電話番号を連絡する。
  →同会事務局(下連雀3-38-4三鷹産業プラザ地下1階)TEL40-0313・mnet-u@mitaka.ne.jp


■文化財講演会「多摩の新田開発」

 三鷹市をはじめとする多摩地域の江戸時代の新田開発の様子について、首都江戸の成長・発展の話を交えながら解説します。
▽3月27日(日)午後2時〜4時、教育センター3階大研修室で。講師は東京学芸大学教育学部教授の大石学さん。
▼当日、直接会場へ。先着90人。
  →生涯学習課TEL内線3315


■市民活動のためのパッと目を引くチラシのつくり方

 活動団体にとって広報PRは、欠かせません。プロのデザイナーが「パッと目を引くチラシのつくり方」を優しく指導します。材料などは用意いたしますので、お気軽にご参加ください。対象は、市民活動をしている方または始めたいという方。▽(1)4月10日(日)、(2)23日(土)いずれも午後1時30分〜4時30分、市民協働センターで。講師はNPO法人コミュニティデザインネット代表の田中誠司さん。
▼希望日時などを同センターTEL46-0048・FAX46-0148・【メール】kyoudou@collabo-mitaka.jpへ申し込む。先着60人。


■戦後60年記念事業 市内の戦跡などの情報をお寄せください

 今年は第二次大戦が終わってからちょうど60年目の年にあたります。
  市では、戦争という過ちを二度と繰り返さないよう、戦争の記憶を新たにし、また次の世代に語り継いでいくために「戦後60年記念事業」を実施し、今なお残る市内の戦跡や戦争体験者の記憶などをまとめ、市民のみなさんに広くお伝えしていく予定です。
  調布飛行場跡、高射砲台、掩体壕、燃えたプラタナスの木などの市内に残る戦跡にまつわる情報や、そのほかの戦跡についての情報をお寄せください。みなさんからのたくさんの情報をお待ちしています。
◆連絡方法 4月11日(月)までに、電話・ファクス・Eメール・郵便で企画経営室へお知らせください。
  →同室TEL内線2115・FAX48-1419・【メール】kikaku@city.mitaka.lg.jp


■憲法のつどい展示団体を募集

 市では、5月14日(土)に三鷹市公会堂で、第26回「憲法を記念する市民のつどい」(講演、映画上映ほか)を開催します。
  このつどいで、憲法にかかわる展示を希望する市民団体を募集します。三鷹市公会堂のホワイエで、横180センチ×縦120センチのパネルボード1枚と机1台を使った展示ができます。なお、物品販売はできませんのでご了承ください。
▼企画経営室TEL内線2116へ問い合わせのうえ、4月8日(金)までに申し込む(申込多数の場合は抽選)。


■心のバリアフリーコラム

心のバリアを超えて 第3回

その人らしさを大切に

◆どっちなの 教えてよ

  久しぶりのお出掛けに心ウキウキ大好きな電車に乗り込んだK君。
「ん?」奥のシートに腰かけている人に目をとめてから、急にソワソワ落着かなくなりました。そのうち我慢できなくなってその人の前に行きました。顔をのぞき込んで「(あなたは)オトシヨリ?」「お年寄り?」と何度も尋ねました。
「シルバーシートはお年寄りの席よ」といつかお母さんに教えてもらったK君には、長い脚を組みイヤホーンをつけたその人が、どうしてもお年寄りとは思えないのです。でもシルバーシートに座っているのだからお年寄りなんだ。きっと。でも違うみたい……。頭の中は混乱してきました。本当はどっちなの。
  人を責めたり、ましてや嫌がらせなど思いもつかない、知的障がい者と言われているK君は、その若者に「なんだこいつ……」と思い切りにらみつけられました。

◆ちゃんと見てね

  赤いバンドの腕時計はNちゃんのお気に入り。ある日のこと、右手を差し出したNちゃん、手首を左手の指先で「ウン、ウン」とたたきました。「時計をはめてほしいのね」お母さんはすぐに察してはめてやりました。
  でもNちゃんは首を振り、また手首を指さします。「お父さんの時計がしたかったの、それともお兄ちゃんの?」あれこれ試すのですが納得しません。イライラしはじめたお母さんですが、ふっと一呼吸置いたとき、真っすぐなNちゃんの瞳がとび込んできました。「分かってよ」と訴え、なおも手首の一点を指さしている。そのとき「はっ」と気付いたのです。「ここ(親指の付け根)に文字盤がくるようにしてほしかったのね」Nちゃんははじけるような笑顔を見せました。そこは車椅子を動かすときにも見やすい位置でした。
  思いを言葉で伝えられなくてもあきらめなかった、いとおしいNちゃんでした。

◆みんなありがとう

  Y君(13歳)が初めて言葉を話したのは、8歳小学2年生の時でした。Y君は生まれながら脳に障がいを持ち、考える力の発達が遅れて育っている子どもです。Y君の障がいが分かった時、医師からこれからのことについて説明され、ご両親はこう思ったそうです。「私たちが元気な間は愛情いっぱいに育ててあげよう。でも、私たちが老いたらこの子はどこかの施設に行かなくてはならないのかな。初めての子が障がい児だと兄弟は無理かな。だってお兄ちゃんを頼むよって生むみたいだよな。」
  その後Y君は、北野ハピネスセンターに通った後、T保育園、O小学校心身障がい児学級、I小学校学童保育所に通いながら日々を過ごしていきます。そして、家に帰ると二人の弟たちが。そこには健常の子どもたちと一緒に過ごす生活がありました。
  Y君の日々は両親や医師を驚かせます。一人で歩き、よく笑い、人が好きになり、やりたいことや好きなこともいっぱい増えて。そんなY君を見てご両親は「この子なりに人生を楽しめそうじゃないか」と感じられるようになっていきました。
  ある日、夕食後に家族みんなでくつろいでいたら、Y君が「おとうさん、おかあさん」と話したのです。それまでは、赤ちゃんのように「アー、ウー」としか言わなかったのに。本当に突然のことでした。
  Y君は自分のことを好きな人がよく分かっていたのです。みんなとずっと一緒にいたいんです。それを言葉にして伝えたかったのです。Y君は今「ありがとう」が言えるようになりました。
(心のバリアフリー推進委員会)
  ※市内の知的障がいのある方は、646人です。内訳は、18歳未満が156人、18歳以上が490人(平成16年4月1日現在)。
  心のバリアフリー推進委員会は平成16年12月に、市と身体障がい者相談員(身体障がい者本人)、知的障がい者相談員(知的障がい者の親)、三鷹市障害者福祉懇談会のメンバーなどにより発足しました。


■大沢の水車経営農家の公開時間を一部変更

大沢の「水車経営農家」
土・日曜日は予約なしで見学可

4月から公開時間が午前10時からに

「武蔵野(野川流域)の水車経営農家」の公開開始時間がこれまで午前9時からでしたが、4月1日(金)からは午前10時からになります(公開終了時間は午後4時で変更はありません)。
  なお、昨年11月からは日曜日に加えて土曜日も事前の予約なしで見学ができるようになっています。まだ施設をご覧になったことがない方は、ぜひご見学ください。
「武蔵野(野川流域)の水車経営農家」
◆所在地 大沢6-10-15
◆公開時間 毎週金・土・日曜日午前10時〜午後4時(年末年始〈12月28日〜1月4日〉を除く)。
◆交通 JR三鷹駅南口から「朝日町」または「車返団地」行バス、竜源寺下車徒歩5分
◆見学 土・日曜日は、直接会場へ。市民解説員による解説も行っています。金曜日の見学と10人以上の団体で見学の場合は、事前に生涯学習課TEL内線3315へ電話で申し込む。


■くらしのテレホンガイド「みたか」サービスの終了について

 電話・ファクスにより市政情報の案内を行っている「くらしのテレホンガイド『みたか』」は3月末をもってサービスを終了します。
  これは、機器の老朽化によりサービス提供を続けることが困難な状況になったこと、また、利用実績が年々減少してきていることなどによるものです。
  提供している情報は、これまで以上に担当課やホームページ上で情報提供に努めます。また、休日における情報提供(休日診療の案内など)は、市役所代表電話TEL45-1151で当直者が案内をしています。お気軽にお問い合わせください。
  →情報推進室TEL内線2149


■お花見などによる飲酒事故にご注意を!

 3・4月は、年末年始に次いで急性アルコール中毒により救急車で病院に運ばれる方が多い時期です。
  これは、屋外のお花見などで開放感が増し適量以上に飲酒してしまうことに加え、転勤や異動などに伴う歓送迎会などで普段よりお酒を飲む機会が増えるためと思われます。
  毎年、このお花見のシーズン中(3月20日〜4月10日)東京消防庁管内では、急性アルコール中毒により100人を超える方が救急車で病院に運ばれています。
  三鷹消防署でも「都立井の頭恩賜公園」のお花見に多数の人出が予想されることから三鷹警察署・三鷹市消防団とともに公園内の警戒を実施します。
  →三鷹消防署TEL47-0119


■新米パパママの応急手当講習会

 対象は1歳未満の初めてのお子さんを持つ親。赤ちゃんの病気やけがに対する応急手当、人工呼吸・心臓マッサージなど。記念品つき。
▽4月9日(土)午前10時〜正午、立川防災館(立川市)で。
  くわしくは同館TEL042-521-1119へ。先着10組。


■スマトラ沖地震・津波義援金のお礼

 三鷹市と市内8団体((財)三鷹国際交流協会、国際基督教大学、ルーテル学院大学、杏林大学、(財)アジア・アフリカ文化財団、(財)中近東文化センター、JA東京むさし三鷹支店、三鷹商工会)との協働による、スマトラ沖地震・津波の被災者に対する募金の結果、総額で18万9千135円が集まりました。
  この義援金は、三鷹市社会福祉協議会を通じて、日本赤十字社に送金しました。ご協力をいただいたみなさんに改めてお礼申し上げます。
  →企画経営室TEL内線2115


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)