広報みたか2004年10月3日11面
■中近東文化センター企画展「ペルシアの陶器展」
中近東文化センター（大沢３－10－31）は、昭和54年の開館以来、日本における中近東文化研究の中心的な役割を果たしてきましたが、昨年12月から展示部門の一般公開を休止していました。
三鷹市では、武蔵野市と協力して、中近東文化センターの活動を支援していくことにしました。
展示再開の第１弾は企画展「ペルシアの陶器展」です。同センターと出光美術館が所蔵する約170点の陶器とともに、あまり知られていないイランの窯跡や窯道具、インド洋を越えて日本に運ばれたペルシア陶器などを紹介します。
◆開催期間 10月１日（金）～平成17年２月19日（土）の水・金・土曜日の週3日、午前10時～午後５時（入館は午後４時30分まで）。
◆入館料 三鷹市、武蔵野市在住の方は、優待料金100円。
※免許証、保険証、住民票、外国人登録証明書などの住所がわかるものを必ずお持ちください。
65歳以上と中学生以下は無料。一般800円、高大学生500円。
◆展示解説 企画展中の毎月第１・第３土曜日午後１時から、展示解説があります。
※写真など詳しくはPDFファイルをご参照下さい。
講演会
いずれも午後２時から同センターで。講師は同センター研究員の岡野智彦さん。
（1）「ペルシア陶器の歴史を辿る」＝10月23日（土）
（2）「日本に運ばれたイスラーム陶器」＝11月27日（土）
（3）「ペルシア陶器を焼いた窯とイランの現代の窯業」＝平成17年２月12日（土）
→事前に同センターTEL32－7111・FAX31－9453へ申し込む。聴講料300円、定員100人。
※講演会の日程、内容は変更される場合があります。
■三木露風資料公開の開催
没後40年を記念して、４月にご遺族よりご寄贈いただいた貴重な資料の中から後半生に書いた詩稿、散文、色紙、直筆の創作ノートや書簡などの一部を公開します。
▽10月25日（月）～29日（金）午前８時30分～午後５時（29日は４時30分まで）、市役所２階市民サロンで。
→コミュニティ文化室TEL内線２５１１
■作家の全貌展～山本有三文学のすべて～
10月５日（火）～12月19日（日）
山本有三記念館
理想家にして実践家だった山本有三は、長編小説だけでなはく戯曲で活躍し、エッセイにも注目すべきものがあります。本展では、有三の全貌を見るために昭和49年（享年86歳）までの60余年の作家生活を総覧します。
また、これまでの展覧会の総集編として、有三の作家像をまとめ、近年の新資料を紹介する企画展冊子（500円）も販売します。
◆休館日 月曜日（月曜日が祝日の場合は開館し、祝日を除く翌日と翌々日を休館）
◆開館時間 午前９時30分～午後４時30分
→同館TEL42-６２３３
～ドラマチックな語りかけ～
「生きとし生けるもの」より
山本有三は、劇作を原点とし、耳で伝わる文学を目指しました。その有三文学を朗読することにより、作品の語りや会話体はどのように蘇るでしょうか。
文学座俳優の瀬戸口郁さんに、有三最初の長編小説「生きとし生けるもの」の中から抜粋して朗読していただきます。
▽10月30日（土）午後３時～４時30分、山本有三記念館で。
▼10月16日（土）までに、往復はがきに住所・氏名・電話番号・「10月30日朗読会」と記入し「〒181-００１３下連雀２-12-27山本有三記念館」へ郵送で申し込む。定員40人。１人一通（一通で２人まで申込可、申込多数の場合は抽選）。 ※写真はPDFファイルをご参照下さい。
■美術ギャラリー「牛腸茂雄展 －自己と他者－」
見慣れた街の中で』
『SELF AND OTHERS』
『日々』 ※写真など詳しくはPDFファイルをご参照下さい。
10月24日（日）まで開催
（財）三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー、共同通信社主催
「自己と他者」という普遍的なテーマで写真を撮り続けた写真家・牛腸（ごちょう）茂雄は、36歳の若さでこの世を去りました。本展は、牛腸が生前残した３冊の写真集の全作品のほか、桑沢デザイン研究所時代の課題作品やインクブロット作品なども展示され、本格的な回顧展となります。第一会場となる美術ギャラリーで写真集『日々』『SELF
AND OTHERS』、第二会場の芸術文化センターで『見慣れた街の中で』などが展示されます。また、第二会場では映画『SELF AND OTHERS』（佐藤真監督・2000年）のビデオ上映も行います。
◆会場 第一会場／三鷹市美術ギャラリー、第二会場／芸術文化センター・アートスタジオ
◆休館日 月曜日（10月11日（祝）は開館）・10月12日（火）
◆開館時間 午前10時～午後８時（入館は7時30分まで）
◆観覧料 一般800円・学生（中・高・大）500円
※65歳以上、小学生以下および障害者の方は無料
※20人以上の団体（一般）は２割引き
※第一・第二会場および映画のすべてがご覧になれます。
→三鷹市美術ギャラリーTEL79－0033
■チケットインフォメーション
三鷹市芸術文化振興財団
（三鷹市芸術文化センター内）
TEL47―5122 http://mitaka.jpn.org●友の会MARCL（マークル）
主催事業のチケットに関して色々な特典があります。（年会費2,000円）
（1）優先予約 （2）割引（1公演2枚まで）（3）無料郵送（口座振替ご利用の場合）（4）芸術文化センター内レストランの割引。
申込即日から優先予約もできます。
★印の公演には託児サービスがあります。
※料金500円、要予約、対象：1歳半から未就学児、定員10人
●三鷹市芸術文化センター 星のホール
★MITAKA "Next" Selection 5th.
10月21日E～24A＜全５公演＞
《ペンギンプルペイルパイルズ》
『246番地の雰囲気』
10月21日（木）19:00 22日（金）19:00 23日（土）14:00／19:00 24日（日）14:00全席指定
前売：会員＝2,500円 一般＝2,800円
当日：会員＝2,700円 一般＝3,000円
高校生以下＝1,000円
ある探偵を主人公に繰り広げられる、謎に包まれた街とそこに暮らす人々のミステリー。2004年岸田國士戯曲賞受賞の倉持裕の最新作。
●三鷹市芸術文化センター 風のホール
★ウィークエンド・クラシック・サロン“音の散歩道”V
本田美奈子．＆高野二郎 with 青いサカナ室内合奏団
「アーリー・クリスマスコンサート」
12月４日（土）14:00開演 全席指定
会員＝3,000円、一般＝3,500円、学生＝1.800円
出演者との交流パーティ（40人・要予約）＝3000円（※本田美奈子.さんの出席は冒頭20分程度となります）
企画監修・お話／池田卓夫（日経新聞文化部編集委員）
出演／本田美奈子.（ソプラノ）、高野二郎（テノール）、神田慶一（アレンジ・指揮・ピアノ）＆青いサカナ室内合奏団
曲目／「ジュピター」「昴」「タイム・トゥー・セイ・グッバイ」など
アイドルとしてデビューし、現在はミュージカル女優として活躍中の本田美奈子.さんと、日本のオペラ界きっての若手テノール歌手、高野二郎さん。ポップスからクラシックまでジャンルを超えた幅広い歌の世界をお楽しみください。
本田美奈子 高野二郎 ※写真はPDFファイルをご参照下さい。
★沼尻竜典＆トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ 35th
2004年末スペシャル～ヘンデル：オラトリオ「メサイア」
12月28日（火）18:30開演 全席指定
会員＝3,000円 一般＝3,500円
学生＝1,800円
「沼尻竜典の贈るニューイヤーコンサート」とのセット券
会員＝5,500円 一般＝6,500円
出演／沼尻竜典（指揮）、林美智子（ソプラノ）、栗林朋子（アルト）、高橋淳（テノール）黒田博（バリトン）、東京ハインリッヒ・シュッツ合唱団 （合唱指揮：淡野弓子）、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ
曲目／ヘンデル：オラトリオ「メサイア」
第１線での活躍がめざましい二期会若手トップ歌手たちをソリストに迎え「ハレルヤコーラス」が有名な「メサイア」を、ＴＭＰの精緻なアンサンブルによりお楽しみいただきます。
林美智子 沼尻竜典 ※写真はPDFファイルをご参照下さい。
★沼尻竜典＆トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ 36th
「ニューイヤーコンサート～モーツァルトとヨハン・シュトラウスの午後」
１月９日（日）13:30開演 全席指定
13:30～ ＭＪＯプレコンサート
14:00～ ニューイヤーコンサート
会員＝3,000円 一般＝3,500円 学生＝1,800円
「2004年末スペシャル」とのセット券
会員＝5,500円 一般＝6,500円
出演／沼尻竜典（指揮）、鵜木絵里（ソプラノ）、篠崎和子（ハープ）、岩佐和弘（フルート）、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ
曲目／ドヴォルザーク：スラブ舞曲第１番
ヨハン・シュトラウスⅡ世：喜歌劇「こうもり」より序曲、アデーレのクプレ、ワルツ「春の声」ほか二期会で今最も注目のソプラノ、鵜木絵里さんらをゲストに迎え、華やかに新年を祝います。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
