緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2004年8月15日7面

■防災特集

総合防災訓練に参加しよう〜

■お気軽にお越しください

今年度の三鷹市総合防災訓練は、「発生の可能性が指摘されていた南関東直下地震が発生し、三鷹市で震度6強を記録。市内に大きな被害が出た」ことを前提に、市内7地区の自主防災組織が中心となり「自分たちのまちは、自分たちで守る」を合い言葉として、市民のみなさんの防災力向上を目的に実働的な訓練を中心に実施します。各地区の訓練実施概要は左欄をご覧ください。
 訓練会場では、消火器による初期消火訓練、人形をモデルとした心肺蘇生法や三角巾を使用した包帯法の応急救護訓練、災害時医療の実施方法を学ぶ訓練、災害時の炊き出し訓練などを体験することができます。
 7地区のうち9月1日(水)に実施する東部地区、西部地区、大沢地区では、訓練会場となる各学校の児童・生徒も訓練に参加します。特に心身ともに成長の著しい中学生は、災害発生時の貴重な人材として期待されています。
 みなさんも各地区の総合防災訓練に参加して自助の力を向上させ、いざという時にご自身の身の安全そしてご家族を守るための防災行動力を身に付けてください。

■今年のメーン会場は第六中学校

メーン会場である第六中学校での防災訓練は、主に防災活動体験訓練と救出救助・医療救護活動の見学訓練に分かれています。
 防災活動体験は、A〜Eの5つのエリアに約50カ所の体験訓練のコーナーを用意しています。
 また、救出救助・医療救護活動は、地元自主防災組織や消防団が倒壊家屋に取り残された被災者を、倒壊危険ビルと想定した校舎からは消防署隊が被災者を救出救助し、そして医療救護テントでは、搬送された多数の傷病者がいる混乱した中で、医師などにより災害時医療を実演します。
 このほか、非常用食糧の配布なども予定しています。

■中学生は貴重な地域の防災力

全国的な高齢化現象の中、三鷹市は、ベッドタウンとしての性格が強く、人口約17万1千人のうち、通勤・通学者あわせて約6万人の市民が昼間市外へ流出しています。もしそんな平日の昼間に大地震が襲ったら…。
 そんな時必ず市内にいて頼れる存在が中学生です。市内7中学の全校生徒を合わせると、約2千850人。彼ら一人ひとりが防災技術を身に付ければ、貴重な地域の防災力となります。
 今年は、市立中学校5校の三年生全員が卒業する前までに普通救命講習を受講し、応急救命の技能を身に付けることになっています。

●防災行動力チェック●※くわしくはPDFの図をご覧下さい。

突然、大地震が襲いました。
1 今いる場所は、大地震が来ても安全である。
 □ はい   □ いいえ
直後に、台所の調理中のフライパンから出火しました。
2 わが家には、消火器が備えてあり、使用方法も知っている。
 □ はい   □ いいえ
屋外の様子を見たら、隣の家の塀が崩れ、そばで倒れている人がいました。
3 ケガをした人、意識がない人等の応急手当の方法を知っている。
 □ はい   □ いいえ
ついにわが家にも火の手が迫ってきました。
4 近くの避難場所とそこまでの安全な避難経路を確認済みである。
 □ はい   □ いいえ
家族それぞれが異なる場所にいるときに被災しました。
5 災害時に家族の安否を確認する方法を決めている。
 □ はい   □ いいえ
いざというときに適切な防災行動をとるため、防災技術の習得も大切です。
6 ここ3年の間に、防災訓練に参加した。
 □ はい   □ いいえ

■防災Topics1 救命の担い手・中学生を対象とした、救命講習会を開催

 7月13日に、第六中学校の生徒を対象とした講習会が同校体育館で行われました。講習会には3年生144人が参加し、東京消防庁三鷹消防署の救急救命士が指導。人形を使っての人工呼吸法や心配蘇生法、三角巾による止血法など、生徒たちは真剣な表情で実践的な救命法を学んでいました。生徒たちには、後日、普通救命講習会の受講修了証が手渡されます。 ※くわしくはPDFの写真をご覧下さい。

〜救命講習を受講するには〜
 救命講習会は、コミュニティセンターや三鷹消防署で受講できます。講習会には半日コースの普通救命と一日コースの上級救命があります。
 くわしくは、お近くのコミュニティセンターまたは三鷹消防署TEL47‐0119へ。

■防災Topics2 マンションなどの防災はご近所の連帯から

新川中原地区
災害対策連合会 会長 井上尋之さん※くわしくはPDFの写真をご覧下さい。
 およそ1万9千130戸の住民が暮らす新川中原地区は、市内でも自主防災活動が活発なところ。しかし、その一方で、都営アパートや民間マンションなども多く、「集合住宅の住民への防災の徹底」が大きな課題ともなっています。新川中原地区災害対策連合会の会長であり、かつて新川・島屋敷通り団地の自治会長も務めた井上尋之さんにお話をうかがいました。
「防火水槽の用意などハード面での防災はまずまずの状況です。しかしソフト面、とりわけ『住民の組織化』という点でまだまだ不十分な点もあります。中高層の集合住宅では自治会が未組織であることも多く、また、共働きで住民が不在がちであることも少なくありません。地域住民の連帯は、防災の基本。ご近所同士が顔見知りであれば、『あそこの家にはお年寄りがいる』とか『家の壊れた箇所の補修をあの人に頼もう』といったことも、災害時にすぐわかるわけです。これからも、住民の方々へ積極的に声をかけていきたいですね」

■チャレンジ! 防災体験ラリー※くわしくはPDFの図をご覧下さい。

メーン会場 9月1日(水)東部地区※くわしくはPDFの地図をご覧下さい。
会場:第六中学校
時間:午前10時20分〜午後0時30分
主催:三鷹市東部住区防災連合会
    三鷹市

9月5日(日)井の頭地区※くわしくはPDFの地図をご覧下さい。
会場:井の頭コミュニティセンター本館
時間:午前10時〜正午
主催:三鷹市井の頭地区住民協議会、三鷹市
<訓練項目>
出火防止、初期消火、避難誘導、応急救護、本部設置運営、避難所設置、給食給水

8月29日(日)駅前地区※くわしくはPDFの地図をご覧下さい。
会場:三鷹産業プラザ前道路
時間:午前10時〜正午
主催:駅前地区自主防災連合会、三鷹市
<訓練項目>
出火防止、初期消火、可搬ポンプ運用、避難誘導、応急救護、煙ハウス体験、本部設置運営、給食給水、はしご車救出訓練、情報伝達、災害弱者対策、119番通報訓練

9月5日(日)連雀地区※くわしくはPDFの地図をご覧下さい。
会場:南浦小学校
時間:午前10時〜正午
主催:連雀地区住民協議会・防災対策特別委員会、
    三鷹市
<訓練項目>
出火防止、初期消火、可搬ポンプ運用、避難誘導、消防活動、応急救護、トリアージ、本部設置運営、給食給水、はしご車救出訓練、情報伝達

9月1日(水)大沢地区※くわしくはPDFの地図をご覧下さい。
会場:大沢台小学校
時間:午前10時〜正午
主催:大沢地域防災対策本部、三鷹市
<訓練項目>
出火防止、初期消火、可搬ポンプ運用、避難誘導、消防活動、救出救護、応急救護、本部設置運営、給食給水、情報伝達

9月5日(日)新川中原地区※くわしくはPDFの地図をご覧下さい。
会場:新川あおやぎ公園ほか
時間:午前9時〜11時30分
主催:新川中原地区災害対策連合会、三鷹市
<訓練項目>
出火防止、初期消火、消防活動、救出救助、応急救護、医療救護、トリアージ、本部設置運営、給食給水、情報伝達、伝言ダイヤル、災害弱者対策

9月1日(水)西部地区※くわしくはPDFの地図をご覧下さい。
会場:第二中学校
時間:午前10時30分〜午後0時30分
主催:三鷹市西部地区住民協議会、三鷹市
<訓練項目>
出火防止、初期消火、可搬ポンプ運用、消防活動、応急救護、本部設置運営、給食給水、情報伝達


※詳細はPDFをご覧ください。


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