緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2004年8月1日7面

■アテネオリンピック・パラリンピック特集 〜三鷹市アテネ・サポーター宣言〜

「いつも通り、勝つことだけを考えて」
  鈴木桂治すずきけいじさん(柔道 超級)
オリンピックが近づいてきて多少の緊張はありますが、気分的にはいつもとあまり変わりません。稽古に入れば集中でき、それ以外のときは柔道のことを忘れてリラックスできるという、とても良い状態にあります。子どものころ、スポーツをやっていれば、誰でも「オリンピックに出てみたい」と思うのではないでしょうか。僕もその一人でしたから、ついに夢が叶ったのです。通常の大会と変わることなく、試合に勝つことだけをアテネではめざしています。
 出場する100キロ超級は体重の上限がありません。いま僕は108キロぐらいで、おそらくこの階級では小さいほうだと思います。自分より大きな選手と戦うわけですが、それを楽しみ、その結果、自分が勝ち、見ているみなさんに喜んでもらえればうれしいですね。
[ プロフィール ]
1980年6月3日生まれ。昨年の世界選手権での無差別級優勝をはじめ輝かしい戦歴を誇る。今年4月の全日本選手権大会の決勝で、シドニー五輪金メダリスト・井上康生を下して初優勝。アテネ五輪100超級代表の座を勝ち取った。得意技は大外刈り、内股。段位は4段、組手は左、平成管財1所属。国士舘大学大学院に在学中。184、108。

「なにがなんでも勝ちたいという戦いぶりを見てほしい」
 内柴正人さん(柔道66キロ級)
小さいころからの夢、それがオリンピックです。しかし、一時は選手をやめようかと思ったこともあり、その目標も遠ざかっていました。それでも、結婚を機に、また柔道をがんばろうと思い直すことができ、努力の結果、アテネの切符を獲得することができました。現在は、心身ともにコンディションが良く、大会までの残りの期間でさらに調子を上げていけるものと思っています。僕の柔道は、技を見せるというより、気持ちで戦っていく面が強いので、アテネでは、なにがなんでも勝ちたいという気持ちが戦いぶりに表れているところに注目してほしいですね。
[ プロフィール ]
1978年6月17日生まれ。かつては60級のホープとして活躍したが、'03年の全日本選抜体重別で減量に失敗して失格。五輪強化指定選手からも外されるなど、どん底を体験した。階級を66に上げて、見事カムバック。再び勝利を重ねるようになった。得意技は払い腰、巴投げ。段位は3段、組手は左、旭化成工業1所属。160センチ、66キロ。

「見ている人に熱いもの伝えたい」
 酒井與惠さかいともえさん(サッカー女子)
初めての出場なので、とてもうれしく思っています。小学校3年でサッカーを始めましたが、小学校の卒業文集に「オリンピックに出たい」と書いています。女子サッカーがまだオリンピックの正式種目でもない時期なのに…。それくらい自分にとってはオリンピックは憧れの存在だったんです。
 でも、オリンピックへの出場だけで満足することなく、今回は、チーム一丸となってメダル獲得をめざします。4月の試合では、たくさんのお客さんの声援に鳥肌が立ちました。あのような、見ている人に何か熱いものを伝えられる試合をアテネでもしたいですね。ケガに気をつけてがんばりたいと思います。
[ プロフィール ]
1978年5月27日生まれ。小学3年生でサッカーを始め、中学1年で日テレ・メニーナ(ファーム)、中学3年で日テレ・ベレーザへ。'97年、日本代表に初選出以来、日本代表の常連に。'99・'03年、女子ワールドカップに出場。Lリーグで、7年連続ベストイレブン、2年連続最優秀選手に選出され、チームと代表に欠かせないMFとなっている。158センチ、48キロ。

F.C.TOKYO
「 一戦一戦を大事に、悔いの残らない大会にしたい」
 石川直宏いしかわなおひろさん(サッカー男子)
アテネでは日本の代表として、自信を持ってプレーをしたいと思います。これまで僕を支えてくれたチームメイト、スタッフ、家族そしてファンに感謝をしています。応援してくれるみなさんに喜んでもらえるよう、一戦一戦を大事に、悔いの残らない大会にしたいと思います。
[ プロフィール ]
1981年5月12日生まれ。'00年横浜F・マリノスでデビュー。各年代の日本代表として活躍。'02年よりFC東京へ移籍。高速のドリブル突破に加えて右サイドでありながら左足でもクロスやシュートを決められるキック力を備えたMF。五輪代表でも攻撃の切り札として欠かせない存在。175センチ、68キロ。

「一番いい色のメダルを取ってきます」
 茂庭照幸もにわてるゆきさん(サッカー男子)
オリンピック代表に選出されてとてもうれしく思います。(代表に)選ばれる自信はありました(笑)。オリンピックでは、全試合フル出場して、一番いい色のメダルを取って、みなさんの前でまたあいさつしたいと思います。(写真は三鷹商工まつりで)
[ プロフィール ]
1981年9月8日生まれ。'99年ベルマーレ平塚で高校時代にデビュー。各年代の日本代表に選ばれ、'02年よりFC東京へ移籍。DFとしてつねに落ち着いた守備を見せ、1対1の局面では日本人トップクラスの強さを発揮する。181センチ、77キロ。

「全力で取り組み、精一杯戦います」
 今野泰幸こんのやすゆきさん(サッカー男子)
いい選手が大勢いる中で、競争して勝ち抜けたことが大きく、大変うれしいです。これからも全力で取り組み、絶対にスタメンで試合に出られるようにがんばります。ワールドユースで世界と戦う楽しさを知ったと同時に、やり残したこともあるので、精一杯戦いたいと思います。
[ プロフィール ]
1983年1月25日生まれ。東北高校時代、全国高校サッカー選手権で優秀選手に選出される。'01年高校卒業後コンサドーレ札幌に入団。'03年ワールドユース日本代表となり、世界を相手に対等の戦いを見せる。'04年FC東京へ移籍。攻守のバランスに優れ、高いディフェンス能力を持つボランチとして五輪代表に欠かせない存在。178センチ、69キロ。

「オリンピックはみんなの努力に対して与えられた機会」
 後藤春日ごとうはるひさん(ソフトボール国際審判員)
今年で審判員の活動は20年になりますが、このたび与えられた機会は、今まで一緒に共通の目標に向かって積み上げてきた先輩や仲間たちみんなの努力全体に対していただいたものと思っています。そのことをオリンピックのあるなしにかかわらず、忘れずにいたい。そして、オリンピックの地にいられることに感謝と喜びをもって、責任を果たして帰ってきたいと思います。
 試合では、選手たち同様、審判員もチームワークが大事です。国際試合では、ひとつの試合を、言葉も文化も違う審判員が力を合わせて進行していきます。私自身、日本の試合は担当しませんが、みなさんには日本チームのはつらつとしたプレーを通して、ソフトボールの魅力を満喫していただければと思います。
[ プロフィール ]
1963年10月25日、小金井市生まれ。'99年に仕事の関係で三鷹市へ。現在も市内在住・在勤。'02年に国際審判員の資格取得後、'02年8月にJAPAN CUP国際ソフトボール大会(神奈川県)、'03年3月にアジア・オセアニア地区オリンピック予選(シドニー)、'03年10月に世界女子ジュニアソフトボール選手権(南京)で審判を務める。

「みなさんも、オリンピックの参加者」

市原則之さん(JOC常務理事/北野在住)

 今回のアテネでは、メダル数で24〜25個、そのうち金メダルは10個は取ってもらえれば、と願っています。
 「オリンピックは、参加することに意義がある」という有名な言葉がありますが、まさにその通りで、競技者や関係者だけでなく、お茶の間で観戦するみなさんもオリンピックの参加者なのです。三鷹市ゆかりの選手を親身に応援するのもいいですし、その競技を深く知っている人は専門的な見方をしてもいい。それぞれの立場、それぞれの応援のしかたで、大会を楽しんでほしいですね。
プロフィール
1941年、広島県生まれ。'69年に湧永製薬に入社し、ハンドボール日本代表として活躍し、現在、同社顧問。'84年ロサンゼルス・オリンピック男子ハンドボール監督。現在、JOC常務理事・JOCゴールドプラン委員長、日本ハンドボール機構会長を務める。

「私たちも応援しています!」

浅野良一さん(石坂・大島選手の近所の酒店さん)
「 “近所の子”がオリンピックに出場する気持ち」
 塚原家とは長いおつきあいとなります。直也君は赤ちゃんのころからよく知っていますし、また、石坂選手や大島選手も顔なじみです。彼女たちは、クラブと学校との往復にうちの店の前を通りますが、しっかりあいさつしてくれます。私としては、“近所の子”がオリンピックに出場する気持ちですね。ケガに気をつけて実力を発揮してほしいと願っています。

富沢 隆さん(内柴選手の大家さん)
「赤ちゃんが生まれた内柴選手、がんばれ!」
 内柴選手一家が住む家の大家をしていて、お互いの愛犬が“夫婦”となって子犬を生んだこともあり、家族ぐるみでおつきあいさせていただいています。内柴さんは明るく気取らない人で、サインを頼んでも「僕でいいんですか?」と答えるような謙虚な人柄。6月に長男の輝(ひかる)君が生まれたので、赤ちゃんのためにもがんばってほしいですね。

狩野舞子さん(女子バレー全日本強化選手)
「苦しいときの選手のがんばりを見てください」
 オリンピックは目標です。5月のオリンピック最終予選ではチームと一緒に行動しましたが、いろいろと勉強になりました。この経験を生かして、次の北京オリンピックに出場できるようがんばりたいと思っています。
 全日本女子チームには、オリンピックではとにかくがんばってほしい。テレビなどで観戦するみなさんには、チームが苦しい状況になったときの選手たちのがんばりを見てほしいと思います。
[ プロフィール ]
 1988年7月15日、三鷹市生まれ。16歳。八王子実践高校1年。四小4年のときに、市内の大沢スポーツクラブでバレーボールを始める。5月に開催されたアテネ五輪最終予選では、15歳で代表候補に選出された。184センチ、65キロ。最高到達点303センチ。

代表選手の激励会を開催
 去る7月15日、アテネオリンピック・パラリンピックに出場する三鷹市ゆかりの選手たちが市役所を訪問。市長らとの懇談会と選手激励会に臨みました。市役所1階市民ホールでの激励会では、各選手がアテネへの意気込みを語り、市民から大きな拍手を浴びました。


※詳細はPDFをご覧ください。


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