広報みたか2004年8月1日1面
■みたか平和のつどい
世代をこえて平和を考える日
１９４５年（昭和20年）８月、人類史上初の原子爆弾が広島・長崎に投下されたのは今から59年前のことです。その年の８月15日、第二次世界大戦はようやく終わりを迎えました。半世紀以上の年月を経た今、風化しつつある戦争の悲惨さについて考え学び、次の世代に伝えてゆくこと、それは平和を守るために私たちがなすべき大切な役目です。
市では、昭和57年に「三鷹市非核都市宣言」、平成４年には「三鷹市における平和施策の推進に関する条例」を制定し、平和事業の積極的な推進を図っています。さらに毎年８月を平和強調月間と位置づけ、今年も８月15日を中心としたさまざまな平和の催しを行います。みなさんの参加をお待ちしております。
→企画経営室TEL内線２１１５・地域福祉課TEL内線２６１４
戦没者追悼式並びに平和祈念式典
午前10時15分〜午後０時５分
三鷹市公会堂
第二次世界大戦で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、恒久平和を願う式典です。手話通訳付き。
◇献花
◇コーラス（女声合唱「調サロン」）
◇追悼と平和祈念のことば
◇いま語り伝えたいこと
被爆体験談（三鷹市被爆者の会）
朗読「いま語り伝えたいこと〜三鷹戦時下の体験（抜粋）」（朗読研究会）
◇黙とう
※午前９時50分〜午後３時30分の間、ロビーにて献花ができます。
仙川公園における献花
午前９時〜10時30分（荒天中止）
仙川公園・平和の像前
三鷹市民の平和へのおもいが託され、多くの方からの浄財により建立された「平和の像」の前で、どなたでも献花ができます。
※戦没者追悼式並びに平和祈念式典会場（三鷹市公会堂）までの連絡バスを午前９時30分・50分の２回運行します。
中国帰国者の会三鷹支部による展示コーナー
午前９時50分〜午後３時30分
三鷹市公会堂ロビー
中国帰国者の会によるパネル展示です。
平和アニメ上映会
午後１時20分〜３時18分（１時開場）
三鷹市公会堂ホール
◆「トビウオのぼうやはびょうきです」
（午後１時20分〜１時39分）
ある日、火の玉のような大爆発がおこり、海の底は大あらしに。そのあと空からふってきた白い灰をかぶったトビウオのぼうやは病気で寝たきりになってしまい…。１９５４年、太平洋のビキニ環礁で行われた水爆実験をもとにした話。
◆「かんからさんしん」
（午後２時〜３時18分）
”かんからさんしん“とは、空き缶と棒や落下傘の紐などで作った沖縄の三線（三味線）のことで、戦中から戦後、収容所や疎開先で作られた。太平洋戦争末期、激戦の続いていた沖縄を舞台に、生きることの意味を三線にのせて唄う人々の姿を描いた物語。
▼いずれも当日、直接会場へ。
平和展「原爆と人間展」
原爆投下の「あの日」から、被害者の半世紀におよぶ苦悩とたたかいの様子を伝えます。長崎の原爆投下時に被災した柱時計や瓦など実物の資料の展示や、三鷹市被爆者の会の協力によるパネル説明も。
▽８月10日（火）〜17日（火）（14日（土）を除く）午前９時〜午後４時30分、市役所１階市民ホールで。
▼直接会場へ。
■千羽鶴のご提供をお願いします
仙川公園・平和の像前または戦没者追悼式並びに平和祈念式典に、平和への願いを込めて捧げる千羽鶴をご提供ください。個人・団体などは問いません。
※折鶴は一つ一つすべて糸などでつなげて掛けることができる状態にしてください。また、差し支えなければ名札もお付けください。
ご提供いただける方は、８月13日（金）までに企画経営室へご連絡ください。
→企画経営室平和・女性・国際化推進係 TEL内線２１１５
11面に掲載 平和の絵・メッセージ募集
「みたか平和のつどい」協力団体
三鷹市遺族会・憲法を記念する三鷹市民の会・各住民協議会・三鷹市被爆者の会・中国帰国者の会三鷹支部・世界連邦運動協会三鷹支部・&三鷹国際交流協会・三鷹市の福祉をすすめる女性の会・三鷹市公立学校ＰＴＡ連合会・三鷹市消費者団体連絡会・東京三鷹ライオンズクラブ・東京三鷹ロータリークラブ・東京井の頭ロータリークラブ・三鷹市女性問題懇談会・三鷹青年会議所・三鷹市赤十字奉仕団・三鷹市合唱連盟
黙とうにご協力を
三鷹市防災無線により、恒久平和を祈る１分間の黙とうを行います。家庭や職場のみなさんのご協力をお願いします。
▽広島原爆の日 8月6日（金）午前８時15分、長崎原爆の日 8月9日（月）午前11時2分、終戦記念日 ８月15日（日）正午
→企画経営室平和・女性・国際化推進係TEL内線2115
■節水にご協力を
７月上旬から続く猛暑のため、水の消費量が上がっています。水道水は生活に欠かせないものです。
節水の習慣として
（１）水を出しっぱなしにしない。
（２）容器にためて使う。
（３）水を出しすぎない。
（４）こまめに止めて使う。
大切な水です。節水にご協力をお願いします。
→水道部工務課TEL内線3433
■６・７面にアテネオリンピック・パラリンピック特集
Go tor Athens アテネで輝け！ 三鷹の選手たち （6・7面に特集）
いよいよアテネ五輪が開幕します。今大会には三鷹市に関係する多くの選手が出場します。
■三鷹市長のコラム
三鷹市長 清原慶子
アテネに輝け 三鷹市ゆかりの選手たち
７月15日、三鷹市役所の１階ロビーに、８月にアテネで開かれるオリンピックとパラリンピックに出場が決まった三鷹市ゆかりの選手の皆さんや役員の方をお迎えして、「激励会」を開きました（詳細は今号６、７面参照）。
緊張の中にも笑顔が溢れている選手の皆さんをみていると、激励されたのは、むしろ私たちの方だったような気もします。選手の皆さんは、「落ち着いているのでメダルが取れるような気がします」「皆さんに、夢、希望、感動をあげたいと思います」「目指しているのは金メダルです」とはっきりと言われました。国内外の競技会で鍛えられた皆さんには、オリンピック出場のプレッシャーをはねのけるというより、むしろそれを力に変える「強さ」があると感じました。
後日、ソフトボールの審判員として選出された方や、サッカーに選出されたＦＣ東京の選手にもお目にかかりました。パラリンピックに出場される射撃の選手の方には８月にお目にかかる予定です。
さて、今回の激励会の開催は、三鷹市民である、日本オリンピック委員会常務理事・ゴールドプラン委員長の市原則之さん（写真右）のご理解とご協力が大きな支えでした。体育協会や体育指導委員の皆さん初め、多くのご協力に感謝します。
スポーツを愛し、日本を愛し、三鷹市を愛する気持ちで一つになった激励会、そこから得た感動を、今年の夏の応援へと結びつけたいと思います。選手の皆さんの全身全霊をかけた躍動、そのドラマの先に見事なメダル獲得があればと願っています。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
