広報みたか2004年6月6日2面

■平成15年度下半期　市の財政運営の状況

※詳しくはPDFのグラフをご覧下さい。

平成15年度下半期　　平成15年10月１日〜平成16年３月31日
グラフでみる市の財政運営の状況

市が提供するさまざまな行政サービスは、市民のみなさんの税金などによってまかなわれています。この内容をお知らせするために「財政事情の公表」として年２回（６月・12月）行っています。
今回は、平成15年度下半期（平成15年10月１日〜平成16年３月31日）の財政運営状況の主な内容と主要な実施事業を紹介します。

〈財政環境と予算の特色〉
平成15年度下半期における財政状況は、長期的な景気低迷による個人市民税や法人市民税の伸び悩みなどにより、引き続き、厳しい状況となっています。
このような状況の中で、本市では、「高環境」「高福祉」のまちづくりを進めるために、第３次基本計画に定める「バリアフリーのまちづくり」、「子ども・子育て支援施策」、「協働のまちづくり」、「ＩＴの活用」という４つの最重点プロジェクトを中心に、実施事業の選択を行い、経費の節減を図るとともに、歳入面においても国や都の補助金の獲得などにより必要な財源の確保に努めました。

〈予算の概要〉
平成15年度の一般会計最終予算は561億３千985万円。また、各会計総計の最終予算は978億６千728万円となりました。
平成15年度下半期に執行した主な事業と歳入歳出予算の執行状況は以下のとおりです。なお、数値は平成16年３月31日現在のものです。

平成15年度一般会計歳出の状況と下半期の主な実施事業

総務費
●「情報セキュリティ基本方針」を策定し、国際的な認証（ＢＳ7799等）・国内基準の認証（ＩＳＭＳ）を取得
●「あすのまち・三鷹」プロジェクトとして、電子申請・届出等に関する汎用受付システムの実証実験を実施
●市長と語り合う会の実施やメールマガジンの発行
●自治基本条例（仮称）について、まちづくり研究所で調査・研究に取り組むとともに、「三鷹の自治基本条例を考えるフォーラム」を実施。また、同研究所に「男女平等参画条例（仮称）」に関する分科会を新設
●「教育・子育てのまち三鷹を考える懇談会」を設置
●山中地区公会堂の身体障害者用トイレ設置工事等のバリアフリー化整備を実施
●市職員を中心とした安全安心パトロールを実施
●平成16年度整備に向けて、井の頭コミュニティ・センター分離施設の実施設計を実施
●市民活動支援・交流を図る拠点施設として「市民協働センター」を整備、開設

民生費
●福祉サービス利用者に対する総合的な支援を行う「権利擁護センター」を開設
●地域における障害者や家族の生活を支援する「障害者地域自立生活支援センター」を開設
●痴呆性高齢者グループホームに対し整備費を助成
●精神障害者の地域での生活を支援するために精神障害者ホームヘルプサービス事業を実施
●高齢者・障害者に対する言語機能リハビリテーション事業を実施
●保育園の安全確保を図るため、玄関ドアに電気錠システムを導入
●牟礼保育園の施設整備および開設準備を実施
●三小学童保育所の施設整備を実施（定員60人→80人）

その他
●市民協働センターに、高齢者就業相談窓口を開設（労働費）
●「農業公園」の整備を実施（農林費）
●三鷹の森アニメフェスタ2004を実施（商工費）

教育費
●小・中学生の安全対策として、防犯ブザーを貸与
●小・中学校の普通教室に天井扇風機を設置
●第一小学校のスーパーリニューアルに向け、実施設計を実施
●第六小学校と第四中学校で耐震補強工事を実施
●中学校における給食用食器改善事業を推進
●私立幼稚園等園児保護者への助成を拡充

消防費
●牟礼災害対策倉庫設置など防災備蓄倉庫の整備を実施

土木費
●「バリアフリーのまちづくり基本構想」を策定
●バリアフリーのまちづくり推進協議会からの緊急提言に基づき「バリアフリー化緊急改善事業」を実施
●三鷹都市計画道路３・４・13号線（牟礼２期）の用地取得
●三鷹都市計画道路３・４・７号線（連雀通り）の整備
●市民緑化活動の支援を拡充
●公園等の美化活動を進める公園等里親事業を拡充
●新川丸池公園および大沢の里を整備
●違反広告物の撤去活動をボランティア等により実施

衛生費
●高齢者等のインフルエンザ予防接種を新型肺炎ＳＡＲＳ対策として対象者を60歳以上に拡大して実施
●ＩＳＯ14001の認証を平成16年度に取得することを目指し、調査を実施

※詳しくはPDFのグラフをご覧下さい。

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