広報みたか2004年6月6日11面
■三鷹の森ジブリ美術館 新企画展「ピクサー展」 平成17年５月末まで開催
三鷹の森ジブリ美術館では、５月21日から新企画展として、「トイ・ストーリー」「ファインディング・ニモ」など優れた３ＤＣＧアニメーション作品を生み出し続けている米国のアニメーション・スタジオ『ピクサー』の世界を特集しています。
このピクサー展は、美術館の館主を務める宮崎駿監督とピクサーのジョン・ラセター監督が20年来の友人であることから実現したものです。
展示会では、ピクサーの歴史やスタッフを紹介しながら、米カルフォルニア州のスタジオから、ストーリーボードや模型（マケット）などの貴重な資料を持ち込んで展示しています。
ピクサーの作品はコンピューター作業によって制作されていますが、その前段階の「手仕事」をクローズアップして、彼らの作品の魅力に迫ります。
また、今回の展示にあわせて、館内の映像展示室「土星座」では、ピクサーの最新短編映画「バウンディン」（本年度のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート）など、同社の短編アニメーションを上映予定です。
※同美術館入館には事前に入場券の購入が必要です。
→三鷹の森ジブリ美術館（ご案内ダイヤル）Tel.０５７０―０５５７７７
■三鷹の森ジブリ美術館 三鷹市民特別枠 ７・８・９月分を販売
三鷹の森ジブリ美術館では、多くの市民のみなさんに美術館を楽しんでいただくため、三鷹市民特別枠を設けています。
◆対象者 (1)三鷹市に住民登録または外国人登録している方（住民票、免許証、保険証、外国人登録証明書などで証明できる方）、(2)三鷹市に在勤・在学の方（社員証、在勤証明書、学生証などで証明できる方）
※受付時に身分を証明できるものを必ずお持ちください。
◆販売するチケット ７・８
・９月の休館日（毎週火曜日）を除く毎日の午前券（午前10時〜午後０時30分入場）と午後券（午後２時〜４時30分入場）各50枚。１人１回６枚まで
◆料金 大人１千円、中・高生700円、小学生400円、幼児（４歳以上）100円
◆販売期間・場所 午前10時〜午後６時（土・日曜日、祝日も販売）、三鷹産業プラザ１階ＭＹＳＨＯＰで。
→株まちづくり三鷹Tel.40―９６６９
■Welcome to our school！ 七中の２年生がアメリカンスクールの生徒と交流
５月26日、七中の２年生91人が、調布市野水にあるアメリカンスクール・イン・ジャパンの中等部の生徒160人と七中体育館で交流しました。今回の交流は、七中で以前から行われている「国際理解」を目的とした総合的な学習の時間の中で実施したもので、今の２年生にとっては、今年の３月にアメリカンスクールを訪れて以来の交流です。
会では、インタビュー式のビンゴゲームを実施。前半は英語タイムで七中生が質問し、後半は日本語タイムでアメリカンスクールの生徒が質問。パートナーを変えながら繰り返してビンゴをゲットするというゲームを楽しみました。
”Do you remember me?”前回はうまく話せなかった生徒が多かったそうですが、今回は積極的に交流する姿が多く見られました。
もともと部活動の試合で交流のあった両校が、本格的な交流を始めたのは平成14年のこと。アメリカンスクールの日本語コースのハリス先生からのお話がきっかけだったそうです。
狩野澄子校長は、「我が校は幸いにもアメリカンスクールが歩いて10分程の近くにあります。３月には１年生全員がお弁当持参で長時間交流をしましたが、海外派遣の時に味わえるような貴重な体験ができました。」
他校の生徒から見ればうらやましい環境ですが、「一過性の行事としてではなく、継続して実施していることに意義があります。これからも交流を続けていきたい」（狩野校長）ということです。
■山本有三展 リアリティについて 10月３日(日)まで
リアリズムとは、通常、近代芸術において重視された”写実”のことです。具象的にして克明、詳細、細密な”描写”を指します。
しかし、有三は、長編小説では、個人的な体験をありのまま写すことはせず、虚構のストーリーを組み立て、描写をできるだけ省いた簡潔な文章で表現します。「路傍の石」中の絣の筒袖を着た吾一は、近代社会のなかで向学心を抱く少年として多くの読者にリアリティを与えました。
有三には、実際の経験をもとに書いた短編小説「子役」などもあります。ですが、自身の戯曲の上演体験の約11年後にそれは書かれました。素材を長く暖め、子役のリアルな演技など同時代的な関心事を組み込んで作品化したのです。
有三の文学は、「私」ではなく「自分の世代」における切実な問題や、リアリティを追求したと言えるでしょう。
▽開館日（月曜日定休、月曜が祝・休日の場合は開館し、その翌日と翌々日を休館）の午前９時30分〜午後４時30分、山本有三記念館で。
▼直接会場へ。
→同館Tel.42―６２３３
■ジュニア・オーケストラが楽器の寄贈を受けました
大沢在住の辻悠一さんから、みたかジュニア・オーケストラを指定した寄付として市へティンパニ（打楽器）が寄贈されました。 このたびの寄贈は、ジュニア・オーケストラの賛助会員でもある辻さんから、「活動の広がりを援助したい」というお話を受けて実現したものです。
今回寄贈されたこの楽器は、(財)三鷹市芸術文化振興財団で管理し、ジュニア・オーケストラで今秋から新設予定の打楽器パートの活動に活用させていただきます。
→コミュニティ文化室Tel.内線２５１１・(財)三鷹市芸術文化振興財団Tel.47―９１００
■チケットインフォメーション
三鷹市芸術文化振興財団
（三鷹市芸術文化センター内）
Tel.47-5122
http://mitaka.jpn.org/
チケットのお求め方法
●電話予約
芸術文化センターTel.47−5122
●窓口販売 芸術文化センター／三鷹市美術ギャラリー／三鷹市公会堂
※学生券をお求めの方は当日学生証を拝見します。
●販売時間・休館日
10:00〜19:00 月曜日休館。
●プレイガイド
チケットぴあ Tel.0570−02−9999
■友の会ＭＡＲＣＬ（マークル）
主催事業のチケットに関して色々な会員特典があります。（年会費2,000円）
(1)優先予約 (2)割引（１公演２枚まで）(3)無料郵送（口座振替ご利用の場合）(4)芸術文化センター内レストランの割引
申込即日から優先予約もできます。お気軽に芸術文化センターへ。
★印の公演には託児サービスがあります。※料金500円、要予約、対象：１歳半から未就学児、定員10人
■芸術文化センター星のホール
三鷹市芸術文化センタープロデュース桜桃忌スペシャル
★太宰治作品をモチーフにした演劇
第一回「いのせんと」
〜短編作品「令嬢アユ」ほかより〜発売中
６月24日(木)〜27日(日) 計５公演
24日(木) 19:30
25日(金) 19:30
26日(土) ☆14:00／18:00
27日(日) 14:00
託児サービス ☆の回のみ
全席指定
前売 会員＝2,200円 一般＝2,500円
当日 会員＝2,500円 一般＝2,800円高校生以下＝1,000円
作：村上マリコ 演出：宮本勝行
太宰治が友人の淡い恋の話を描いた中期の佳作短編「令嬢アユ」をモチーフにし、時代を昭和初期に繰り上げて創りあげた新作公演。文字が好きな方も、演劇が好きな方も、太宰の世界に浸ってみませんか？
■「星のホール全部見せますツアー」
チケット発売日
友の会／６月９日(水)
一般／６月16日(水)
７月11日(日)10:00の回、14:00の回
参加費無料 所要１時間〜１時間半
定員：各回先着30人（要予約・未就学児不可）
案内人：演劇担当職員
※ヒールの靴は避けて動きやすい服装で参加ください。
芸術文化センター・星のホールの客席はさまざまに形式を変えられる機構を持っています。そうした仕組みや迫り、奈落、色々な機械、照明、音響…そんな星のホールのすべてを見せちゃいます！探検気分で参加してみてください！
■芸術文化センター風のホール
★エヴァ・クピーク
ピアノ・リサイタル
〜オール・ショパン・プログラム
発売中
９月18日(土)18：30開演
全席指定
会員＝2,500円 一般＝3,000円
三鷹市内在住在勤の方＝2,700円
学生＝1,500円
曲目／ショパン：３つのマズルカ op.59、舟歌 op.60、ポロネーズ第７番変イ長調「幻想ポロネーズ」ほか
1992年ミュンヘン国際コンクール優勝、ショパンの母国ポーランド出身、エヴァ・クピーク。ショパンを真の意味で理解し弾きこなすことができる数少ないピアニストの一人です。
”ポーランドの叙情派”の弾くショパンの名曲をどうぞ。
〜演奏者募集！〜
一般公募による
ショパン：ピアノ作品リレー演奏会「ショパンを弾こう ６」
９月18日(土)13:00開演
全席自由／入場無料
コース：(1)「抽選コース」10人
(2)「テープ審査コース」（エヴァ・クピークさんによる審査）10人
応募条件：(1)(2)とも、ショパンのピアノ作品を演奏すること。お一人持ち時間10分以内で、２曲以内。(1)(2)の併願はご遠慮ください。
応募方法：(1)往復はがきに下記項目と希望演奏曲目、予想演奏時間を明記、(2)ご自分の演奏希望曲を録音したカセットテープまたはＭＤと、便せんに下記項目と録音した曲目を明記の上、芸術文化センター「ショパンを弾こう」係宛にお送りください。
記入項目／住所、氏名、年齢、職業（または学校名と学年）、電話番号、ピアノ歴
応募締切：７月16日(金)必着
■笛の音楽隊コンサート
このコンサートは、一般公募で集まった小学生と大人がプロの演奏家と共演するというものです。
今回集まったのは小学生14人、大人30人。日ごろ学校でリコーダーを使っている子から、かつて娘さんの使っていたリコーダーを押し入れから引っ張り出してきたという方までとさまざまです。
現在、小学校の音楽の教科書でリコーダーの先生として登場している一村誠也さんの指導のもと、コンサート当日に向け練習を重ね、演奏に磨きがかかってきました。
コンサートでの曲目は、クラシックから映画音楽、ジブリのアニメソング、ディズニーのメドレーなど楽しい曲が並びます。前半はプロの演奏（フルート４重奏とピアノ）を楽しむこともでき、客席のみなさんと合奏をするコーナーも。ロビーには大小いろいろなリコーダーの展示コーナーもあります。どうぞ、家族でご来場ください。
◆ル・ヴァン・ファントームと共に贈る「笛の音楽隊」コンサート
６月19日(土)15:00開演
全席自由 風のホール
会員＝1,350円 一般＝1,500円
中・高校生＝1,000円
小学生＝500円
※未就学のお子さんをお連れの方は、２階後方の「親子席ゾーン」をご利用ください。託児サービスもあり。
→(財)三鷹市芸術文化振興財団Tel.47―5122
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
