広報みたか2004年4月18日1面

■三鷹駅南口駅前広場第２期整備事業が始まります

平成18年3月完成予定

三鷹駅南口駅前広場を東側に拡張し、玉川上水沿いの「風の散歩道」と結ぶ第２期整備工事が始まります。
この整備事業は、市民のみなさんのご意見・ご要望や「みたか市民プラン21会議」の提言を取り入れて基本構想づくりを進め、「見直し案」（平成13年１月公表）に市民懇談会や広報特集号アンケートなどのご意見を反映して、平成14年３月に「第２期整備構想」として確定したものです。その後、ワークショップなども行いながら実施設計を進めてきましたが、いよいよ着工することになりました。
↓まちづくり建築課Tel.内線２８６３

■三鷹駅南口駅前広場第２期整備事業説明会を開催します

　実施設計の内容や事業のスケジュールなどの説明と、コンピューターグラフィックを使って完成イメージをご覧いただく説明会を開催します。ぜひ参加ください。
▽(1)４月22日(木)午後７時〜９時、(2)24日(土)午前10時〜正午、いずれも三鷹産業プラザ７階会議室で。
▼直接会場へ。
↓まちづくり建築課Tel.内線２８６３

バリアフリーを重点に整備します

三鷹駅南口駅前広場第２期整備事業は、「交通機能の充実」「良好な広場環境の創出」「商業振興への役割」「防災空間の確保」の４つの視点を基本とし、さらにバリアフリーの推進に重点を置き、機能性や利便性、安全性に配慮した整備を行います。

◆主な整備内容
◇デッキ、広場を東側に広げ、人の流れを分散、スムーズにします。
◇デッキ北側および南側の２箇所にエスカレーターを、駅ビル前には障害者送迎スペースに直結したエレベーターを１基設置します。
◇デッキ上のスロープ、エスカレーター部分にご要望の多かった屋根を設置します。
◇地表部のバスやタクシー乗り場の配置を再考し、歩道の幅を広げ、安全な歩行空間を確保します。
◇駅前広場東側に玉川上水の景観と一体化した、多目的に利用できる「緑の小ひろば（仮称）」を整備するほか、デッキ上にも緑を新設します。

現在の２倍の広さに

第１期事業として平成５年に整備した現在の駅前広場は、約４千平方メートルの広さがありますが、第２期整備事業では、駅前広場を東側に拡張して、現在の約２倍の広さに広げ、先に整備された玉川上水沿いの「風の散歩道」と結びます。

今後のスケジュール

平成16年度〜17年度の２カ年で整備工事を進め、平成18年３月の完成を目指します。平成17年度当初には、南側デッキの一部を供用開始し、駅前広場に面する協同ビルとの接続を図ります。また、既存デッキについても、改修が必要な箇所は第２期整備事業で対応します。
※工事が始まりますと、広場、デッキの一部を閉鎖する場合があります。みなさんのご協力をお願いします。

■市長コラム「花と緑あふれる日に」

　今年は３月中旬に開花した桜の花が、その後の寒さもあって、４月の10日過ぎまで美しい花を楽しませてくれました。市内の小中学校では卒業式と入学式の両方に桜の花が彩りを添えました。
この時期、花と緑にあふれる三鷹市に、また一つ嬉しい受賞の話がありました。環境首都コンテスト全国ネットワーク主催の「第三回持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテスト」において、三鷹市が地球温暖化防止部門の人口別第四群（人口10万人から30万人）で第１位の表彰を受けたというニュースです。あわせて、「健全な水循環を復活させたい！雨水浸透ますの設置数がすごい！」というタイトルの「先進事例特別表彰」も受けました。
これまでの三鷹市の市庁舎を初めとする公共施設での省エネに向けた地道な取り組みが評価されるとともに、雨水浸透ますの努力についても高い評価を得たことは、今後の大きな励ましです。
また、農協の三鷹地区青壮年部と協働で実施した「エコ野菜地域循環モデル事業」も高環境の観点から重要な取り組みです。これは、保育園や小学校の給食調理で出された生ごみと公園の落ち葉などを堆肥化して、野菜を作るものです。栽培されたホウレンソウは、本当にみずみずしく育ち、子どもたちに真っ先に味わってもらいました。２月には駅前で市民の皆さんに広く配布し、地域循環の環境保全に果たす重要性を共有しました。
今年度は環境基金を太陽光の利用など新しいエネルギーの利用等に運用します。皆さんとご一緒に「高環境のまち・三鷹」を目指しましょう。

【主】主催者　【人】対象・定員　【日】日時・期間　【所】場所・会場　【￥】費用（記載のないものは無料）　【物】持ち物　【申】申込方法　【問】問い合わせ　【保】保育あり