緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2004年2月1日1面

■小・中一貫教育校の開設に向けて

小・中学校9年間の一貫教育をめざして 第二中学校区(二中、二小、井口小)をモデル校に
〜説明会がスタートします〜 
検討委員会を設置して検討を進めてきた小・中一貫教育について、最終報告がまとまりました。そのモデル校となる二中学区を中心に、構想の内容について保護者や市民のみなさんへ説明会を開始します。今後、具体化に向けて、みなさんのご意見、ご要望をお聞きしながら検討を進めていきますので、ぜひご参加ください。
■小・中一貫教育校のねらい
三鷹市では、小・中学校間にある大きな段差を解消し、不登校問題や学力低下など教育上の諸問題の解決を図るとともに、本市の義務教育9年間の教育の着実な向上を図ることを目的として、平成17年度4月を目途に、小・中一貫教育校を開設する予定です。
その実現に向けた計画の策定と具体的なカリキュラム開発の基本方針の作成に向けて、昨年7月に小・中一貫教育校基本計画検討委員会を発足し、集中的に検討を進めてきました。昨年12月には「最終報告書」が提出され、今年1月の教育委員会においてその方向性が大筋了承されました。
■小・中一貫教育校の構想
この報告書では、既存の小・中学校を存続させながら、中学校区を単位として、関係小学校と中学校との「強固な連携」に基づく「ゆるやかな一貫」を基調としています。
また、三鷹市の特色を生かした9年間の一貫カリキュラムの開発とともに、その実現を図るために本市の特色である地域コミュニティやITネットワーク環境を活用するなど、三鷹市ならではの新たな学校づくりを構想していることが特色です。
■カリキュラムの特色
基礎学力の充実と基礎・基本の確実な定着を図るため、国語と算数・数学については、一部の学年で授業時数を増やし、その指導を充実することにしています。また、児童・生徒の個性・能力を一層伸ばすために、選択教科を充実させ、学年を超えた選択学習も可能になるように工夫しています。
また、三鷹市をテーマとした地域学習や国際理解教育を充実させるための英語学習、情報モラルも含めたITにかかわる学習をカリキュラムに位置付けて実施していきたいと考えています。
さらに、6年生から中学生の校舎で生活することにより、児童・生徒の豊かな交流やふれあいを深めるとともに、選択学習や、部活動などの学年の枠を超えた豊かな学びや体験の充実を考えています。
■今後の予定
今後は、随時説明会を開催するとともに、アンケートの実施などにより、その意見反映に努めます。また地域の市民、教員などで構成する開設準備委員会において具体的な検討を進めます。
すでに確定している説明会の日程は、次の通りです。
◆二中学区保護者・地域説明会 2月9日(月)午後6時から二中で。
◆保護者・市民説明会 2月17日(火)午後6時30分から教育センターで。
※保護者・市民説明会は4月以降も必要に応じて逐次開催していく予定です。
↓指導室Tel.内線3247
今後の構想では
Q  学区域や学期については変わるのですか。
A  構想では、平成17年度の開設予定の第二中学校区を皮切りに、市内の全中学校区に拡大する計画ですので、当分の間、現在の通学区域を継続します。また、学期制については、今後の検討課題ですが、当面は現在の3学期制を継続する予定です。
Q  転入や転出の場合、何か影響は受けますか。
A  転入・転出の手続きは、今まで通りです。また、転入・転出により児童・生徒の学習負担が増えたり、中学・高校受験などで不利益が生じないよう、今後適切な一貫カリキュラムの編成を行っていきます。


■駅伝

PDF版をご覧ください。


■三鷹市長のコラム

「多摩はひとつなり」への感謝とごみの減量化・リサイクルの推進
三鷹市長 清原 慶子
生活をするということは、必ず何らかのごみを生み出します。ごみは焼却しても必ず「残さ」、「焼却灰」が残ります。ですから、最終処分は大きな課題です。
三鷹市を含む多摩地域の25市と1町は「三多摩広域処分組合」という一部事務組合を作り、武蔵野市長さんが管理者となって日の出町のご理解を得て、町内で二ツ塚最終処分場を運営しています。
1月26日、日の出町二ツ塚処分場内でエコセメント化施設建設工事の起工式典とレセプションが行われました。これは、焼却残さから重金属類等を取り除き、石灰等を加えて高熱で処理することにより、ダイオキシンを分解し、多目的に使用できるセメントを製造する施設で、自治体が設置するのは世界で初めてのことです。
来賓として出席された日の出町長青木國太郎さんは、祝辞の中で、20年前に谷戸沢処分場(すでに閉鎖)、5年前に二ツ塚処分場の開設に同意するに至った基礎には、日の出町の住民、議会の「多摩はひとつなり」というヒューマニティの精神があること、エコセメント施設の設置には「新しい循環型の環境先進都市をめざす」強い前向きの思いがあることを、熱く話されました。
昨夏、「多摩はひとつなり事業」で、日の出町住民の皆さんを三鷹の森ジブリ美術館と三鷹阿波踊りにご招待しました。これからも市からの感謝の気持ちを伴う交流を大切にしていきたいと思います。
最終処分場はこのままでは約10年で満杯になる予定です。エコセメント化はそれを延命させますが、私たちの日々のごみ減量化とリサイクルが不可欠です。皆さんのご協力をお願いします。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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