緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2003年12月7日12面


■「農業公園」構想の最終案を提示

「農業公園」構想の最終案提示へ
〜隣接農家の協力で自由広場が当初案の約5倍に
市では、身近な農業に接する機会を多く持ちたいという市民のみなさんの声に応え、新川みどりの広場(新川6―30)に「三鷹市農業公園(仮称)」の開設を予定しています。
この公園は、みなさんが農業について学び、体験・交流できる総合的な農業振興・緑化の拠点施設となります。みどりの広場の風景・空間をできるだけ残し、バーベキューなどにも利用可能な自由広場、体験農場などがあるほか、この場所に三鷹緑化センター(野崎一)を移設して野菜類の収穫やガーデニング講習会なども行われます。
農業公園は、市民と農業を結ぶ情報窓口、そして教育実践の場ともなり、農業公園に集う人々が多様な体験を通じて自然と触れ合うことで、花や緑が大きく地域に広がることが期待されます。
市では、8月に近隣にお住まいの方などを対象とした説明会を開催し計画案をお示ししましたが、新川みどりの広場を利用されている市民グループのみなさんや、自由な遊び場としての広場の存続を求めるみなさんなどから、議会に2件の請願(採択、不採択各1件)が出されるなど、多くの意見が寄せられました。
その後、市では市民へのPRなどに反省すべき点もあったとして、10月以降説明会を3回、団体ヒアリングを12回開催しました。みなさんの意見や議会での議論を踏まえて、10月10日に修正案を提示しました。さらに11月27日には、隣接の農家の方から「体験農場」部分についてのご協力を得ることを反映した最終案(左上図)を提示しました。
最終案の概要(11月27日提示)
次のような点を、市民のみなさんの意見などにより修正、変更し、対応することとしました。
【農業公園敷地内部の変更点など】
(1)自由広場を可能な限り広く確保しました
当初案(8月5日)で約400m2であった自由広場を、修正案(10月10日)では約1千200m2に、最終案(11月27日)では約2千m2と拡大しました。ガーデニングエリア、実習農場については公園北よりの斜面地に移設し、自由広場を使いやすい形になるよう変更しました。
(2)体験農場を近接農地へ移しました
農業公園内に予定していた体験農場については、当初案では公園内に約250m2としていましたが、修正案では約400m2に、最終案では公園に隣接する農家の協力を得て、公園外に2箇所合計約800m2と拡大しました。
【今後の取り組みについて】
(1)運営懇談会(仮称)の設置
農業公園の運営を市民のみなさん、農業者のみなさんと協働して行っていくため、運営懇談会(仮称)を設置します。
(2)工事期間中の広場の確保
農業公園整備工事期間中に、代わりの遊び場や広場として利用できる空間地の確保に努めます。
(3)新しい遊び場広場の確保
新しい遊び場広場の確保に向けて、平成16年度予算の中で対応を考えます。
市民と農業を結ぶ 学び・交流・体験の場 三鷹市農業公園(仮称)の施設内容
●体験農場
親子、各種団体・個人による野菜類(ジャガイモ、サツマイモなど)の植え込みから収穫までの農作業を体験する場です。
●実習農場
夏果菜苗物栽培、さつきや観葉植物の手入れ、菊の仕立て方、植木根巻き、鉢物寄せ植え、植木せん定などの講習会を実施します。
●ガーデ二ングエリア
各種ガーデニング見本庭園です。ガーデニング講習会などを実施します。
●自由広場
火の使えるバーベキューエリアで収穫したサツマイモで焼き芋大会をするなど、自由に利用できる広場です。
●農園周辺の生垣
いろいろな樹木を利用した生垣見本をつくり、生垣せん定講習会などにも使用します。
●緑化センター
現在、野崎一丁目にあるJA東京むさし三鷹緑化センターを移設します。
<1>市内の緑化推進に取り組むとともに、地場産野菜・植木・花卉類の販売など市民のみなさんに新鮮で安全な農産物を提供します。
<2>地元で生産した農産物を地元で消費する地産地消の充実を図るため、体験農場で収穫した野菜などを使った試食会など、市民と農業者の交流の橋渡しをします。
<3>農業公園全体を管理し、各講習会の指導者を派遣し、市民と協働で積極的に農業振興、緑化政策を進めます。

2月9日(火)に説明会を開催します
農業公園について、市民のみなさんの意見などを反映させ変更を重ねた最終案について、確認を行うため、説明会を開催します。
▽12月9日(火)午後7時から、三鷹市公会堂別館3階第7会議室で。
▼当日、直接会場へ。
くわしくは生活経済課都市農業係Tel.内線3063へ。


■ほんはともだち 117

12月は、新年を迎える準備や年末のイベントで忙しい時期ですが、街に流れるクリスマスソングが、気分を浮き立たせてくれる季節でもあります。今回はクリスマスに関する本を紹介します。
◆「くるみわり人形」E・T・A・ホフマン作 モーリス・センダック絵 ほるぷ出版
パシフィック・ノースウェスト・バレエ団のみなさんに捧げられたこの本は、センダックの絵が随所に効いた、しゃれた作りです。
マリーの気持ちになってくるみわり人形の応援をしたり、ハラハラドキドキできます。
◆「クリスマス事典」国際機関日本サンタピア委員会監修 クリスマスを考える会構成 あすなろ書房
クリスマスブーツに入ったお菓子を食べたり、ツリーを飾る本当の意味を知っていますか?この本を読めば、「クリスマスって、なあに?」「プレゼントはなぜ贈るの?」などの子どもの素朴な疑問にも、すっきりと答えられるようになります。
◆「サンタ・クルスへの長い旅」ミヒャエル・エンデ文 レギーナ・ケーン絵 ささきたづこ訳 岩波書店
サンタ・クルス=聖なる十字架。実は、クリスマスの話ではありません。主人公の8歳3カ月になったばかりの、赤毛でそばかすだらけのヘルマンが「時間の旅人」と出会う、長い旅の話です。その成長と、サンタ・クルスはどう繋がるのでしょう。
◆「冬・12月の星 クリスマスの星(チロの星空カレンダー・12)」藤井旭著 ポプラ社
「馬小屋でキリストが誕生したとき、三博士をそこにみちびいた『ベツレヘムの星』の正体は、いったい何だったでしょうか?」。クリスマスにちなんだ星の話。読み進むと、流星・彗星の話、星座のこと、ギリシャ神話…星の世界がどんどん広がります。
◆「おしゃれなキャンドル(手づくりであそぼ)」藤田勝治 作・絵 童心社
クリスマスにはツリーが欠かせませんが、キャンドルの灯りもムード作りに一役かっていることも多いのではないでしょうか。色とりどりのおしゃれなキャンドルがきれいなカラー写真で紹介され、材料も最近では、揃えやすいものばかりです。あなたのオリジナルを作ってみませんか。
↓三鷹図書館Tel.43―9151


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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