緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2003年11月2日12面

■第2回みたか市民活動・NPOフォーラム開催

あなたのデビューを応援!
ファーストステップみたか
第2回三鷹市民活動・NPOフォーラム
11月16日(日) 三鷹駅前コミュニティーセンターで
地域活動に参加する個人や団体の活動・交流の場所や仕組みづくりなどをしている市民グループ、ファースト・ステップみたかのイベント「みたか市民活動・NPOフォーラム」が、11月16日(日)に開催されます。
このイベントは昨年が初めての実施。ジャンルを問わない市民団体が一堂に会してパネル展示などによる交流と情報交換を行う、いわば市民団体総会とでも言うようなものです。結果は大好評、今年もぜひ実施をという運びとなりました。
ファースト・ステップみたかは、もともと全国的に注目を浴びた、みたか市民プラン21会議から生まれました。
市民参加にとって最大の障害は、最初の一歩を踏み出せるかどうか……。余裕がない、方法がわからない、気後れがする、誰もが出会う問題に、経験者が手を差し伸べる。「いつでも、だれでも、ひとりでも」そんな言葉を胸に、出会いを演出し、活動を始めた人、グループには更なる交流を促進する、そんな新しい活動形態を持つ団体です。
事務局をまとめる本山さんは「みんな第一歩を通ってきた、その経験を次の人に伝授したい。こういうのは行政ではできないし、誰もしていないことです。私たちだからできる、そんなことをしたいんです。」と語ってくれました。初めての人を支えたい、そんな気持ちが会の名前にはこめられています。
今回のイベントでは、参加団体の活動紹介に加えて、12月にオープンする三鷹市の「市民協働センター」の紹介もあります。このセンターは、市民プラン21会議の提言にも含まれていた内容で、みなさん待望の施設です。この施設をどのように利用するのか、どのように関わっていくのか、みなさんの期待も高まっています。
どなたでも、ぜひ一度ご覧ください。気に入ったグループが見つかるかも…。
【第2回みたか市民活動・NPOフォーラム】
▽11月16日(日)午後1時〜4時、三鷹駅前コミュニティセンターで。
▼当日、直接会場へ。
↓同団体事務局(本山)Tel.47―9619

【参加予定団体】
●子どもNPO むさしの子ども劇場
●子どもの電話 ゆう・YOU・友
●三鷹遊び場計画
●三鷹市女性問題懇談会
●NPO法人文化学習協同ネットワーク
●住みよい環境をつくる三鷹市民連絡会
●みたか市民交流会
●NPO法人ACTみたかたすけあいワーカーズこもれび
●NPO法人むさしのみたか市民テレビ局
●東京シュタイナーシューレ
●地域通貨みたか会議
●まちの風
●NPO法人ネットワーク「地球村」ひばりヶ丘
●ファーストステップみたか(主催者)
※参加団体受付中です。


■まちの話題・ご長寿テニスプレーヤー

あったか〜い仲間に見守られて
健在、ご長寿テニスプレーヤー
今年創立50周年を迎えた三鷹市ソフトテニス連盟に、90歳を迎えてなお現役の宮原ていさん(井の頭在住・写真)がいらっしゃいます。
宮原さんが所属する三鷹ライオンテニスクラブは、会員数30人あまり。20代から90歳の宮原さんまで幅広い年齢の方が所属しています。「自分の息子や孫(ひ孫?)みたいな年齢の人たちと過ごせるこのクラブはとても楽しい。みんながおばあちゃん、お母さんと言って仲間に入れてくれている。」と宮原さん。
宮原さんがソフトテニスを始めたのは今から30年前の60歳のとき。市のソフトテニス教室に夫婦で応募したことがきっかけだったとか。今はご主人は他界されましたが、これまでテニスを続けてこられたのは、なんといっても仲間の存在。楽しみは、「テニスの後にみんなで行く食事」とうれしそうに話します。10年前からは、テニスを通して知り合った友人たちと、年に1回、海外旅行に行くそうです。こんな宮原さんをクラブの仲間は「われらの希望の星」と呼びます。
これからも仲間がいる限りテニスを続けるつもりと話す宮原さん。「同じ年の対戦相手がいないから、試合ができなくて……」とまだまだテニスへの意欲は衰えていません。
スポーツというと構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、宮原さんのようにスポーツを通して素敵な出会いをされている方もいらっしゃいます。
折りしも季節はスポーツの秋!みなさんもスポーツを通して素敵な出会いをしませんか?
↓スポーツ振興課Tel.内線3323


■市内の昭和初期の民家で佐藤忠良スケッチ展

昭和初期の洋風建築の家(下連雀一丁目)で世界的な彫刻家・佐藤忠良の作品展
11月3日(祝)まで
井の頭公園の近く、吉祥寺通りを西に入った閑静な住宅街に佇むツタのからまる素敵な洋風建築のお宅。玄関で靴をぬいであがると、シックな板の間の白い壁や畳の部屋にたてられたキャンバスに、彫刻家・佐藤忠良のデッサン画の額縁が並び、出窓やピアノの上にはブロンズ像が飾られています。
この家は昭和15年ごろ建築の洋風木造住宅で、2年前から高齢者の外出支援活動の場として1階部分を開放してきましたが、このたび初めての美術展が開かれることになりました。
佐藤忠良は、昭和56年にフランス国立ロダン美術館で個展を開催するなど世界的に評価された彫刻家で、91歳になる現在も制作を続けています。絵本「おおきなかぶ」の挿絵などでも知られ、彫刻の手を休めたときなどに描くという身近な樹木や花、果実などの素描作品は、対象と出会った新鮮な感動を伝える魅力に溢れています。今回の企画は、佐藤さんがたびたび訪れるという井の頭公園の「欅」などのデッサンを中心に、作家自選の約40点を入れ替えながら展示するものです。
「美術館やスタイリッシュなギャラリー空間での鑑賞とはまた違った、作品との親密な時間を楽しんでもらえれば」と主催者。秋の1日、散策がてらぜひお立ち寄りください。
◆「土の手をやすめて 佐藤忠良のスケッチブック」 11月3日(祝)までの午前11時〜午後6時、スペースS(下連雀1―20―3・玉川上水「万助橋」近く)で。直接会場へ。
くわしくはヲアートシードTel.03―3953―8500へ。


■まちづくりフォトコンテスト募集

テーマ「人が好き 街が好き 三鷹が好き」
まちづくりフォトコンテスト募集
あなたのとっておきの三鷹を撮った写真を送ってください。
◆応募作品 平成15年1月1日〜12月31日に三鷹市内を撮影した未発表の作品。
◆部門 (1)大判部門、2()サービス判部門、(3)デジタル部門 ※組写真は不可
◆審査員 伊藤則美さん(日本写真家協会会員)、ケイ・アンナさん(マルチタレント)ほか
◆募集期間 12月1日(月)〜平成16年1月9日(金)
◆審査結果発表 平成16年2月ごろ発行の「広報みたか」で発表。
◆作品展示 平成16年3月4日(木)〜7日(日)、三鷹産業プラザで。
◆主催・応募先 株まちづくり三鷹(〒181―8525下連雀3―38―4三鷹産業プラザ2階)Tel.40―9669
【お詫び】
前号(10月19日号)「広報みたか」で、長野ミサ子さん作品「秋色」(デジタル部門金賞受賞)の写真が天地逆で掲載されました。お詫びいたします。


■市民のための文学講演会

吉村昭「作家の生き方」〜小説に書いた江戸時代〜
11月22日(土)三鷹産業プラザで
三鷹市・筑摩書房主催、三鷹いきいきプラス事務局協力。
三鷹市にお住まいで、今年度まで5回にわたり太宰治賞選考委員を歴任されてきた作家の吉村昭さんに、選考のエピソードを交えながら「作家の生き方」をテーマにお話をしていただきます。
この講演会は「太宰治賞事業」と「高齢者社会活動マッチング推進事業」との共催です。
▽11月22日(土)午後2時〜3時、三鷹産業プラザ7階会議室で。
▼当日、直接会場へ。先着100人。
※講演会終了後、「高齢者社会活動マッチング推進事業」3周年記念報告会があります。
→コミュニティ文化室Tel.内線2517・高齢者支援室Tel.内線2627・三鷹いきいきプラス事務局Tel.70―5753(火・木曜日午前10時〜午後4時)


■図書館の本棚

小説家の随筆/エッセー
小説家は、「小説」という作品を生み出していますが、作家活動の中で小説の他に随筆/エッセーも発表されています。今回は、小説とは趣きの異なるエッセーや随筆の味わいを読書の秋(読書週間:10月27日(月)〜11月9日(日))に感じてみてはいかかがでしょうか。
◆「似ない者夫婦」 津村節子著 河出書房新社
市内在住の著者の本年3月に刊行された随筆集です。表題の「似ない者夫婦」や「玉川上水散策」など45編を収録しています。母として妻としてのささいな日常の出来事や、作家として「書く」ということの周辺の話、福井県で育った頃の思い出など、普段小説を読むのとはまた違った作家の素顔にふれることができます。また、著者は随筆「風花の街から」にちなんで創設された「風花随筆文学賞」(公募)の審査委員長を務めています。
◆「日本の名随筆」 作品社 
本巻100巻、別巻100巻からなるこのシリーズは、宇野千代や遠藤周作、上坂冬子、村松友視などの近代・現代の名随筆を集めた日本で初めての全集です。また、各巻はテーマ別に集められ、各巻末には執筆者の紹介やそのテーマに関する図書も紹介されています。
◆「いくつもの週末」 江國香織著 世界文化社
甘くおしゃれな恋愛小説を数多く生み出している著者が、自らの体験をもとに、結婚生活を16編のエッセーにして綴っています。ささいな日常の出来事から、色や風景、雨、歌などを独特の世界観で描いています。
◆「風に吹かれて」 五木寛之著 KKベストセラーズ
「蒼ざめた馬を見よ」で第56回直木賞受賞後、週刊読売に連載、昭和43年(1968)に読売新聞社から刊行された著者初のエッセー集です。その後、数社から文庫版も出版され、ロングセラーとなっています。本書は、装いも新たに2002年に刊行されたもので、立松和平との、対談・「『風に吹かれて』の時代」も掲載されています。著者の青春の光と影ともいえる世界が描かれています。

【三鷹図書館(本館)・11月のテーマ図書】
小説家の随筆/エッセー

 日本の作家の随筆/エッセー集を多数展示、貸出しています。
もう一度読んでみたい本、新たに出会う本を手にとって、読書の秋を満喫してください。
↓三鷹図書館Tel.43―9151


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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