緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2003年10月5日10面

■高齢者等のインフルエンザ予防接種

◆実施期間 10月6日(月)〜平成16年1月31日(土)(年末年始を除くほか、協力医療機関の実施日時によります)。
◆接種対象者 (1)予防接種法に基づく対象者=接種日当日満65歳以上の市民の方。
※なお、60歳以上65歳未満の方で心臓病やじん臓病、呼吸器疾患、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害の方で、身体障害者手帳(1級)をお持ちの方もこの制度に該当します。(2)市で独自に実施する対象者=接種日当日満60歳〜64歳の市民の方と、東京都の難病等の医療費助成などの給付を受けている市民の方(○都医療券などの交付を受けている市民の方)。
◆接種回数(公費負担回数)
1回(最近の研究から、高齢者の方については1回の接種で十分な効果が得られることが判っています)
◆接種費用(自己負担額)
2千200円(医療機関の窓口でお支払いください)。
※生活保護を受給中の方は自己負担金が免除されます。生活福祉課Tel.内線2641へお問い合わせください。
◆接種場所 市内協力医療機関(左表のとおり)
※法定予防接種に該当する方(65歳以上の市民など)は、調布市の協力医療機関でも接種を受けられます(実施期間は10月15日(水)〜平成16年1月31日(土)。協力医療機関については三鷹市総合保健センターにお問い合わせください)。
◆接種の受け方 年齢などを確認するための健康保険証などを提示し、説明書を読んで予診票に必要事項を記入し接種を受けてください。
※検温と診察の結果、接種できない場合があります。
※都の医療費助成などを受けて対象となる方(○乳幼児医療費助成・○親一人親家庭医療費助成は対象外)は、○都医療券などを提示してください。
【注意事項】
◆予防接種を受ける前に医療機関の窓口で「予診票」を受け取り、接種を受ける方(幼児の場合は保護者)が記入してください。なお、インフルエンザ予防接種はご本人が希望しない場合、接種を行うことはありません。
◆予防接種を受けられない方
(1)明らかに発熱のある人、(2)重い急性疾患にかかっていることが明らかな人、(3)これまでにインフルエンザの予防接種で激しいアレルギー反応を起こしたことのある人、(4)そのほか医師が不適当な状態と判断した場合。
総合保健センターTel.46―3254


■医師会コラム「SARSとインフルエンザ」

SARSとインフルエンザ
重症急性呼吸器症候群(SARS)は、今年3月上旬にベトナム・ハノイで、香港などを旅行したアメリカ人を初発患者として、病院スタッフを中心として感染が拡がりました。原因不明、抗生物質が無効で治療法も不明、重症例、死亡例もあり、さらにカナダやシンガポール、中国に拡大して行きました。しかし、その後の調査や研究で、原因はSARSコロナウイルスによる感染とわかりました。SARSは、SARS患者と接した医療関係者や、同居の家族など、患者のせきを浴びたり、たんや体液などに直接触れるなどの濃厚な接触をした場合に感染し、2〜7日、最大10日間の潜伏期間を経過して発症します。
主な症状は、38度以上の高熱、たんを伴わないせき、息切れと呼吸困難です。また、胸部レントゲン写真で肺炎の所見が見られます。頭痛、悪寒戦慄、食欲不振、全身倦怠感、下痢などの症状が見られることもあります。現時点で、有効な薬剤はありません。適切な防護体制の整った医療機関での、保存的治療が中心になります。SARSはインフルエンザより感染性が低いと考えられています。しかし、海外旅行の移動が短時間で可能となったことで、患者が急速に世界中に拡大する危険性が生じています。インフルエンザの典型的な症状は、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋関節痛などが突然現れ、せき、鼻汁がこれに続き、約1週間で軽快します。最近は、インフルエンザ抗原検出キットによる診断や、抗インフルエンザ薬による治療が行われるようになりましたが、やはり、インフルエンザワクチンによる予防が大切です。
現在のところ、SARSの世界規模の集団発生は抑えられていますが、気候が涼しくなって来ると、インフルエンザシーズン中のSARS再流行の恐れがあります。今年は、世界的なSARS流行後はじめての冬であり、SARSとインフルエンザの混合流行が懸念されます。SARSとインフルエンザの初期症状を区別することは難しい現状です。WHOや厚生労働省では、インフルエンザに罹患すると重症化しやすい高齢者や、ハイリスク者(免疫不全症、慢性循環器疾患、呼吸器疾患、腎疾患、代謝性疾患)を中心に多くの人へのインフルエンザ予防接種を呼びかけています。市では、今までの高齢者インフルエンザ予防接種に加え、SARS対応策として60〜64歳の方と、東京都の医療費助成など(乳幼児医療費助成・一人親医療費助成制度を除く)を受けている方についても、予防接種費用の一部を公費負担することになりました。くわしくは総合保健センターへお問い合わせください。
(三鷹市医師会)


■10〜12月生まれの方の基本健康診査

申込受付中
一般健康診査・若年健康診査・成人歯科健康診査の申し込みを受け付けています。なお、今年度中に40・45・50・55・60・65・70歳になる方は、希望により肝炎検査(B・C型)を受けることができます(血液検査の1項目として行います)。
◆受診期間 12月27日(土)まで
▼12月12日(金)までに、総合保健センターTel.46―3254へ申し込む。ただし、次の方にはすでに市から受診票を直接お送りしていますので、申し込みは不要です。
(1)今年度40・50・60歳になる方(特別精密健康診査対象)
(2)今年度45・55・65・70歳になる方(一般健康診査〈肝炎検査含む〉対象)
(3)前記(1)(2)以外の41歳以上で三鷹市国民健康保険加入の方と、66歳以上の方(一般健康診査対象)
総合保健センターTel.46―3254


■生活習慣改善・歯周疾患改善指導

◆生活習慣改善指導 基本健康診査の糖尿病検査で「指導が必要」とされた40歳以上の方が対象。
健診を受けた医療機関で、希望により6カ月間に3回の個別指導と1回の血液検査が受けられます。
◆歯周疾患改善指導 特別精密健康診査のうち40歳・50歳で受診する歯周疾患検診で「指導が必要」とされた方が対象。
健診を受けた歯科医療機関で、希望により4カ月間に3回の個別指導が受けられます。
▼いずれも、健診を受けた医療機関に直接お申し込みください。
総合保健センターTel.46―3254


■乳がん検診

10〜3月生まれの30歳以上の女性の方乳がん検診の申込受付中
今年度から、発見率をより高めるために従来の視触診の検診に加え、X線撮影によるマンモグラフィーまたは超音波(エコー)による検査法を導入しています。
検診方法の変更により、協力医療機関が限られ検診時間が延長されたことから、受診期間を誕生月によって前期・後期に分けて実施しています。
※4〜9月生まれの方の受付は終了しました。
◆対象 平成16年3月31日現在30歳以上で、10〜3月生まれの女性市民の方
◆受診期間 12月1日(月)〜平成16年3月10日(水)。
◆受診場所 市内協力医療機関による個別検診(完全予約制により実施)。
◆検査方法の選択 X線撮影によるマンモグラフィー、または超音波(エコー)いずれかの検査方法を選択。50歳以上あるいは、閉経期以降の方にはマンモグラフィーをお勧めします。妊娠している方や妊娠の可能性のある方、50歳未満の方には超音波(エコー)をお勧めします。
※検査方法によって受診医療機関が指定されていますのでご注意ください。
▼10月24日(金)(消印有効)までに、はがきに「乳がん検診希望」・住所・氏名・生年月日・年齢・電話番号を記入し「〒181―0004新川6―35―28三鷹市総合保健センター」へ申し込む(窓口も可)。定員900人(定員を超えた場合は抽選)。
総合保健センターTel.46―3254


■在宅者等訪問歯科健康診査

10〜12月生まれの方の在宅者等訪問歯科健康診査の申込受付中
通院による歯科健康診査を受けることが困難な40歳以上の在宅で寝たきりなどの方と、主に介護にあたっている家族の方が対象。
◆受診期間 12月27日(土)まで。
▼12月12日(金)までに、総合保健センターTel.46―3254へ申し込む。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

▲ページのトップへ

目次ページに戻る

トップページへ戻る


三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)