広報みたか2003年10月5日1面

■「違反広告物撤去活動員」を募集します

市民のみなさんと協働ではり紙、はり札、立看板のない美しいまちに違反広告物撤去活動員を募集します
安全な歩行空間やまちの美観を阻害する道路上の電柱などに設置されたはり紙、はり札、立看板などの違反広告物は、財産権の問題などがあり現在、道路パトロールや三鷹警察署などの協力を得て市で撤去しています。しかし、撤去してもすぐに設置されていることも多く、行政のみの対応には限界があるのが実情です。
市では市民のみなさんの協力を得て、こうしたはり紙、はり札、立看板を撤去する「三鷹市違反広告物撤去活動員制度」をスタートします。ボランティアに応募した方に講習を受講していただき、「三鷹市違反広告物撤去活動員」として広告物の撤去を委任します。
道路整備課Tel.内線２８４４

◆撤去対象となる違反広告物
屋外広告物法および東京都屋外広告物条例により広告物の掲出を禁止されている道路上の街路灯、街路樹、ガードレール、電柱、信号機などに取り付けられたはり紙、はり札、立看板。
※即時撤去できる違反広告物は、同法律および同条例により限定されています。

◆活動員になれる方
在勤・在学を含む20歳以上の市民で、３人以上のグループを構成し、ボランティアとして継続的に活動できる方。

◆講習会など
市が行う講習会（(1)10月下旬、(2)11月上旬を予定）を必ず受講していただきます。
講習終了後「違反広告物撤去活動員」として委任し、身分証明証と腕章、活動に必要な手袋、ニッパー、ゴミ袋などを提供します。

◆活動にあたって
●事前に活動日時、場所などを市と調整し、必ず３人以上で活動してください。終了後には報告書を提出していただきます。
●活動中の事故に備え、三鷹市市民活動災害補償保険に加入します。
●撤去した違反広告物は、市が回収・処分します。

◆申込方法
10月６日(月)〜20日(月)に、グループの代表者が所定の申請用紙に必要事項を記入し、道路整備課（市役所５階）へ申し込む。
※この期間後も受け付けます
くわしくは道路整備課Tel.内線２８４４へ。

■第１回市長と語り合う会参加者募集

２回の試行を生かして第１回市長と語り合う会
（タウンミーティング）参加者募集
「子育ての喜びと悩みについて」
広くいろいろな層の市民のみなさんと少人数でじっくり語り合いたい―市長とみなさんの対話の機会を作る「第１回市長と語り合う会」を、10月22日(水)に実施します。
これは、今まで２回行った「プレ・タウンミーティング」でのみなさんの意見を生かして実施するもので、初回は赤ちゃんを育てているお母さんを対象（保育あり）に開催します。
今回の会は、これまでの参加者の意見などを参考に、傍聴はなしとし、対話の内容は後日ホームページなどで公開します（発言者の氏名は非公開）。
日ごろの思いを市長に話してみませんか。
※傍聴など会の運営方法は、課題、対象者などによってその都度設定していきます。
◆第１回市長と語り合う会
「子育ての喜びと悩みについて」
対象は乳児（０〜３歳）を子育て中の方。
▽10月22日(水)午後２時〜４時、すくすくひろば（下連雀４―19―６）２階グループ室で。
▼10月13日(祝)（必着）までに往復はがきに「タウンミーティング参加希望」、(1)住所・(2)氏名（ふりがな）・(3)性別・(4)電話番号・(5)年齢・(6)保育の希望の有無を記入し「〒181―８５５５三鷹市役所市長室」へ申し込む。定員10人（定員を超えた場合は抽選）。
※プレ・タウンミーティング(1)子どもにとって地域とは（８月26日実施）、(2)長寿社会と地域について（９月13日実施）の記録については、ホームページなどで公開します。
↓市長室Tel.内線２０１１

■インフルエンザ予防接種の助成対象を拡大

インフルエンザ予防接種の助成対象を拡大（SARS対応）
60歳以上の方と都の医療助成対象者にも
10月６日(月)から市内協力医療機関で実施するインフルエンザ予防接種で、今年は、昨年までの高齢者（65歳以上）に加え、60〜64歳の方と東京都の医療費助成などを受けている方にも接種費用の一部を公費負担します。
これは、インフルエンザの発症を抑えるためと同時に、新型肺炎ＳＡＲＳ対策の一環として、初期症状が似ているインフルエンザの予防接種を推進することで、ＳＡＲＳに対して迅速、適切な対応がとれることを目的として実施するものです。この機会にぜひ予防接種を受けましょう。
くわしくは10面に掲載
総合保健センターTel.46―３２５４

■市長コラム

地域の国際交流の重み
三鷹市長　清原　慶子
秋の青空がみごとに広がる９月28日、井の頭公園西園には14回目を数える「三鷹国際交流フェスティバル」をめざして３万７千500人の人々が集まりました。カラフルなテントの下には、約100組の国際交流に関する組織・団体のお店が並んで壮観です。中央ステージでは民族舞踊などが繰り広げられ、アジア、アフリカを初め世界の国々や地域の食、衣服、日用品などに表れるくらしの文化、音楽や芸術、そしてその歴史についての理解が深まります。
このフェスティバルは、(財)三鷹国際交流協会の主催、三鷹青年会議所の共催で開かれていますが、今年は例年以上に参加者が多く、地域の国際交流の広がりと重みに、触れ合いの感動を得ました。
インターネットの普及で、地球は小さく、世界は狭くなったと感じるこの頃ですが、私は、直接的な出会いこそが、真の国際理解につながると信じています。地域での異文化間交流を通して、文化や価値観の多様性を知り、平和の基礎である相互理解や信頼が築かれると思います。
さて、９月19日には、第３期の「みたか国際化円卓会議」が発足しました。これは、外国籍市民と外国人相談や国際交流に関わる市民の皆さんに、三鷹の国際化に関する諸問題とその解決方策について提言をいただくために設置しているものです。
三鷹という地域から、地域の生活に根ざした、「民際交流」と呼ぶべき国際交流・国際化の取り組みが重ねられていることに感謝し、これからも大切にしていきたいと考えています。

【主】主催者　【人】対象・定員　【日】日時・期間　【所】場所・会場　【￥】費用（記載のないものは無料）　【物】持ち物　【申】申込方法　【問】問い合わせ　【保】保育あり