緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2003年8月3日12面

■世代をこえて平和を考える日〜みたか平和のつどい

8月15日 みたか平和のつどい
〜世代をこえて平和を考える日〜
1945年(昭和20年)8月、人類史上初の原子爆弾が広島・長崎に投下されたのは今から58年前のことです。その年の8月15日、第二次世界大戦はようやく終わりを迎えました。58年という年月を経て風化しつつある戦争の悲惨さについて考え学び、次の世代に伝えてゆくこと、それは今の平和を守るために私たちがなすべき大切な役目です。
市では、昭和57年に「三鷹市非核都市宣言」、平成4年には「三鷹市における平和施策の推進に関する条例」を制定し、平和事業の積極的な推進を図っています。さらに毎年8月を平和強調月間として、今年も平和展や8月15日の平和のつどいなどを開催します。たくさんの方々の参加をお待ちしております。
企画経営室Tel.内線2115・地域福祉課Tel.内線2615
平和のつどい
午前9時〜9時45分
仙川公園・平和の像前
三鷹市民の平和への思いが託され、多くの方からの浄財により建立された「平和の像」の前で、平和への誓いを新たにします。
▽献花・千羽鶴贈呈、「いま語り伝えたいこと(抜粋)」朗読(朗読研究会)、黙とう。
※平和のつどい終了後、戦没者追悼式・平和祈念式典の会場(三鷹市公会堂)まで連絡バスを運行します。
戦没者追悼式
並びに平和祈念式典
午前10時30分〜午後0時5分 三鷹市公会堂
第二次世界大戦で犠牲になられた方
々のご冥福をお祈りし、恒久平和を願う式典です。手話通訳付き。
▽献花、コーラス(女声合唱「みたかブルーコーラス」)、追悼と平和祈念のことば、三鷹市被爆者の会の方による被爆体験談、黙とう。
中国帰国者の会三鷹支部による展示コーナー
午前10時〜午後3時50分
三鷹市公会堂ホワイエ
平和アニメ上映会
午後1時23分〜3時40分(開場午後1時)
三鷹市公会堂ホール
【人形アニメ「おこりじぞう」(午後1時23分〜1時50分)】
昭和20年8月6日広島。いつものように「わらいじぞう」と遊ぶひろちゃん。その日、ピカッという光と同時に大爆発がおこり、街は一瞬にして焼け野原に…。
【アニメ「PiPiとべないホタル」(午後2時10分〜3時40分)〜字幕つき】
仲間のキラに助けられてから、いじめられっ子のとべないホタルピピはみんなとなかよしに。そんな仲間たちをある日嵐が…。
▼いずれも当日、直接会場へお越しください。
■千羽鶴のご提供を
平和のつどい開催時に、平和への願いを込めて献呈する千羽鶴をご提供ください。個人・団体などは問いません。どなたでも参加できます。
※折鶴は一つ一つすべて糸などでつなげて掛けることができる状態にしてください。また、差し支えなければ名札もお付けください。
▼ご提供いただける方は、8月8日(金)までに企画経営室Tel.内線2115・Fax.48―1419へご連絡ください。
■「みたか平和のつどい」協力団体 
三鷹市遺族会 憲法を記念する三鷹市民の会 各住民協議会 三鷹市被爆者の会 中国帰国者の会三鷹支部 世界連邦運動協会三鷹支部 (財)三鷹国際交流協会 三鷹市の福祉をすすめる女性の会 三鷹市公立学校PTA連合会 三鷹市消費者団体連絡会 東京三鷹ライオンズクラブ 東京三鷹ロータリークラブ 東京井の頭ロータリークラブ 三鷹市女性問題懇談会 三鷹青年会議所 三鷹市赤十字奉仕団 三鷹市合唱連盟


■広河隆一写真展「チェルノブイリと核の大地」

8月7日(木)〜15日(金) 市民ホールで
チェルノブイリ原子力発電所の事故は、1986年4月26日に起こりました。あれから17年の年月がたち、人々の中から当時の記憶は薄れつつあります。しかし、現在でも被災した多くの人々が放射能による病気などで苦しんでおり、その被害は事故の後に生まれた子どもたちにもおよんでいます。チェルノブイリはもう終わった過去の出来事ではありません。
事故の被害が明らかになりはじめた当時と最近のチェルノブイリを、17年間その地の人々・村々を追い続けた写真家広河隆一さん(第22回土門拳賞受賞)の写真が伝えます。
▽8月7日(木)〜15日(金)(9日(土)・10日(日)を除く)午前9時〜午後4時30分、 市役所1階市民ホールで。
▼直接会場へ。
企画経営室Tel.内線2115


■「戦争の記憶」下連雀で防空壕の見学会

 三鷹駅南口近くの旧原島燃料店で7月23日、昭和初期の建物と防空壕の見学会が行われました。建物は、既に「三鷹の街と建物の歴史調査」の対象として調査を終了していますが、今回新たに、防空壕が再開発予定建物の地下に残っているのが確認されたものです。
地下3メートルに作られた方形の部屋は2.2×2.7メートル、昭和19年に400円の工賃(現在の数十万円?)で作られました。戦後、壁にしっくいを塗り換気穴を開けたので、ちょっとした地下室のようですが、ここに多いときは10人もの人が避難したという話を聞くと、その時の恐怖が感じられます。
三鷹が直接空襲を受けたのは公式には5回。しかし、市内70数社の工場と研究所、近隣に巨大工場を抱えるこのエリアは連日のように空襲にさらされました。
昭和20年4月2日の空襲では下連雀二丁目で28人が死亡、防空壕が埋まって一家5人が全滅した家もあったといいます。


■黙とうにご協力を

 三鷹市防災無線により、恒久平和を祈る1分間の黙とうを行います。家庭や職場の皆さんの協力をお願いします。
◆広島原爆の日 8月6日(水)午前8時15分
◆長崎原爆の日 8月9日(土)午前11時2分
◆終戦記念日 8月15日(金)正午
企画部企画経営室平和・女性・国際化推進係Tel.内線2115


■図書館の本棚 から

図書館の本棚から 173

「平和を願って」
世界は平和の道を探る一方、未だ戦争や紛争が絶えない今日、21世紀を平和な世紀にするため私たちは何をするべきでしょうか。今月は平和を願う多くのメッセージが収められた本を紹介します。
◆平和のグローバル化へ向けて 入江昭 日本放送出版協会
同時多発テロの発生により、世界は「新しい戦争」の世紀に突入したのか?戦争の時代といわれた20世紀も、いっぽうでは平和を求める人々の努力が着実に成果を残しています。本書は、地球市民の登場、女性解放運動の進展、情報通信技術の躍進などグローバル化を推進したこの100年の諸相をグローバル・コミュニティの形成の一環と捉え、21世紀の平和実現の可能性を探る一冊。
◆NO WAR! ザ・反戦メッセージ 瀬戸内寂聴他編著 社会批評社 
アメリカの13歳の少女・シャーロットさんが地元の平和集会で行ったメッセージ、「私たち子どもの声が聞こえますか?」はインターネットで世界中に広まり、大きな感動を呼びました。本書は世界から発信された反戦メッセージや高校生、自立する市民らの反戦運動・平和への行動が多数収録されています。
◆地球をめぐる女たちの反戦の声  松井やより編 明石書店
「テロは戦争によっては根絶できない。暴力は暴力を生む。罪なき人々を犠牲にする戦争をやめてほしい」これまで戦争の犠牲になった国々の女性から反戦のメッセージが届いています。本書はテロも戦争もない21世紀を強く求める女性たちの反戦の声が多数収録されています。
◆世界がもし100人の村だったら2
池田香代子&マガジンハウス編 マガジンハウス
人間が心の中に平和を取り戻さない限り、世界の平和はやってこないかもしれません。世界を動かす大きな力の前では個人など無力だと思いこむことなく、これまでもわたしたちひとりひとりが変わることが世界を変えてきたことを改めて思いなおして平和への希望をもって欲しいと、編者はメッセージを発しています。
◆映画で平和を考える 母と子でみるA10 上田精一著 草の根出版会 
元教職にあった著者は「平和」、「民主主義」、「ヒューマニズム」などをキーワードにした映画を教育に取り入れてきました。21世紀を核もない、戦争もない平和な世紀にするために「映画に描かれた戦争」を通し、「映画で平和を考える」活動を記した一冊。
三鷹図書館Tel.43―9151


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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