広報みたか2003年8月3日10面
■30歳以上の方に秋期胃集団検診
対象は30歳以上(昭和49年4月1日以前生まれ)の市民の方。ただし、次の方は受診できません。(1)妊娠中および妊娠の疑いのある方、(2)胃腸疾患で治療中の方、(3)春期胃集団検診を受診した方。
また、平成15年4月1日〜平成16年3月31日に、40歳・50歳・60歳の誕生日を迎える方は「特別精密健康診査」の対象となりますので、そちらでの受診をお勧めします。
◆会場・日程 下記のとおり。時間はいずれも午前8時〜11時。新川中原CC…10 /21(火)、井口CC…10/22(水) 大沢CC…10/23(木)、牟礼CC…10/24(金)、総合保健センター…10/27(月)・28(火)・29(水)・31(金)・11/1(土)
※CCはコミュニティセンターの略。
▼9月5日(金)(消印有効)までに、はがきに(1)「胃検診希望」、(2)住所・氏名・生年月日・年齢・性別・電話番号、(3)第一希望日(および会場名)と第二希望日(および会場名)を記入し「〒181―0004新川6―35―28三鷹市総合保健センター」へ申し込む(窓口も可)。定員750人(定員を超えた場合は抽選。希望日集中の場合は、希望日以外の日に変更)。
※初日の2週間前ごろに郵送にて通知。抽選の結果に関して電話でのお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
総合保健センターTel.46―3254
■コラム「歯周病と全身疾患との関連 」
歯周病と全身疾患との関連
歯周病は、従来歯を失う原因や食物が噛めなくなるといった口腔内の問題としてだけ取り上げられてきました。しかし、近年全身的にも多くの影響を及ぼしている事がわかってきました。今回は歯周病と全身疾患の関連について説明します。
◆歯周病と心臓血管疾患
歯周病の程度が、重症になるほど心臓血管疾患の危険性も高くなります。それは口腔内の炎症が血流を介して心臓血管系に作用し、そこで粥状硬化を引き起こすためといわれており、実際にもけい動脈や冠動脈に生じた粥状硬化から歯周病菌が検出されています。
◆歯周病と糖尿病
糖尿病の方は、全般的に免疫機能が低下しているため歯周病を悪化させるといわれています。また、歯周病も糖尿 病を悪化させるという、双方向の影響が指摘されています。これは口腔内の炎症が、全身に波及し肝臓にストレスを与えグルコース代謝を障害する結果として起きます。
◆歯周病と低体重児と早産
妊婦の方が重い歯周病の場合、炎症が子宮内の胎児の成長に影響し、低体重児を早産する確率が高くなります。飲酒をする母親の場合、早産の危険性は3倍ですが、歯周病がある場合はさらに7倍にもなります。
◆歯周病と骨粗鬆症
骨密度が、骨格を維持できるレベル以下に低下し骨折の危険性が増した状態を骨粗鬆症と言います。人の骨量は、男女ともだいたい40歳前にはピーク値に達しその後は低下傾向をたどります。40歳代以降の年代は「カルシウム消耗の年代」と呼ばれています。したがって、中高年における骨粗鬆症の発症を予防するためには、いかに若年時に豊富にカルシウムを摂取し、骨量にピーク値を高めるかという事とその低下の速度を緩めるかという事が重要になってきます。骨粗鬆症は、歯周病における歯肉や顎の骨などの破壊を容易にする役割をしています。また、閉経後の女性において、女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏が骨形成力を弱め、歯周病を進行させると言われています。
◆歯周病と口腔乾燥症(ドライマウス)
口腔乾燥症は、自覚的にはお口の中の乾燥感を呈するものであり、唾液腺機能低下や安静時の唾液分泌の著しい減少に関する症状名です。歯周病を持つ方のおよそ4人に1人が口腔乾燥症あるいはそれに関連する症状を示し、高齢者では約40%が口腔乾燥症を訴えているという報告があります。原因としては、加齢にともなう唾液腺の萎縮、膠原病(シェーグレン症候群)精神的なストレスの持続、糖尿病、喫煙、薬(向精神薬、精神安定剤、降圧剤、利尿剤など)の長期服用などが原因と考えられます。口腔乾燥症は、唾液による自浄作用や抗菌作用の低下などを引き起こし、歯周病を悪化させます。かかりつけの歯科医師をお持ちになり、お口の健康管理のための指導を受けて快適な毎日を過ごしましょう。
(三鷹市歯科医師会)
■X線と超音波による検査法を導入 乳がん検診
今年度より、発見率をより高めるために従来の視触診のみの検診に加え、新検査法を導入した検診を実施します。従来の検診方法の変更により、検診協力医療機関が限られ、検診時間が延長されることから、受診期間を誕生日(月)によって、前期・後期に分けて実施します。
今回は前期の申し込みを受け付けます。
◆対象 4〜9月生まれの30歳以上(平成15年9月30日現在)の女性市民
◆受診期間 9月10日(水)〜11月29日(土)
◆内容 市内協力医療機関による個別検診(完全予約制により実施)
(1)X線撮影によるマンモグラフィー、(2)超音波(エコー)のいずれかの検査方法を選び、各医療機関に直接予約をする(検査方法によって受診医療機関が指定されます)。50歳以上あるいは、閉経期以降の方にはマンモグラフィーをお勧めいたします。また妊娠されている方、妊娠の可能性のある方、50歳未満の方には、超音波(エコー)をお勧めします。
▼8月8日(金)(消印有効)までに、はがきに「乳がん検診希望」と明記の上、住所・氏名・生年月日・年齢・電話番号を記入し「〒181―0004新川6―35―28三鷹市総合保健センター」へ申し込む(窓口直接も可)。定員900人(定員を超えた場合は抽選)。
※10〜3月生まれの方は後期(12月1日〜3月10日を予定)の対象になります。くわしくは、10月発行の「広報みたか」、三鷹市ホームページなどでお知らせします。
※子宮がん検診の詳細は8月下旬ごろにお知らせします。別途お申し込みください。
総合保健センターTel.46―3254
■40〜64歳の方対象 眼科検診
何かと目を酷使することが多い現代生活。年に1度の受診で早期発見・早期治療を。対象は40歳〜64歳(昭和14年4月1日〜昭和39年3月31日生まれ)の市民の方。
▼前期=10月17日(金)〜11月15日(土)、後期=平成16年1月15日(木)〜2月14日(土)(応募状況により受診時期を振り分けます)、市内協力医療機関で。検診内容は血圧、視力、外眼部、眼圧、透光体など。
▽9月5日(金)(消印有効)までに、はがきに(1)「眼科検診希望」・(2)住所・(3)氏名・(4)生年月日(年齢)・(5)電話 番号・(6)過去の受診の有無を記入し、「〒181―0004新川6―35―28三鷹市総合保健センター」へ申し込む(窓口も可)。定員600人(定員を超えた場合は抽選)。
総合保健センターTel.46―3254
■エクササイズ教室「はじめの一歩」
健康のため医師から運動を勧められている、体重を減らしたい、体力をつけたいなど、運動の必要を感じているけれど、どう始めたらよいか分からない、続けられないという方のための教室です。
対象は運動習慣のない70歳以下の市民の方(週1回以上運動をされている方、運動制限のある方は除く)。
▽8月13日〜11月26日の毎月第2・第4木曜日午前10時〜正午(全8回)、第二体育館で。
▼総合保健センターTel.46―3254で申し込み受け付け中。先着30人。
※8月22日(金)・9月2日(火)のいずれか、午後2時〜3時に総合保健センターで開催する事前説明会に出席すること(健康状態などを伺い、参加をお断りすることがあります)。
■国民健康保険「医療費のお知らせ」を送付します
国保だより
国民健康保険「医療費のお知らせ」を送付します
8月26日(火)に国民健康保険に加入している世帯主あてに「医療費のお知らせ」をお送りします。これは医療機関などからの請求に基づき、今年5月に受診した方の名前、医療費の総額(10割分)、医療機関などの名称および食事療養費の全額を記載しています。接骨院については、今年6月に市が接骨院から請求を受けたものが対象です。
このお知らせは、健康や医療、保健事業について認識を深めていただく参考としてお送りするものです(手続きなどを取る必要はありません)。
保険課国保給付係Tel.内線2388
■通信教育で生活習慣の改善を!受講者大募集!
市と早稲田大学の共催事業。郵送によるやりとりで日常生活での活動量増加のコツを学びます。データは個人を特定しない形で同大学にも提供されます。
◆対象者 65歳以下の在住、在勤の市民(夫婦での参加も大歓迎)で、日常生活で週2回1日30分以上の運動をしていない方(平成15年度「フォローアップ教室」、「エクササイズ教室」不参加者)。原則として9月20日(土)の事前説明会、12月13日(土)の修了式に参加できること。
◆実施期間 9月下旬〜12月上旬(4カ月間)
▼8月4日(月)〜29日(金)に総合保健センターTel.46―3254へ電話または直接申し込む。
■保健所の土曜日サービス
毎月、第1土曜(祝日の場合は第2土曜)に、健康相談、医療費助成申請などの各種申請受付を行っています。くわしくは三鷹武蔵野保健所各担当係まで。
◇受付時間…午前9時〜午後5時まで
■精神保健相談
■精神保健相談
専門医と保健師による個別相談を行います。
◆一般精神保健相談=8月18日(月)・19日(火)・25日(月)。眠れない、何もしたくない、家に閉じこもりがち、人と接するのがつらいなどでお悩みの方。
◆思春期相談=8月20日(水)。思春期は著しい身体の変化とともに心も大きく揺れ動く年代です。思春期〜青年期の心の悩みや家族問題についてお悩みの方。
◆アルコールクリニック=8月26日(火)。アルコール依存症などを克服し、生活を改善するため、本人や家族がどのようにすればよいかなどを話し合います。
▼いずれも事前に三鷹武蔵野保健所保健サービス課Tel.54―2161へ申し込む。相談時間は午後2時〜4時、相談場所が武蔵野・三鷹と分かれることがありますので、申し込みの際必ず場所をご確認ください。相談日以外でも保健師が相談に応じています。
■夜間精神保健電話相談
■夜間精神保健電話相談のご案内
心に関する悩みや問題について、保健師が夜間に電話による相談をお受けします。
◇受付時間 平日午後5時30分〜8時
◇受付専用電話 54―2162
■8月の環境・食品衛生出張窓口
◆日時 8月28日(木)午後1時〜4時
◆場所 総合保健センター別館
◆業務内容
(1)環境・食品衛生の相談受付
(2)食品関係営業許可の申請および変更届などの受付
(3)環境衛生関係営業許可の申請および変更届などの受付
(4)受水タンクをもつ水道水、井戸水、プール水の水質検査容器の無料配付(検査の受付は別途保健所で行います。飲用適否の検査料金は13,700円。プール水は項目別料金)
◆問合先 三鷹武蔵野保健所生活衛生課
Tel.54―2161
※次回は9月25日(木)です。
■乳幼児の健康相談
保健師、助産師、栄養士、歯科衛生士などが育児や栄養、歯、子育て全般についての不安や悩みなどにおこたえします。
◆対象 生後0カ月〜4歳未満
▽第1水曜日午後1時15分〜2時受付、第3火曜日午前9時15分〜10時受付、総合保健センターで(祝日などによる変更あり、要確認)。
※8月19日(火)はお休みします。
総合保健センターTel.46―3254
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり