広報みたか2003年7月20日10面

■三鷹市健康・福祉総合計画２０１０が確定しました

「三鷹市健康・福祉総合計画
２０１０」が確定しました
〜人がふれあう支えあうやさしいまち三鷹〜
「三鷹市健康・福祉総合計画２０１０」が、７月２日に確定しました。この計画は、平成22年（２０１０年）までの三鷹市の健康・福祉施策の総合計画として、多くの市民のみなさんの参加によって策定されたものです。
地域福祉課Tel.内線２６１４
計画の位置づけ
この計画は、三鷹市の健康福祉施策の推進に関する総合計画です。従来からの三鷹市の老人保健福祉計画、介護保険事業計画、児童育成計画、障害者計画、母子保健計画に、新規計画として地域福祉計画と「健康日本21」地方計画を包含して三鷹市健康福祉総合条例に基づく「総合計画」として策定しました。
目標年次
計画の目標年次は、現在の第３次三鷹市基本計画との整合性を確保するため、おおむね平成22年（２０１０年）までとします。また、第３次基本計画が３期に分けて見直しを行うことになっていることを受け、この計画においても、基本計画の見直しに合わせ見直しを行うものとします。
策定の経過
計画策定にあたっては、検討市民会議の委員・助言者、三鷹市健康福祉審議会の委員のみなさんに１年以上にわたってご議論をいただきました。昨年２月から検討市民会議全体会13回、専門部会等48回に及ぶ会議が開催され、昨年秋には各専門部会からそれぞれ提言書の提出がありました。１月には、この提言書を受け第一次素案がまとまり、広報みたか「福祉計画特集号」として概要をお知らせしてきました。その後、市では市民のみなさんの意見等を取り入れ、３月には第二次素案を作成し、６月には、最終案を検討市民会議で協議を行い、さらに三鷹市健康福祉審議会からの答申をいただいて、計画を確定しました。
計画の主な特徴
◇これまでの「みたか福祉プラン21」を見直し、介護保険制度や障害者支援費制度など大きな福祉分野の変化を踏まえた施策となっています。
◇高福祉の実現に向けた重点課題として、12の課題（別表）を選択し、さらに緊急・集中的に取り組む課題として「バリアフリーのまちづくり」、「子育て支援の充実」、「ＩＴを活用した施策の推進」とし「協働のまちづくり」については全市で取り組むこととしています。
◇地域福祉を推進するうえで、総合的な相談体制の確立や在宅で暮らす人たちへの自立支援策を進めるため、中学校区を基本として拠点整備を検討し、サービス利用者の視点に立った「地域ケア」の新たな仕組みづくり、課題解決のための「地域ネットワーク」づくりに取り組むこととしています。
推進体制
計画の策定や事業推進にあたって市民参加を推進するとともに市民・事業者・ＮＰＯなどとの連携や支援などパートナーシップ型の行政を積極的に進めます。
また、地域社会の中で市民や事業者やＮＰＯなど行政を含むすべての地域社会の構成員が協働のまちづくりを実践する中でお互いに支えあう福祉社会を築きます。
■計画の閲覧と頒布
「三鷹市健康・福祉総合計画2010」は、市内のコミュニティセンター、図書館、市政窓口などで閲覧できます。
この計画書（Ａ４・182ページ）は市政資料室（市役所２階）で、７月22日(火)から１冊320円で頒布します。
■ホームページに掲載
「三鷹市ホームページ」/に全文のＰＤＦ版を掲載しています。ご利用ください。
地域福祉課Tel.内線2614

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