緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2003年6月15日9面

■第53回社会を明るくする運動

7月1日〜31日は、「ふれあいと 対話が築く 明るい社会」を統一標語とした、社会を明るくする運動の全国強調月間です。この運動は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場で力を合わせ、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする法務省主唱の全国的な運動です。この期間に、市でも保護司会、民生委員協議会や青少年に関する関係機関とともにさまざまな活動を行います。
◆広報活動 7月1日(火)午前8時20分〜9時、三鷹駅南口で広報啓発用ティッシュ・傷口用絆創膏・リーフレットを配布します。
◆物品販売啓発活動 7月19日(土)・20日(日)午後1時から市役所中庭で実施される「商工まつり」で、矯正施設で受刑者が作った物品(味噌、しょう油)を販売し、更生と社会復帰に対する理解を訴えます。
◆映画「君は一人じゃない」と講演「脳の不思議と感性〜子どものこころとからだ」
7月24日(木)午後1時30分〜4時、福祉会館で。講演は、日本コロンビアDCS感性研究所主席研究員の日高敏夫さん。ノーベル賞作家である大江健三郎さんとご長男の光さんとの親子愛と、光さん作曲の美しい音楽をお聞きいただくほか、「音楽療法」を体験していただきます。さらに、阪神淡路大震災や神戸小学生殺人事件にみられる子どもたちの「心の傷」をどう癒すのかといった今日的なテーマも含まれています。手話通訳あり。季節の花鉢のプレゼントあり。
▼いずれも当日、直接会場へ。
地域福祉課Tel.内線2615


■北野ハピネスセンター夏まつりの介助ボランティアを募集

北野ハピネスセンターは、在宅の心身障害児者の福祉活動の拠点として、デイケアをはじめ各種相談、リハビリテーション、日常生活動作訓練などを行うとともに、地域の方々の集会、交流の場としても利用されている療育訓練施設です。
センターでは、日ごろの活動の成果を知っていただき、地域との交流を深めることを願って、毎年7月に夏まつり(館まつり)を開催しますが、そこでお手伝いしてくれる市民ボランティアを募集します。
◆条件 学生または社会人(40代ぐらいまで)で無償で協力いただける方。交通費も自己負担になります。
◆日時 7月24日(木)午後2時40分〜8時30分(夕方からの参加も可)。
◆場所 北野1―9―29(JR三鷹駅から北野行き・みたかシティバスで「北野小東」下車または吉祥寺駅から千歳烏山行きバスで「北野水無」下車、いずれも徒歩3分)
◆内容 センター利用者の介助、模疑店やイベント運営の補助。
▼6月16日(月)から同センターTel.48―6331へ申し込む。後日説明会。


■2003夏!体験ボランティア

社会福祉協議会(みたかボランティアセンター)と、東京ボランティア・市民活動センターとの共催。対象は都内在住・在勤・在学で説明会に参加できる方(活動内容により年齢基準あり)。
◆活動内容 都内の高齢者・障害者・児童関係施設でのボランティア活動
◆期間 7月中旬〜8月(施設での体験は3日以上、行事を除く)
◆説明会 7月12日(土)午後2時から、市役所第二庁舎で。
▼7月5日(土)までに、所定の「参加申し込みカード」に必要事項を記入しみたかボランティアセンター(上連雀8―3―10三鷹図書館隣り)へ申し込む。定員70人。
同センターTel.76―127


■社会福祉事業団団員募集

三鷹市社会福祉事業団職員(看護職1人)を募集
◆応募資格 平成15年4月1日現在45歳未満の方で、正・准看護師の免許をもつ方(介護支援専門員有資格者歓迎)。
◆勤務場所 三鷹市牟礼老人保健施設はなかいどう(牟礼6―12―30)
▼6月24日(火)までの午前9時〜午後5時、(土・日曜日、昼休みを除く)、同事業団事務局で所定の用紙に記入し本人が直接申し込む。
※必要書類などくわしくは、事前に必ず同事業団Tel.44―5211へ問い合わせること。


■三鷹市ひまわり共同作業所・法人化記念イベント

精神障害者の仕事と生活の場三鷹ひまわり
共同作業所の歩み15年6月28日に法人化記念の講演会とつどい
「三鷹ひまわり共同作業所」は、1989年に井之頭病院精神科の職員が中心となって、精神に障害のある人々が地域の中で暮らしていくための施設として設立されました。当初、6人の通所者で始まった同作業所は、この15年間で90人を超えるまでに広がり、昨年9月には、運営の安定と新たな事業展開をめざして念願の社会福祉法人格を取得しました。
「社会福祉法人三鷹ひまわり会」では、6月28日(土)に、法人化を祝う式典と、多くの方々に精神医療保健の現状について知っていただくための講演会を開催します。
現在、三鷹ひまわり共同作業所は3カ所。10〜70代の通所者が通っています。
第一作業所(下連雀四丁目)は、生協から年間契約で受けたチラシのセット作業を主な仕事としていています。作業スペース内は機械の音が響き、まるで印刷工場のよう。ノルマもある重労働ですが、その分、作業所としては高めの工賃が支払われます。
第二作業所(上連雀四丁目・福祉コアかみれん内)が行っているのは、数社の企業から請け負った紙箱の組み立てや名札付けなどの作業、施設管理など。
三鷹駅前に民家を借りている第三作業所(下連雀三丁目)は、Tシャツや陶芸などのオリジナル製品作りと販売、農作業、レクリエーション活動などのプログラム。
どの作業所でも、昼食は通所者たちが当番制で作っていて、メニューを決め、材料の買い出しするところから手作りしています。また、誕生会や旅行、スポーツ、美術活動、3作業所合同有志の「ひまわりバンド」など、さまざまな活動も行われています。
こうしたプログラムの一つ一つに、仕事を通じて持続力や達成感を得る、仲間とのコミュニケーションによって対人関係能力を養う、買い物をしながら金銭感覚をよみがえらせるといったねらいがあります。精神科での入院などを経た方が、地域の中でごくあたりまえの生活を送りためのトレーニングとなっているのです。
「精神医療では今、世界的に『脱施設化』が進んでいますが、日本は突出して遅れている状況です」と、同会理事長の三瓶和義さんは言います。精神病院に長期入院していると、病気が治っても、施設特有の生活習慣や依存心のために社会生活が困難になってしまいます。脱施設化は、できるだけ入院を短くして、地域に精神障害者のための受け皿をつくって支えるという考え方。社会的入院の多い日本では、今後の大きな課題です。「やっと法人化できて、現在はまだ将来構想を話し合っている段階ですが、いずれグループホームの設立なども考えていきたい。ひまわりは、これまでも地域の理解に支えられてきましたが、今後も精神障害者が地域に受け入れられるよう、一層、情報発信や交流を深めていきます」
昨年7月には、通所者による「ひまわり自治会」が誕生しました。それまでも職場会という名で、行事日程や仕事上のトラブル、作業所への要望などについて話し合ってきましたが、少しずつ発言が活発になり、自治会へと発展したのです。15年間の中で、それぞれが自分なりの生き方を探し、自分で判断し決定する力を培ってきた成果です。
通所者のみなさんは、「同じ思いをしてきた仲間といることが気持ちの上でとても安定する」「仲間や友達が困っていたら、自分なりに見守ってあげたり、話をしていきたい」と話しています。
■ひまわり共同作業所
法人化記念式典と講演会
6月28日(土)午後2時30分から、三鷹産業プラザ7階で。講演は精神科医で脱施設化の問題などに詳しい中沢正夫さんの「共同作業所運動に期待すること」。入場無料。市民のみなさんのご来場をお待ちしています。
第一共同作業所Tel.76―0388


■総合オンブズマン相談室

市政のことで、あなた自身の利害に関わる苦情がありましたらお気軽にご相談ください。
◆市役所2階Tel.内線2215・Fax.48―2810
※時間は午後1時30分〜4時30分。
▼予約制です。事前にご連絡ください。


■在住外国人のための多言語生活情報

ホームページ (財)自治体国際化協会のホームページで、在住外国人が日本で生活するための情報や相談窓口を多言語で紹介した「多言語生活情報」がご覧になれます。
◆掲載言語 英語・中国語・韓国朝鮮語・ポルトガル語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・ベトナム語・インドネシア語・タガログ語・タイ語・ロシア語・日本語(ひらがな)
くわしくはhttp://www.clair.or.jp/tagengo/index.htmlをご覧ください。
※身近な外国人の方にも紹介してあげてください。
(財)自治体国際化協会調査部連絡調整課Tel.03―3591―5485・E―メール rencho@clair.or.jp


■三鷹市ボランティア連絡協議会全体会

テーマは「改定された介護保険制度および障害者支援費制度について」。お茶を飲みながら気軽に勉強しましょう。どなたでもどうぞ。
▽6月28日(土)午後1時〜4時40分、福祉会館で。市の担当課長による解説と、サービス受給者の体験談。三鷹市タンゴアンサンブルによる演奏も。参加費300円。
▼当日、直接会場へ。
大澤宅Tel.33―5070(午後6時以降)


■地域人権啓発活動事業

身近なことから人権を考えてみませんか
石井めぐみさん講演など
調布市・多摩東人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催。調布市地域人権啓発活動事業推進会議実施。
調布市出身でNHK「福祉ネットワーク・子ども相談室」司会や、福祉をテーマとして年間約100回の講演など幅広く活躍中の女優・石井めぐみさん講演と、調布市立中学校生徒による合唱とよさこいソーラン踊り。
▽7月5日(土)午後1時20分〜4時、調布市文化会館たづくり「くすのきホール」で。
▼当日、直接会場へ。先着500人。
調布市市民相談担当Tel.0424―81―7033


■高齢者のための就業相談会

三鷹市社会福祉協議会・三鷹市シルバー人材センター・東京都武蔵野高年齢者就業相談所主催。「生計のため常勤やパートで就職したい」「仕事やボランティアで地域社会に役立つ活動をしたい」などの相談や、職業紹介など。
▽6月24日(火)午後1時30分〜4時、三鷹駅前コミュニティセンターで。
▼当日、直接会場へ。
三鷹市シルバー人材センターTel.48―6721


■あたたかい善意

(敬称略)
◇3万円 三和会 ◇5万円 匿名




■短歌会5月

市民文芸三鷹短歌会5月の秀歌
(選と評) 金田 義直
真下なる部屋に聞きゐつ巣を作る鳩がトタンの庇踏む音  八島 靖夫
【評】早朝、ベランダの雨除けの上を歩き回るカラスの足音は不快で、腹立たしいが、鳩のそれは巣作りであるだけに、作者にはやがて孵るであろう雛にまで思いを馳せ、いとおしく聞こえたのであろう。
木の芽雨ほのかに烟る庭隅にツツジ赤あかと一叢盛る   浅野 寿子
【評】木の芽の出る頃に降る雨を「木の芽雨」と言うようだが、何と風情のある日本語ではないか。一首の中で適切に使われている。
しばらくね笑みて過ぎゆく自転車の人おぼろなり吾れ遠視眼 松村恵美子
【評】遠視眼の人は近くは見えにくいのだが、こうまで率直に詠われると、おかしさが先にたつ。結句の種明かしが面白い。
散り敷ける桜花びら煽られて右へ左へ道転びゆく     横尾えり子
【評】乾ききった花びらはさほどではないが、落花間のない花びらが風に翻弄される様には趣がある。見たままを詠った結句がよい。
念願の東大合格果たしたる孫の肩抱き夫は声なし     大平 牧子
【評】孫の合格を喜ぶ夫の心情が、その行為を通して素直に伝わって来る。また、それを見ている作者の喜びも感じ取れる。
恙無く今日も終りぬ五時告ぐる「赤トンボ」のチャイムにじっと聞き入る 遠藤多満江
【評】無事に終わった一日への感謝の気持ちと「赤トンボ」のチャイムの取り合わせが面白い。まだ、五時。安堵し感謝するには、早すぎる気がするが、「聞き入る」は思い入れが過ぎる。
毎日の母の食欲案じつつ白寿を祝ふ五月待たるる     花輪 明子
【評】老人にとって健康のバロメーターの一つは食欲。それを案じつつ、九十九歳の祝い事を待つ気持ちを「五月待たるる」と明るく率直に詠った所がよい。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)