緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2003年6月15日12面

■三鷹市美術ギャラリー「再検証・高松次郎絵画作品〜アトリエより〜」

三鷹市美術ギャラリー開館10周年記念 6月25日(水)〜8月3日(日)
「再検証・高松次郎絵画作品〜アトリエより〜」
1960年代の読売アンデパンダン展や芸術集団ハイレッド・センターにおいて、既成の表現形式に捉われない作品やパフォーマンスで注目を集めた高松次郎(1936―1998)は、だまし絵的な画面を通して視覚と存在の問題を問う「影」シリーズで一躍時の人となり、60〜70年代には「反芸術」のヒーロー的存在でした。
高松は亡くなるまでの約30年間、三鷹のアトリエで制作活動を行っていましたが、特に80年代以降は、画家としての側面が前面に出され、線、面と色彩が溢れる「形」シリーズを展開します。没後残されたドローイングやデッサンからは、高松が晩年、発病ののちもこのシリーズの構想を練り続け、新たな展開を予感させるところに到達したこと、その尽きることのなかった制作意欲がみてとれます。また、デビュー前に描いたドローイングのモティーフが、晩年のデッサンに再び登場してくる興味深い事実もわかります。
同展では、アトリエに残された作品の中から、最初期や最晩年の未発表作品も多数出品し、これまで、60〜70年代の突出した活動の陰に隠れ、展覧会でとりあげられる機会が多くなかった「画家」としての高松の活動にスポットをあて、その画業を再検証します。
◆主  催 (財)三鷹市芸術文化振興財団・三鷹市美術ギャラリー
◆会  期 6月25日(水)〜8月3日(日)
◆休館日 月曜日(7月21日(祝)は開館)・7月22日(火)
◆開館時間 午前10時〜午後8時(入館は7時30分まで)
◆会  場 三鷹市美術ギャラリー(三鷹駅南口コラル5階)
◆観覧料 一般500円、学生(中・高・大)300円、65歳以上・小学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料
→三鷹市美術ギャラリーTel.79―0033」
※この記事を切り抜いて展覧会にお持ちください。2人まで、一般入場料500円を400円に割り引きます。


■上條恒彦コンサートin三鷹の森美術館

親子60組240人をご招待!応募方法は8面


■市内農家のみなさんが小・中学校給食に協力

今学校でL 「新鮮」「おいしい」「安心」な野菜を子どもたちに
市内農家のみなさんが小・中学校給食に協力
6月9日、中原小学校5年3組の給食の時間。みんなが食べている千切り野菜とベーコンの「コンソメ・ジュリアン」は、給食ではおなじみのスープですが、この日はひと味もふた味も違います。新川二丁目の須藤秀司さんの畑で朝採れたばかりのキャベツが入っているのです。
市では小・中学校の給食で、これまでも、小売店を通して三鷹産の野菜を使用してきましたが、昨年6月からJA東京むさし三鷹地区青壮年部の協力で、一部の学校で農家からの直接納品を始めました。
今の時期、市内の農家では、ナス、キュウリ、トマト、トウモロコシ、キャベツなどの季節を迎えています。採れたての野菜は切ると水気が飛び散るほど新鮮でみずみずしく、うま味や栄養をたっぷり含んでいます。作る人の顔が見えることで安全も確認できます。こんな野菜を子どもたちにたくさん食べてもらうことは、子どもを育てる大人たちと生産者の共通の願いです。この日、中原小に今年初めての夏野菜を届けた須藤さんは、朝会で子どもたちに自己紹介し、「いつも心をこめて野菜を作っています。給食、残さず食べてください」と笑顔であいさつしました。
「旬の野菜の本当のおいしさ、三鷹にもまだたくさんの畑があること、そこで今どんな野菜を作っているか知ってほしい」と須藤さん。須藤さんが営農部会長をつとめるJA東京むさし三鷹地区青壮年部(部員約120人)は、市内農家の主に20〜40代の若手後継者の団体で、ホームページhttp://www.mmjp.or.jp/konasu/などで積極的に「三鷹の農業」をアピールしています。
野菜の直接納品を受けている学校では、栄養士が給食だよりや掲示板などで市内産野菜と生産者の方の紹介をしたり、中学校では畑での体験学習を通して、生徒と生産者の交流を始めた学校もあります。市内産野菜との出会いは、子どもたちが食べ物と農業のつながりや季節感、地域農業や食文化を理解するきっかけにもなっています。今年7月からは協力農家も5軒に増えて、実施校は13校になります。
中原小ではこの週、「やさいのピリリづけ」「スティックサラダ」のキュウリも須藤さんから届けてもらいました。同校の給食では、これからしばらくの間は夏野菜、その後12月ごろまでネギ、ニンジン、大根などが食べられます。
上杉宅042―555―Tel.2751


■五中生がアメリカ人中学生と友好のTシャツ作り

第五中学校の1年生18人が6月5日、米軍横田基地(福生市)内のミドルスクールを訪れ、アメリカ人生徒と一緒に「世界の友達へ」のメッセージを込めて毛筆で書いた文字を使って、アートTシャツを作りました。
この授業は、同校の谷田貝安孝教諭が以前、福生市の中学校に勤務していたときに知り合った横田ミドルスクールの日本語教師と、現代書家で「児童の書を考える会」会長の高橋里江さんの協力を得て実現したもの。「日米どちらの生徒にとっても夢中になりやすい題材」として、アート感覚のデザイン墨書Tシャツ作りを行いました。
現地に到着し、みんなでランチをとり、班に分かれて校内を案内してもらった後、いよいよ両校1人ずつでペアを組んで共同のTシャツづくりを開始。2人があらかじめ考えてきた言葉(「友」「笑」「愛」など)を身振り手振りで説明し合い、どちらかの言葉に決定したら、アメリカの生徒は漢字、五中生は英語で、それぞれ筆と墨で書きます。2人の文字を組み合わせ、背景色を付けてスクリーン印刷でプリントして出来上がり。生徒たちはお互いはじめは緊張していたものの、作業を終えるころにはすっかり意気投合し、おそろいのTシャツをさっそく着たり、連絡先を交換する光景がそこここにみられました。
授業を終えた五中生は、日米の生活環境や食文化、感情表現の違いなどへの新鮮な驚きと同時に、「伝えたい気持ちがあれば、言葉が上手くなくても伝わる」ことを発見したようです。さらに一歩進めて、「言葉での会話が困難な障害をもつ人などとのコミュニケーションについて考えた」という感想なども寄せられました。
同年代の外国人との共同作業を通した貴重な体験。五中では今後も、保護者の方々も交えて横田ミドルスクールとの交流を続けていきたいということです。



■チケットインフォメーション

三鷹市芸術文化振興財団
(三鷹市芸術文化センター内)
Tel.47-5122
http://mitaka.jpn.org/
チケットのお求め方法
●電話予約
芸術文化センターTel.47−5122
●窓口販売 芸術文化センター/三鷹市美術ギャラリー/三鷹市公会堂
※発売日初日は電話予約(午前10時〜午後7時)のみで、窓口販売はありません。
※学生券の方は当日学生証を拝見します。
●販売時間・休館日
10:00〜19:00 月曜日休館。
●プレイガイド
チケットぴあ Tel.0570−02−9999
※「太宰を聴く」は扱っていません。
友の会MARCL(マークル)
芸術文化振興財団主催事業のチケットに関して(1)優先予約、(2)割引(1公演2枚まで)、(3)無料郵送(口座振替ご利用の場合)や芸術文化センター内レストランの割引などの特典があります。年会費2,000円。申込即日から優先予約もできます。お気軽に芸術文化センターへ。

★ 印の公園には託児サービス(1歳半〜未就学児、10人まで、500円)があります。

芸術文化センター星のホール
●にんじんボーン「どうだすごいだろう」
全席指定
前売 会員=2,200 一般=2,500
当日 会員=2,500 一般=2,800
作:村上マリコ 演出:宮本勝行
ある地方都市の川の土手に東京の若者たちがビデオ映画を撮りに来た。地元の人々を巻き込んで、てんやわんやの怒濤の1カ月ロケが始まり…。若手劇団にんじんボーンの実際の出来事を再現した心温まる素敵なお芝居です。

★第4回「太宰を聴く」〜太宰治朗読会
チケット発売日
友の会/6月24日(火)
一 般/6月27日(金)
7月11日(金)19:00開演
全席指定
会員=1,350
一般=1,500
学生=1,000
出演/細川俊之
(写真)
作品/親友交歓
(昭和21年)
ヴィヨンの妻
(昭和22年)
※いずれも抜粋
今でも世代を越えて読み継がれている太宰治は、昭和14年から、戦時中の疎開時代を除き、昭和23年にこの世を去るまで三鷹の地で暮らしました。太宰の眠る禅林寺は芸術文化センターのすぐそばにあり、毎年6月19日の「桜桃忌」には多くの太宰ファンが訪れています。毎年、桜桃忌の季節に合わせて行う太宰作品の朗読会。今回は俳優の細川俊之さんが登場します。

芸術文化センター風のホール
★ウィークエンド・クラシックサロン”音の散歩道`vol.1中野振一郎&コレギウム・ムジクム・テレマンによる「その時作曲家がすり替わった」
7月26日(土)14:00開演
全席指定
会員=2,000 一般=2,500
学生=1,300
出演/中野振一郎(チェンバロ)
中村朋子(ソプラノ) コレギウム・ムジクム・テレマン(古楽器合奏) 池田卓夫(ご案内・日本経済新聞社編集委員) 
曲目/J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ W.A.モーツァルト:チェンバロ協奏曲ほか
偽作、誤伝…現代の我々にとっては結構意外なバロック音楽を大解剖します。注目のチェンバロ奏者、中野振一郎と彼が率いる古楽器アンサンブルの演奏と歌、軽妙洒脱なトークで繰り広げられる、目から鱗の物語。

★声のオーケストラ「シャンティクリア」
チケット発売日
友の会/6月26日(木)
一 般/7月3日(木)
11月9日(日)15:00開演
全席指定
会員=S=4,500 A=3,600
一般=S=5,000 A=4,000
学生=2,500
曲目/ジョスカン・デ・プレ:主よ、汝に寄り頼む シューマン:6つの歌op.33 ”ノスタルジー”日本の歌から(信長貴富編):さくら、江戸の子守唄、ずいずいずっころばし フォスター(ピュアリング編):金髪のジェニー ほか
シャンティクリアは男性12名によるアメリカのア・カペラのグループです。澄んだ声色と豊かなハーモニー、驚異的な音域の広さは世界各地で絶賛されており、またそのレパートリーの広さは、クラシックから世界の民謡、ジャズ、ポップスと多岐に渡り、飽きさせることのないステージングで極上のエンターテインメントを魅せてくれます。ア・カペラの魅力満載のステージに、乞うご期待!


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)