緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2003年4月20日2面

■カラスにご注意ください

4月〜6月はカラスの繁殖期です
カラスにご注意ください

 繁殖期のカラスは、ヒナを守るため大変警戒心が強く、近くを通りかかる人を威嚇することがあります。
市では、原則として市が所有・管理する施設に巣ができて人間に危害を加える場合に、巣を撤去するなどの対策を行います。民有地の場合は、その土地の所有者および管理者の責任で対応をお願いしています。
◆カラスの被害に遭わないために
(1)カラスがつがいで飛びまわり激しく鳴いているときは、その付近を通るのを避ける。(2)営巣されそうな場所があったら、隠れにくく、人目につきやすいように、枝木をせん定する。(3)ごみの減量に努め、ごみ出しの際は防鳥ネットを使う。
※営巣した場合は、その場所の所有者および管理者の責任で撤去をお願いします。また、すでに産卵しヒナがいる場合には、張り紙をして周囲の人に呼びかけるなどの対応をお願いします。
環境対策課Tel.内線2523
■カラスに散らかされないごみ出しの工夫
近年、都市部でカラスが急激に増えた主な原因は、生ごみが豊富にあるためです。雑食性のカラスにとって、私たちの出す生ごみは、格好の食物になります。ですから生ごみをできるだけ出さない工夫も、カラスを防ぐ一つの手です。
(1)食品は計画的に購入する。(2)料理を作りすぎない。(3)食べ残さない努力をする。(4)生ごみを堆肥化し、ガーデニングに利用する。
カラスはごみ集積所などに集まり、ごみ袋を破いて生ごみを食べ散らかします。散らかったごみはまちの美観を損ない、ごみ収集業務にも支障をきたします。ごみを出す時には防鳥ネットを利用し、カラスからごみを守る工夫をお願いします。次の点に気をつけて、防鳥ネットを効果的に使いましょう。
(1)ごみは決められた収集日に出す。(2)生ごみは水をよく切り、紙くずに包み見えなくして出す。(3)食べ物の付着した発泡スチロールのトレイやビニール袋は、きれいにして出す。(4)ごみ袋は完全に封をする。また、ごみの量にあった防鳥ネットを使用する。(5)防鳥ネットは、カラスのくちばしが通らない、できるだけ目の細かいものを使う。
※防鳥ネット設置の際、車両および歩行者などの通行の妨げにならないようにお願いします。
ごみ対策課Tel.内線2533


■シリーズ「環境と私たちの暮らし」(15)

食生活の変化と環境
「うど」「筍」「つくし」「たらの芽」など春の恵みが目覚めはじめました。もともと、私たちにとって「食」とは、自然から恵みを取り入れ、不用物を再び自然に戻すという流れの中に位置づけられるものであり、自然の循環の一環を担うものでした。しかし、現在の私たちの食生活の変化は環境へどのような影響を与えているのでしょうか。
◆ 「旬の食材」
「ピーマン」や「きゅうり」の旬をご存知ですか?(ピーマンは7〜8月・きゅうりは6〜8月です)。
現在、野菜などはビニールハウスなどの施設栽培の増加や輸入により、季節や地域に関わらず手に入れることができます。しかし、そのために「食材の旬」が分からなくなったり、自然のエネルギーよりも多くのエネルギーを消費しなければならなくなり、二酸化炭素の排出を増加させています。さらに、ビニールハウスなどの廃棄の問題など環境への影響があります。
◆ 「簡単便利な食生活」
冷凍食品やレトルト食品などの「加工食品」、惣菜、持ち帰り弁当や宅配サービスなどの「調理食品」、ファーストフードやレストランといった「外食産業」など、私たちの生活は大変便利です。しかし「外食産業」の増加に伴い、家族によって食事の時間帯が異なったり、ある者は外食しある者は家で食事をするなど、家庭内における食事形態が変化することによって、全体として無駄なエネルギーが消費されています。
また、「加工食品」「調理食品」の普及や、従来、裸で売られていた野菜なども個別に包装されて売られるために、包装廃棄物を増加させる一因となっています。
◆「とりあえず保存」
調理や保存のための家電製品の普及は、食生活の向上や家事労働の軽減に大きく貢献しています。しかし、冷蔵庫の普及に伴い、必ずしも冷凍や冷蔵が必要ない食品までも「とりあえず冷蔵庫に入れておけば安心」と食品の収納場所として使用するようになってきています。また、賞味期限が過ぎた食品が食べられるかどうかを自らの五感によって判断せず、消費期限のみで判断し、未開封のまま捨ててしまうようになっています。
このように私たちの便利で多様な食生活は、環境へさまざまな影響を与えるだけでなく、本来、自然の恵みを一番身近に感じられるはずの食物を、あたかも自然の営みと関連の薄い「製品」のように認識させ、食生活を自然の循環の一部であることを実感しにくくさせています。
※次回は、「化学物質」です。
環境対策課Tel.内線2524


■ご存じですか?「自動車フロン券」

エアコンなどに冷媒として用いられているフロンは、オゾン層破壊物質であり、温室効果ガスでもあります。オゾン層保護と地球温暖化防止のため、平成14年10月1日から「フロン回収破壊法」が施行され、カーエアコンが搭載された車を廃棄処分する際には「自動車フロン券」によりフロン回収費用を負担していただくことになりました。
「自動車フロン券」は、全国の郵便局、コンビニエンスストア(セブン―イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス)各店舗で、1台分当たり2千580円で購入し、廃棄処分時に車と一緒に引取業者にお渡しください。
自動車フロンコールセンターTel.03―5532―1461・三鷹市環境対策課Tel.内線2523・2524


■日本の環境首都コンテスト2002で入賞

三鷹市が地球温暖化防止部門(人口別)1位・総合17位
環境NGOである環境首都コンテスト全国ネットワークが主催する環境首都コンテストは、自治体の環境に対する取り組みや、市民との協動施策、特色ある取り組みなどを評価するものです。昨年度のこのコンテスト(参加自治体115)で三鷹市は、先進的な取り組みや地球温暖化防止対策について高い評価を受けました。
◆順位
総合第17位・地球温暖化防止部門(人口10万人以上30万人未満)第1位
◆先進事例特別表彰(3例)
(1)パートナーシップ協定、(2)緑と水の回遊ルート整備計画「緑と水の交響曲(シンフォニー)」、(3)満天の星空を取り戻す「三鷹市光害(ひかりがい)防止指導指針」
市では今後も一層、環境施策に力を入れていきます。
環境対策課Tel.内線2523


■消費者相談窓口から

消費者相談窓口から182
消費者相談窓口 Tel.47-9042
「敷金はもどらないの?」
〈相談〉
賃貸マンションを転出後、大家さんから精算書が届きました。補修費用が高く、敷金を相殺し2万円の追加請求をするというのです。きれいに使っていたので納得できません。
〈アドバイス〉
借主は明け渡しに際し、賃借物を現状に回復させなければなりませんが、「原状回復させる」とは完全に入居時の状態に戻すということではありません。
【原則として貸主の負担】
経過変化による自然的な劣化、通常の使用による損耗。(1)全体のクリーニング代、(2)鍵の交換、(3)破れのない網戸の張り替え、(4)破損のない畳の表替えなど。
【原則として借主の負担】
借主の善良な管理注意義務違反などによる破損・損耗。(1)ペットがつけたキズ、(2)下地ボードの張り替えが必要なほどのクギ穴、(3)借主の不注意・手入れ不足による損傷(結露によるカビ・シミ)など。
敷金とは、借主の家賃の滞納や不注意による破損の修繕費用、損害賠償金などの債務を担保するために貸主に預け入れるお金のことです。ですから貸主は借主に対して、家賃の滞納や不注意による破損がない場合は、預かった敷金は返還しなければならないのです。
相談員は、相談者に請求書の明細を取り寄せ、借家契約書の条項(特約を含む)を確認した後、大家さんの言い分と自分の考えを整理して交渉するよう助言しました。その結果、相談者の主張に大家さんから納得が得られ、精算したところ1万円返金されることになりました。
一人暮らしの場合、退居時に業者の主張に言い含められることもあります。親や知人に同席してもらい、できれば入居時と退去時に部屋の写真を撮っておくとよいでしょう。
交渉が進まないときには少額訴訟制度による解決もあります。
(三鷹市消費者活動センター相談員)


■武蔵野市と可燃ごみの相互受入れ

焼却場の定期整備などのため武蔵野市と可燃ごみの相互受入
武蔵野市と三鷹市のごみ焼却場では、定期整備などのため一時焼却炉の運転を停止します。その間ごみの焼却ができなくなるため、運転停止の時期をずらしてごみの相互受入を行います。これは両市間で締結した、ごみ処理相互支援協定書に基づき行うものです。みなさんにはご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。
◆武蔵野市からの搬入
5月1日(木)〜13日(火)の月・火・木・金曜日(8日間)。搬入ルートは東八道路から新川交番前経由。
◆三鷹市からの搬出
6月16日(月)〜27日(金)の月・火・木・金曜日(8日間)。搬出ルートは三鷹通りから武蔵野市役所方面。
ごみ対策課処理場管理係Tel.内線2539


■5月3日・4日オープン リサイクル市民工房

リサイクル市民工房では、(1)廃材でつくるミニチュア家具などのリサイクルホビー木工、(2)傘や家具、自転車などのメンテナンス、(3)衣料のリフォーム、(4)衣服のはぎれを使った小物づくり、(5)食用廃油を使った石けんづくり、などの各講習会を開催しています。随時、職員やボランティアの方にアドバイスを受けながら、リサイクルが体験できますのでぜひご来館ください。
リサイクル市民工房(水・木・土・日曜日午前10時〜午後4時開館)Tel.34―3196ミヨ―リサイクル


■防災教育を実施しましょう

新年度、入園・入学・入社の時期を迎えました。この機会に新入社員に事業所の一員として防火管理業務の一端を担っていることを認識させたり、子どもたちに火の大切さや火の怖さを教え、正しい火の取り扱いについて防災教育を行いましょう。
三鷹消防署査察指導係Tel.47―0119


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

▲ページのトップへ

目次ページに戻る

トップページへ戻る


三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)