広報みたか2003年3月2日11面
■みたか平和映画祭
「戦争と平和をみつめて」
平成15年みたか平和音楽祭
1945年3月10日の東京大空襲により、10万人もの尊い命が犠牲となりました。東京都では戦争の惨禍を再び繰り返さないことを誓い、3月10日を「東京都平和の日」と定めました。市では今年も「平和映画祭」を開催しますので、ぜひご参加ください。
▽3月8日(土)・9日(日)、芸術文化センター星のホールで。上映スケジュールは別表のとおり。入場無料。
▼当日、直接会場へ。各日先着250人。両日とも開場30分前から整理券を配布します(消防法上の規制により、定員以上の入場はできません)。
※お車でのご来場はできるだけご遠慮ください。
※上映中の入場は、ほかのお客様のご迷惑になりますのでお断りすることがあります。
※入れ替え制ではありませんのでご注意ください。
▼当日、直接会場へ
企画経営室Tel.内線2115
■市民憲法講座「アメリカの世界戦略」
三鷹市・憲法を記念する三鷹市民の会主催。
中東、復興途上のアフガニスタン、そしてパレスチナなど、政治経済のあらゆる場面で、アメリカほどの多大な影響力を持つ国は現在ほかにありません。同時多発テロ以後のアメリカは何をめざしているのか―その戦略に迫ります。ぜひ、ご参加ください。手話通訳あり。
▽3月12日(水)午後6時30分〜8時30分、三鷹駅前コミュニティセンターで。講師は放送大学助教授の高橋和夫さん。
▼当日、直接会場へ。
企画経営室Tel.内線2115
■3月10日黙とうにご協力を
「東京都平和の日」黙とうに協力を
東京大空襲をはじめ、戦災で亡くなった方々の追悼と世界の恒久平和を祈り、3月10日(月)午後1時から市の防災無線のチャイム「愛の鐘」を合図に、1分間の黙とうを行います。なお、MXテレビの「東京都平和の日特別番組」(同日午後0時55分〜1時45分)において、ほぼ同じ時刻に黙とうを行います。みなさんのご協力をお願いします。
企画経営室Tel.内線2115
■e!スクール三鷹モデル実験が始まります
「あすのまち・三鷹プロジェクト」
2月24日、「あすのまち・三鷹」プロジェクトの一つとして行われる総務省「e!―スクール三鷹モデル」のキックオフ・セレモニーが、三鷹市教育センターを会場に開催されました。
この実験は、IPv6 ※と呼ばれる新しい規格のインターネットを用いて行われるものです。また、第三小学校・第四中学校の学区内や三鷹駅前周辺には基地局125カ所を設置して地域ごと超高速無線LANの利用エリアにし、動画などの情報量の多いコンテンツをどこでも利用できるようにします。
こうした情報通信環境の中で、児童・生徒による教育コンテンツの利用、モニター保護者への授業風景などの映像配信、市民モニター向けの生涯学習講座などのコンテンツ提供、映像機能つきIP電話など、さまざまな実験を行っていきます。
実験の目的は、IPv6で実現できる高度のセキュリティやプライバシー保護技術、いつでもどこででも利用できる情報通信環境、これまでにない高画質で高速の通信などによって、学校教育や市民生活がどのように変わり得るかを検証することです。
キックオフ・セレモニーには、総務省、文部科学省、市議会、教育・学校の関係者、市民モニターなど約150人が参加しました。IPv6普及・高度化推進協議会会長で、「あすのまち・三鷹」推進協議会発起人の一人でもあった村井純・慶応義塾大学教授からのビデオレターによるメッセージ披露の後、三小・四中で行われている授業のライブ映像、国際基督教大学湯浅八郎記念館からの中継、教育用コンテンツなどが会場のモニターに映し出され、鮮明な映像と音声に会場から驚きの声があがりました。
この実験は、平成16年度まで継続される予定です。今後のさまざまな取り組みは、随時お知らせしていきますので、ご注目ください。
また、市民のみなさんが、これらの先進的なシステムを体験する場として、市役所、三鷹駅市政窓口、図書館本館、三鷹駅前コミュニティセンター、社会教育会館、中央通りタウンプラザ(三鷹国際交流協会)、三鷹産業プラザ、国際基督教大学の8カ所に、テレビ会議システムや映像機能つきIP電話などを設置しています。
※IPv6 インターネットの通信手順(IP=インターネットプロトコル)のバージョン6(v6)のこと。現在一般に使われているインターネットIPv4では、ネット接続のためのIPアドレスが約43億個しかありません。v6ではこれが43億の4乗(43億×43億×43億×43億)という無限に近い数になります。これは、現在約60億人いる世界中の人々にIPアドレスを割り当てても、1人当たり5千600兆の100兆倍あるという膨大な数です。そのほか、暗号化や認証の仕組みによる高度な安全性、使いやすさなど、さまざまな改良がされていて、これまでのインターネットとはまったく違う魅力的な利用方法が生まれてくると予想されています。
次世代型インターネット(IPv6)を体験してみませんか
e―モニター第2次募集受付中
e―モニターに参加してくれる方(先着1千人)には、IPv6環境でのIP電話用ソフトウエアを無料提供しています。自分で撮影したデジタルビデオを簡単にモニター・ネットワーク内に配信できる「市民アップロード・動画配信システム」などがご利用いただけます。現在、第2次参加者募集中です。お申し込みは三鷹市ホームページ内の『「あすのまち・三鷹」プロジェクトeモニター参加者第2次募集』の応募画面で行っています。一定の条件がありますので、要件をご確認の上、お申し込みください。
「あすのまち・三鷹」推進協議会事務局Tel.40―9911
■市役所の全職員が上級救命技能資格を取得
市では、いざという場合の住民への救命体制の確立をめざして、平成12年度から3カ年計画で職員全員に救命技能講習を行ってきましたが、先月、部長以下約1千150人(育児休暇中などを除く)すべてが講習を完了し、上級救命技能資格を取得しました。
職員は順次、三鷹消防署で毎月行われている救命技能講習に派遣され、8時間の講習のなかで、グループに分かれて人形で人口呼吸や心臓マッサージを繰り返し練習したのをはじめ、小児・乳幼児の心肺蘇生法や、けがや急病時の対処法なども実習しました。
市では今後も3年ごとに職員の再講習を行い、救命技能を更新していく予定です。
職員課Tel.内線2235
■傍聴できます まちづくり研究所第2分科会
▽第6回=3月12日(水)午後7時〜9時、市役所第二庁舎243会議室で。
▼3月11日(火)までに企画経営室Tel.内線2150へ申し込む。くわしくは問い合わせを。
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり