緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2002年11月3日12面

■みたか市民活動・NPOフォーラム

はじめのい〜っぽ!
市内で活躍している個人やグループが大集合

 みたか市民活動・NPOフォーラム
11月16日(土)午後2時〜7時 三鷹産業プラザで

 三鷹市での市民参加と活動の場づくりを目指す市民自主グループ「ファースト・ステップ みたか」によるイベント「みたか市民活動・NPOフォーラム」が、11月16日(土)午後2時〜7時、三鷹産業プラザで開催されます。
ファースト・ステップ みたかは、「みたか市民プラン21会議」のメンバーなどが引き続き活動をしているグループです。市民21会議は、市が第3次基本計画を作るときに、公募に応じた400人近い市民が組織した団体です。市の基本計画の素案作成に先立って市民が独自の提言を行うという活動は、全国の市民活動・自治体関係者からたいへんな注目を集めました。その提言「みたか市民プラン21」にある、市民が恒常的に意見交換などコミュニケーションを図れる場を立ち上げるため準備を進めているのが、このファースト・ステップ みたかなのです。
今回のフォーラムには、市内の福祉、環境、教育団体をはじめ、さまざまな分野の22団体が参加します。まだファースト・ステップ みたかとしては正式発足前での主催ですが、そこは今までの経験で運営に手慣れたみなさん、準備も大変スムーズに進んでいます。
当日は、開催趣旨の説明、ブース展示のほか、午後3時からは各団体5分間ずつの活動紹介が行われます。午後5時からは交流会(茶菓代500円)も行われるので、こうした市民活動に興味のある方はもちろん、ファースト・ステップ みたかへの参加を検討している市民にとっても意義深いものになっています。
会の代表を務める齊藤典美さんは「みなさんと出会い、意見をもらいながら活動をしていく、そんな最初の場として考えています。常に新しい人の参加を求めていきたい。」と語ってくれました。
ちょこっとでも面白そうと思ったあなた、ここで最初の一歩を踏み出してみませんか。
正満宅Tel.・Fax.49―5419


■農業祭にヒマワリとキャベツの海原

農業祭にヒマワリとキャベツの海原

 11月9日(土)・10日(日)に開催される第42回農業祭。恒例の三鷹産の野菜で作る宝船が、今年はキャベツとヒマワリの花を敷き詰めた海原に浮かぶ予定です。準備を進めているのは、JA東京むさし三鷹地区の青壮年部のみなさん。
「えっ、この季節に?」と驚くヒマワリの花は、市内の各農家の畑で、農業祭に合わせてもうすぐ満開を迎えようとしています。当日は、千本近くのヒマワリの切り花と、鉢植えのキャベツ300鉢が宝船を取り巻きます。
何トンもの野菜を使った宝船の"宝分け"もありますので、ぜひご来場ください(農業祭の詳細は5面)。


■三鷹市ホームページリニューアル進行中

2003年春公開予定

 アンケートに協力ください

 来春、三鷹市ホームぺージが生まれ変わります。リニューアルにあたり、みなさんからの意見を募集します。このアンケートは、三鷹市のホームページ上で11月上旬から行います。
/policy/topics/renewal.html

現在、市ではホームページの全面的な再構築に向けて作業を進めています。このたび、暫定的にトップページのデザインなどを変更しましたが、これは、新しいホームページが出来上がるまでの間、ホームページを少しでも使いやすくしたいと考えて作った実験版で、新しいホームぺージは2003年春に公開予定です。
新しいホームページでは、みなさんの役に立つ、新鮮な情報を提供するとともに、子どもから高齢者まで使いやすい仕組みを考えています。また、三鷹のことを市民のみなさんをはじめ、市外の人にもアピールする内容なども掲載予定です。
広報課Tel.内線2133


■「新福祉総合計画案」検討市民会議が市長に提言

「新福祉総合計画(仮称)案」 検討市民会議が市長に提言

 今年2月から検討を続けてきた「新福祉総合計画(仮称)案」検討市民会議(有馬寧雄会長)が10月23日、安田市長に計画への提言を手渡しました(写真)。
同会議は、昨年11月に策定された「第3次三鷹市基本計画」において体系化された市の福祉施策を具体的に進めるための「新福祉総合計画(仮称)」の案を検討する市民会議で、健康福祉審議会委員、関係団体の推薦者、学識経験者(助言者)、公募委員(5人)の48人から構成されています。今回の提言は、今年2月から延べ50回余りの会議を通して「高齢」「障害」「子育て」「健康づくり」「地域福祉推進」の5つの分野についてまとめたもので、54ページにわたる内容となっています。
市ではこの提言を受け、今年度中に計画をまとめていく予定です。
地域福祉課Tel.内線2615


■図書館の本棚から

図書館の本棚から165

「漢字を考える」

 秋は読書をするにも最適の季節です。ところで日本語で書かれた多くの著作物は漢字仮名混じり文ですが、漢字とは一体何なのでしょう。日本語と漢字の関係は? 改めて漢字について考えてみませんか。
◆「ザ・漢字」 阿辻哲次・田中有・西口智也・村山吉廣・柚木利博 学習研究社
中国の伝説によると漢字は倉頡という人が鳥や動物の足跡からヒントを得て創り出したとあります。部首の成り立ちをはじめ日本の漢字事情や歴代の名書家など漢字の雑学が満載された1冊です。
◆「漢字と日本人」 高島俊男 文芸春秋
漢字とは元々漢語(中国語)を表すための文字です。日本人はその漢字にさまざまな工夫をして日本語の中に取り込んできました。その中には本来一音節である漢字を日本語風に二音節に読み変えるなどの工夫もありました。
現在私たちが使っている漢字は戦後に定められたものですが、これから日本語の中で漢字をどのように使っていくのがよいのか。そのことを考え直すきっかけとなる本です。
◆「字源物語」 加藤道理 明治書院
漢字は初め甲骨文字として始まり金文・篆書・隷書・楷書と字体変化をしてきました。漢字をその成り立ちのおもしろさから辿っているのが本書です。「衣という字は、後襟と前襟の交差を合わせた形の象形文字で、上半身に着る衣類を広く言う語である」という記述や、甲骨文字・金文・篆書が載せてあります。
身体に関するものから衣食住、そして道徳・教育まで漢字の成り立ちから、その文化を説いていきます。続編もあります。
◆「漢字の運命」 倉石武四郎 岩波書店
中国では長らく表意文字である漢字のみが使用され、日本の仮名や西洋のローマ字のような音標文字は使用されませんでした。しかし中国近代化には不可欠であるとの考えから、漢字の一部を用いた形の「注音字母」や西洋の文字を用いた「ラテン化字母」などの音標文字が試みられました。近代における漢字への対応を書きつづった図書です。この本が出版されたのが昭和27年であり、当時の漢字に対する一つの考え方が分かります。
◆「漢字の復権」 吉野政治 日中出版
日本語における漢字の存在は、ただ単に表意文字としての役割だけでなく、漢字仮名混じり文による読みやすさを生み出していると考えられています。しかしこのような書き方は一朝一夕で生み出されたものではなく、さまざまな試行錯誤の末に漢字仮名混じり文に至ったのです。本書ではそうした過程が解明されています。
三鷹図書館Tel.43―9151


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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