緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2002年10月20日12面

■市内最古の航空写真を発見

このほど、市内最古と思われる航空写真2枚が、下連雀一丁目の渡辺豊さん宅で発見されました。
これらの写真には、昭和3〜4年ごろの井の頭公園や玉川上水および中央線とその周辺が写っています。三鷹駅(昭和5年開設)はまだありません。
戦前は、軍事目的以外に航空写真が撮られることはほとんどなく、三鷹市だけでなく、多摩地域においても、きわめて貴重な写真です。
市では現在、「三鷹の街と建物の歴史調査」を下連雀で実施しているところですが、これらの写真は、下連雀の地主・渡辺万助さんによって行われた先進的な住宅開発である「南井ノ頭田園住宅」(大正13年竣工)(※)についての調査中に提供されたものです。
市では、市民のみなさんの協力により随時昔の写真を収集し、これまでも「写真集 みたかの昔」(平成12年)の発行や「写真展・みたかの昔と今〜21世紀に伝えたい三鷹の風景」(平成12年)などを通して、昔のみたかの風景をお伝えしています。
今回発見された写真については、写真パネルを作成し、10月27日(日)から図書館本館の展示コーナーで公開することになりました。

 ※南井ノ頭田園住宅 関東大震災後、下連雀の地主・渡辺万助さんが雑木林を切り拓いて造った約4万平方~の住宅地。昭和初期には洋館や和洋折衷の住宅なども多く建てられ、文化人、軍人などが移り住んでいた。


■コラム「今 学校で(8)」

地域で進める小学生向け英語講座 「みたかハローイングリッシュクラブ」

 10月からの土・日曜日、市内の7つの小学校(一小・二小・三小・四小・六小・高山小・北野小)を会場に、小学生を対象とした英語学習プログラムが始まりました。
「みたかハローイングリッシュクラブ」と名付けられたこの講座は、学校関係者やPTA関係者、学識経験者、民間の英語教育事業者などによって9月に設置された「三鷹市地域子ども外国語学習推進実施協議会」(会長:岡田行雄教育長)が事業計画案を作成し、文部科学省の委託事業として行っているもので、今年度、都内で6自治体、多摩地区では三鷹市のみで実施されています。
実際の運営スタッフとなっているのは、各校のPTAや実行委員会などの地域のみなさん。対象は小学3〜6年生(学校によって、3・4年生または5・6年生のところも)で、1校2クラス(1クラスおおむね20人)の子どもたちが、土・日曜日のひととき、歌やゲームを取り入れた楽しい英会話と、外国の生活習慣や文化を学んでいます。
7人の講師はオーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランド出身のネイティブスピーカー。全10回のプログラムはすべて英語で行われています。最初とまどっていた子どもたちも今ではすっかり先生たちと仲良しです。
高山小学校の子どもたちがマイナス162度の不思議な世界を体験

 10月1日の都民の日、高山小学校でマイナス162度の超低温の世界を実際に体験する授業が行われました(写真)。
これは、東京ガスの出前授業として行われたもので、約30人の子どもたちが参加。LNG(液化天然ガス)について、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量が石油と比べて少ないこと、燃やすだけでなく冷熱エネルギーとして使うこともできることなどを学んだ後、LNGの代わりに液化窒素を使って実験。子どもたちは、革の手袋をはめてドキドキしながら操作を行い、超低温の水槽の中でカーネーションの花があっという間にパリパリになったり、ゴムボールが落ちて粉々に砕けたりする不思議な世界に驚いて目を丸くしていました。

三中で公開授業とシンポジウム「ハイテク犯罪と情報教育」
10月25日開催

 IT社会の進展の中で多様化・低年齢化しているハイテク犯罪は、中学生にとっても無縁の話ではありません。その現状を理解し、情報モラルを高めることを目的として、東京都教育委員会と警視庁の主催で、公開授業とシンポジウムが、第三中学校で開催されます。ぜひご参加ください。
総合的な学習の時間の一環として行われる公開授業では、同校教員と警視庁ハイテク犯罪対策総合センター特別捜査官が指導者となり、犯罪の事例やインターネット利用のルールとマナー、自己防衛や危機管理の方法などを学びます。また、シンポジウムでは、警察関係者や教員、PTA、市民代表などがパネリストとなり、フロアから生徒たちも参加します。
▽10月25日(金)午後1時30分から、第三中学校体育館で。
▼当日、直接会場へどうぞ。
三中Tel.44―6181


■図書館の展示コーナー、郷土史講座

図書館の展示コーナーの資料が新しくなります

 10月27日(日)から図書館本館2階の展示コーナーの資料が替わります。今回は書籍以外に、このたび発見された昭和3・4年ごろ撮影の航空写真をはじめとする写真、古文書、地図など10点余りが展示されます。どれも初公開であり、貴重な郷土資料です。ぜひ一度ご覧ください。                
→三鷹図書館Tel.43―9151

郷土資料展講座
「三鷹の歴史を知ることがまちづくりへの第一歩」

 旧石器・縄文時代の先人たちの生活や江戸時代の新田開発、御鷹場をはじめとして、明治22年三鷹村が誕生してから、町制を経て、昭和25年に市制が施行され現在に至るまでの三鷹の歴史を学ぶ郷土史の入門講座です。
▽10月27日(日)午後2時〜4時、三鷹図書館本館で。講師は元三鷹市史編纂担当の相原悦夫さん。
▼10月22日(火)から、三鷹図書館本館Tel.43―9151へ申し込む。先着50人。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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