緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2002年9月1日12面

■「ミロ〜マヨルカ島の光の中で」展

9月7日(土)〜10月14日(祝)

 ジョアン・ミロは1893年、スペインのバルセロナに生まれました。息子を商人にしたいと願う両親のもとで育てられたミロですが、いったんは就職したものの仕事になじめず、病気になってしまいます。田舎にある農場で病気の回復期を過ごすことになり、そこで目にしたスペインの表情豊かな自然は、若いミロを圧倒しました。一心不乱にスケッチに励む彼の姿を見て、両親は息子が画家をめざすことを許したのでした。
その後、芸術の都とうたわれた華やかなパリで、同年代の美術や文学を志す仲間との交流のなかで才能を磨いたミロは、1940年、ドイツ軍の侵攻から逃れるようにして故国スペインのマヨルカ島に移り住みました。「地中海の宝石」ともよばれるマヨルカ島は、妻ピラールの生まれ故郷であり、ミロの母の生まれ故郷でもありました。1956年、ミロはマヨルカ島に念願の大きなアトリエを構えました。1981年、ミロはアトリエとそこで制作された作品の数々をマヨルカ島パルマ市に寄贈し、ピラール・イ・ジョアン・ミロ財団・マヨルカが誕生することになりました。今回の展覧会では、この財団の所蔵する油彩画、版画、素描、彫刻をご紹介するとともに、ミロが収集したマヨルカ島特産の民芸品も併せて展示し、ミロの創作の原点に迫ります。
◆休館日
9月11日(水)・17日(火)・24日(火)・30日(月)・10月7日(月)
◆開館時間
午前10時〜午後8時(入館は7時30分まで)
◆主催
三鷹市美術ギャラリー
◆後援
スペイン大使館
◆観覧料
一般800円、学生(中・高・大)500円、65歳以上・小学生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料

ジョアン・ミロの作品に触れるワークショップ

◆(1)こどもアートクラブ「目いっぱい、体いっぱい、ミロとあそぼう! 君だけのミロに出会う週末」
小学生対象。展覧会でミロさんの作品に出会った後に、ミロさんのことを考えながらみんなで人形や壁画作りに挑戦しよう。最後に君だけのミロを持って帰ろう!
▽9月21日(土)・22日(日)(2日間参加)の午前10時〜午後3時、三鷹市美術ギャラリー、芸術文化センターで。講師はギャラリーエデュケーターの杉浦幸子さん。参加費3千円。
◆(2)「絵をみてお話―ミロおじさん、こんにちは!」
3歳以上の未就学児と保護者対象。ミロおじさんの作った絵やものを見て、あたまにうかんだいろいろなことをいっしょにお話しよう。お子さんと美術館に行くのが初めてという方、お待ちしています。
▽9月28日(土)午前10時〜正午、三鷹市美術ギャラリーで。講師はギャラリーエデュケーターの杉浦幸子さん。参加費500円(保護者の観覧料は別)。
◆(3)「ミロの秘密の島」
15歳以上の方(中学生不可)対象。晩年のミロが愛したマヨルカ島で作られた作品やおもちゃなどを通して、「ミロとは何者か」に迫ります。推理や想像をしながら、新しいミロの展覧会を作ってみませんか。
▽10月12日(土)・13日(日)(2日間参加)の午後1時〜5時、三鷹市美術ギャラリー・芸術文化センターで。講師はNPO法人アーツ・イニシアティヴ・トウキョウ。参加費3千円(観覧料込)。
▼(1)は9月4日(水)、(2)は11日(水)、(3)は25日(水)(いずれも消印有効)までに、往復はがきにワークショップ名、住所・氏名(ふりがな)・性別・年齢(小学生は学年)・電話番号・どこで情報を得たかを記入し「〒181―0013下連雀3―35―1コラルビル5階・三鷹市美術ギャラリー」へ申し込む。定員は(1)20人、(2)10組、(3)20人。定員を超えた場合は抽選。


■自分だけの和菓子を作ろう

9月ちえば「おはぎ」と「お月見だんご」
自分だけの和菓子を作ろう
インターネットショッピングモール「みたかモール」と三鷹の子育て支援ホームページを企画・制作している「子育てコンビニ」、そして市内の和菓子屋さんの三者が協力し、それぞれ持ち味を発揮するユニークなイベント「おはぎとお月見だんごの作り方教室」が9月7日に開かれます。
「みたかモール」は現在61店が出店するインターネット上の電子商店街。Poki(ポキ)グッズの販売、東京スタジアム情報、三鷹駅発のバス時刻表などもあり市民必見のサイト。一方、「みたか子育てねっと」上で活動し、NPO法人申請中の「子育てコンビニ」は、子育て中のパパやママが作成スタッフになり、イベントや遊び場情報からお店のトイレ・授乳室情報まで、日常に役立つ情報を持ち寄り発信しているグループ。今回、ともに地域情報を提供する二つのサイトが手を組み、"和菓子"というキーワードでインターネットの世界から跳び出します。
講師になる和菓子屋「末廣屋喜一郎」の笠岡喜一郎さんは「みたかモール」に出店し、ITにも力を注ぐ和菓子職人。「ぜひお子さんにも日本の伝統文化である和菓子を知っていただきたい」と話しています。
「子どもを持って初めて伝統的な行事の大切さを感じます。子どもはなんでも作るのが大好きで、とても貴重な体験ができるのでは」と子育てコンビニのみなさんもおすすめのこのイベント。9月の和菓子といえば、やっぱり「おはぎ」と「お月見だんご」ですよね。その作り方を和菓子職人から本格的に教わって、自分のおだんごをつくってみましょう。作ったあとは、みんなで楽しく食べましょう!
◆日時・場所
9月7日(土)午後2時から、社会教育会館で。
◆参加費
800円(材料費)
◆申込方法
株まちづくり三鷹へEメールmall@mitaka.ne.jpまたはTel.40―9669で申し込む。先着30人。
みたかモール:http://www.mall.mitaka.ne.jp


■市内の「ぶどう」も食べごろ

 〜そろそろ秋の気配〜

市内にはぶどう狩りも楽しめる果樹園がいっぱい。甘いぶどうがたわわに実っています。島田芳造さん(大沢六丁目)の果樹園では今、市内では初めての皮ごと食べられる高級ぶどう「リザマート」が収穫期(写真)。糖度が19度(巨峰は17〜18度)で、変わった食感の上品な甘さとか。三鷹のぶどうについてはJA東京むさし三鷹支店Tel.46―2148へお問い合わせを。


■本はともだち「おじいちゃん、おばあちゃんの本」

ほんはともだち

 いよいよ2学期が始まります。今月は9月15日の「敬老の日」にちなんで、物語の中に登場するおじいちゃん、おばあちゃんの本を紹介します。
◆「おばあちゃんのたんじょうび」 
フランツ・ブランデンバーグ文 
アリキ絵 かつおきんや訳 アリス館
もうすぐ大好きなおばあちゃんの誕生日。エリザベスとエドワードはおばあちゃんのところへ遊びに行きました。エリザベスはプレゼントをいろいろ考えているようですが、エドワードにはひみつです。さあ、ふたりがおばあちゃんにあげたプレゼントは何でしょう?
〈小学校低学年向き〉
◆「おじいちゃんとぼくのがんこ合戦」 沢田俊子作 岡野淳子絵 汐文社
ある日、大阪のおじいちゃんが相棒の九官鳥のごんべをつれて淳の家に来ました。おじいちゃんは毎日口うるさく淳にかまって来るので、淳はうんざりしてしまいます。ある日おじいちゃんは、けがをして入院してしまいました。その間、淳がごんべの世話をすることになったのですが、何だかごんべの元気がなくなってきました。おじいちゃんに言われたとおりに世話をしているのに何がいけないのでしょう?
〈小学校低学年向き〉
◆「いたずらおばあさん」 高楼方子作 千葉史子絵 フレーベル館
ヒョコルさんとえらい洋服研究家のエラババ先生は、先生が発明した「1枚着ると1歳若くなる透明の服」を何十枚も着て、子どもに変身して一緒に外に出かけました。でもついうっかりおばあさんのくせがでてしまいます。バスに乗るとき高齢者用の無料パスを見せてしまったり…。あるとき「はらっぱ会館」で人形劇を見ていた二人はそこが取り壊されることを知り、がっかりしてしまいます。そこでふたりは若くなる服を使って、取り壊し中止作戦をたてたのです。さて、その作戦とは一体…?  〈小学校中学年向き〉
◆「おじいちゃんのつうしんぼ」 
宮川ひろ作 ゆーちみえこ絵 偕成社
文恵のおじいちゃんは先生で、退職して田舎に引っ越すことになりました。おじいちゃんのことが大好きな文恵と友也も、一緒に田舎へ行くことにしました。二人は畑に植えたじゃがいもが収穫できたら市場へ売りに行き、そのお金で帰りの東京までの切符を買うと決め、毎日楽しく過ごしていました。しかしある日、お母さんからの電話を受けた友也は急に帰りたくなってしまいます。     〈小学校中学年向き〉
◆「わたしのだいすきなエンゼルおばあちゃん」 インゲボルグ・ロータッハ作 川西芙沙訳 本橋靖昭絵 
くもん出版
第二次世界大戦当時、エルフィーの一家はスイスに移住しました。しかしおばあちゃんはアメリカに行かなければなりません。アメリカに行く前、エルフィーはおばあちゃんに誘われて一緒に旅行に行きました。二人はそこで楽しい時を過ごしたのですが、帰る途中、悲しい出来事がありました。
〈小学校高学年向き〉
三鷹図書館Tel.43―9151


※詳細はPDFをご覧ください。


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