緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2002年8月18日11面

■市民の声紹介(平成13年度分から)

あなたの疑問・ご意見・ご要望でよりよい市政に

 市では、広く市民のみなさんのご意見・ご要望をお聴きし、市政に反映させるように努めています。平成13年度に市民相談に寄せられた市民のみなさんの「声」を紹介します。
市民相談担当Tel.内線2131・2132

■児童手当の現況届に、わざわざ休みをとって来なければならないので、郵送を検討してほしい。
〈回答〉児童手当の現況届は郵送で受け付けています。ただし、「児童扶養手当」については国・東京都からの委任事務で、その指導により窓口で必要事項をお聴きしながら受け付けることになっています。これは、児童扶養手当はほかの手当にくらべて資格が限定され、所得状況、居住実態、生計方法など多くの確認事項があるためですので、どうぞご理解ください。なお、本人がどうしても来られない場合、事情にくわしい家族の方であれば代理でも受け付けています。
■図書館の図書・雑誌についているCDはなぜ取り外してあるのですか。
〈回答〉著作権者の承諾が得られないとの判断から取り外していたものですが、近隣市町村・都立図書館の現状を調査し、内部で協議した結果、今後は図書・雑誌とも著作権法上の問題のないものに限りCD付きで貸し出すことにしました。
■私たちの住まいの辺りは地形的に三方が坂で、大雨になると、マンホールから汚水があふれ出たり、トイレの便器から逆流しそうになるなど、心労が絶えません。根本的な解決を図ってほしい。
〈対応〉この件では、緊急の対策として、マンホールのふた15個を持ち上がらない構造のものに取り替えるとともに現地調査を行いました。その後、住民向けに説明会を開催し、(1)下水管への地下水侵入の防止工事を行うこと、(2)市外道路からの雨水流入を防ぐ排水溝の設置を調布市に依頼したこと、(3)雨水を中仙川遊歩道の下の暗渠溝に流し込むための雨水管2路線を設けることなど、今後の浸水対策を説明しました(工事はいずれも平成13年度中に完了しました)。
■7月1日発行「広報みたか」の「伊豆諸島観光旅行費用を助成します」の記事は3面に小さく載っていますが、同時期の近隣市の広報には1面の表紙にあたる部分に大きく掲載されています。三鷹市ではなるべく市民に行政サービスを受けさせたくないのでしょうか。
〈対応〉7月15日発行の「広報みたか」4面に同記事を再掲し、1面に目立つように広告を入れました。この時期は、三鷹の森ジブリ美術館の完成、コミュニティバスのデザイン決定、参議院議員選挙、IT講習会の受講者募集などが重なり、1面で大きく扱うことはできませんでしたが、今後も、限られた紙面の中で市民のみなさんのニーズに応える情報提供を工夫していきます。

市へのご意見・ご要望はこちらへ

◆受付方法
文書、来庁、「市民の声・あすへのことば」(市役所1階市民ホールに備え付けの用紙)、電話、ファクス、三鷹市ホームページの専用フォームからの投稿などでお寄せください。
◇電話Tel.45―1151(市役所代表)内線2131・2132 
◇専用ファクスFax.48―2810 
◇三鷹市ホームページ
◆受付と対応・回答
みなさんからお寄せいただいたご意見・ご要望は、広報課市民相談担当(市役所2階)で受け付けて市長に報告し、市長が担当部課に指示して対応に努め、今後の市政運営の参考とします。結果については、市長名でお返事します。内容によっては回答までに日数がかかる場合がありますが、ご了承ください。


■三鷹の森ジブリ美術館「市民デー」募集要項

三鷹の森ジブリ美術館ご招待

9月29日(日) 三鷹市民デー
10月1日(火) 三鷹市および
近隣市市民招待デー

 市では、三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市立アニメーション美術館)に三鷹市民の方などを抽選でご招待します。当日は、新しい企画展示「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」(仮題)や新作の短編アニメーション「めいとこねこバス」を一足早めに公開する予定です。
9月29日(日)が「三鷹市民デー」、10月1日(火)(都民の日)が「三鷹市民および近隣市市民招待デー」となります。
【応募要領】
◆「三鷹市民デー」(9月29日(日))
4人1組で600組(2400人)をご招待。対象は三鷹市に在住の市民。
◆「三鷹市民および近隣市市民デー」(10月1日(火)・都民の日)
4人1組で600組(2400人)をご招待。対象は三鷹市民および近隣市(武蔵野市・小金井市・西東京市・調布市・府中市の5市)に在住の市民。
◆申込方法
官製はがきに(1)住所、(2)代表者の氏名(年齢)、(3)人数(代表者を含む・4人まで)、(4)電話番号、(5)別表の申込区分番号(1区分のみ、複数不可。三鷹市民の方は(1)〜(8)のいずれか、近隣市民の方は(5)〜(8)のいずれか)を記入し「〒181―8555三鷹市企画経営室『三鷹の森ジブリ美術館招待』係」へ郵送してください。
※1人1枚(1区分)のみとし、複数枚の申し込みは無効。
※1人での申し込みも可。
◆申し込み期限
8月26日(月)(必着)
◆当選者の発表
招待状の発送をもって代えます。招待状は、9月の中旬までにお手元に届くようにいたします。電話などによる当否確認はできません。
企画経営室Tel.内線2114


■今学校で 6 学力向上フロンティア校・北野小学校

学力向上フロンティア校 ―北野小の取り組み―

 「256枚の色紙を4人で同じ数ずつ分けると、1人分は何枚になりますか」――3桁の数を1桁の数で割り、答えが2桁になる筆算を学ぶ4年生の『わり算のしかたを考えよう』の学習。
北野小学校の三つの教室では、カレーの辛さになぞらえた「甘口コース」「中辛コース」「辛口コース」の3コースで、4年生(2学級・65人)の授業が進められていた。
甘口コースは、ちょっとわり算が苦手なので、3年生の復習もしながら、先生の説明を聞いてしっかり計算のやり方を学ぶコース。それぞれの机に配られた100の束や10の束のカードなどの具体物を使ったり、数直線の図による説明を聞いて計算方法を学んでいく。甘口コースには19人の子どもたちが参加していた。
隣りの教室の中辛コースは27人。先生と一緒に計算のやり方を学ぶ。黒板に貼った100の束や10の束を見ながら答えのおおよその数を見積もり、これまで習った「答えが3桁になるわり算」とはどう違うのか、100の位に答えが立たないときの計算の仕方を考える。
辛口コースでは、計算方法を自分で考え、発展的な課題にも取り組む。このコースを選んだのは16人。筆算で答えを出し、それぞれのやり方を発表する。次に、割られる数が1ずつ増えた場合に答えがどう変わるかを考え、割られる数・割る数・答えの関係を見つけだしていく。

◇    ◇

 北野小学校は、今年度から3年間、文部科学省が指定する「学力向上フロンティアスクール」に指定されている。全国で805校、東京都内では私学を含む19の小中学校が指定されているこのフロンティアスクールは、児童・生徒の実態に応じたきめ細かな指導の充実を図るために、(1)学習指導教材の開発、(2)指導方法や体制の工夫改善、(3)学力の評価を生かした指導の改善など、確かな学力の向上のための実践研究を行い、公開授業などでその成果の普及に努めることとされている。
北野小学校では、「確かな力を育てる算数科の学習」をテーマに4月から研究を開始した。少人数指導のために教師1人が加配され、数学教育の第一人者である東京学芸大学の伊藤説朗教授を講師に迎えて、全校で研究に取り組んでいる。
冒頭の4年生の授業は、6月26日に、初めての公開授業(写真)として行われたもの。都内外のフロンティアスクールの教師たちや教育委員会の指導主事などが集まり、授業を熱心に見守っていた。
公開授業の後に開かれた研究会では、伊藤教授による講評があり、「甘口コースはもっと少人数に、辛口コースは多人数にするなど、より大胆に」「はじめに少人数・コース別ありきではなく、学級での一斉指導のよさを見直し、どういう必要からコース分けをするのか考える」など、多くの指導を受けた。
自ら研究の推進役になっている同校の増田吉史校長は、「一番肝心なのは『算数の学習は楽しい』という実感」と言う。繰り返しやドリルは算数嫌いを増やすこともある。「少しぐらい困難があっても、魅力的な問題に取り組んで算数の面白さを味わうことも大事。そこから振り返ることで基礎基本を確実に定着させることができる。子どもたちが出会う教材の善し悪しが決め手になるから、教材開発は教師にとっての醍醐味だし、この研究上の重要ポイントになるだろう」と、今後の研究への意欲を語っている。
北野小では、今年度中に各学年で公開授業を行い、来年10月には研究発表会を行う予定だ。成果に期待したい。


■ふれあい写真コンテスト

多摩東・多摩西人権擁護委員協議会主催。「ふれあい」をテーマに、親子・お年寄り
・友達などの微笑ましいふれあい、家庭・職場・地域の楽しい交歓の情景などの作品を募集します。カラーまたは白黒プリント、キャビネ(2L)以上ワイド四ツ切りまで。賞品はデジタルカメラ、電子辞書など。佳作以上は12月下旬に立川市女性総合センター「アイム」で展示します。
◆応募先 10月31日(木)(消印有効)までに「〒192―0364八王子市南大沢2―27フレスコ南大沢 東京法務局八王子支局内多摩西人権擁護委員協議会『ふれあい写真コンテスト』係」へ。
くわしくは同協議会Tel.0426―70―6240へ。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

▲ページのトップへ

目次ページに戻る

トップページへ戻る


三鷹市役所 〒181-8555 東京都三鷹市野崎一丁目1番1号 電話:0422-45-1151(代表) 市役所へのアクセス

開庁時間:月曜〜金曜日の午前8時30分〜午後5時(祝日、12月29日〜1月3日を除く)