緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2002年7月7日12面

■三鷹の囃子・和太鼓の会連合会を設立

祭りの盛り上げ、引き受けます!
日本のお祭りといえば「ピイヒャラ、ドンドン」、だれでも思い付くのが、お囃子と太鼓の音。
このたび、市内で活躍する和太鼓とお囃子の会が「三鷹の囃子・和太鼓の会連合会」を設立、その総会が6月30日、三鷹市公会堂別館で行われました。
連合会に参加したのは井の頭鼓響、新川囃子保存会、牟礼はやし保存会、井口囃子保存会、西鷹囃子連中、三鷹ばやし保存会の、いずれも地元で大活躍の6団体です。
きっかけは、昨年秋の三鷹市市民文化祭でした。恒例の「三鷹のはやしと和太鼓のつどい」、その出演団体に三鷹市芸術文化協会が連合して加盟しないかと誘いをかけたのです。もともと交流もあったみなさん、熱心な話し合いが交わされたものの、意外とすんなり決定したそうです。
市の無形文化財となっている「新川囃子」と大沢の「三鷹ばやし」、復活に取り組む「牟礼はやし」、新しい伝統を作りつつある「井口囃子」「西鷹囃子」「井の頭鼓響」と会の個性はいろいろですが、どこも熱意は十分。伝統を守りつつ工夫を凝らし、技を磨きあっています。
当日、設立総会後に行われた披露では勇壮な和太鼓の響きに始まり、各会が自慢の出し物を競い合いました。なじみ深い音色に、踊りも勇壮なもの、滑稽なもの、かわいいものと、拍手に忙しい1時間でした。
会長の堀江高治さんによると、各団体共通の悩みは後継者のことだそうです。所属する三鷹ばやし保存会でも羽沢小などとの10年に渡る交流で、小学生から大学生の若い会員がいますが、なぜか女の子ばかり。全体的に20代・30代の男性が少ないそうです。「伝統を残すために連合会として何ができるか。課題はいろいろありますが、こうしなければということでなく、和の心を大切に、みんなでゆっくり相談していきたい」と語っていました。
連合会では、みなさんの声をお待ちしています。法被を着てみたい方、出演の依頼など、問い合わせは堀江宅Tel.31―6346へ。


■三鷹の森ジブリ美術館第2回イベント 夏休み特別朗読会

夏の風と光の中で子どもたちとことばを身体で聞こう!
三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市立アニメーション美術館)では、夏休みに特別朗読会を開催します。
このイベントは、子どもたちに人生をよりよく楽しく生きる力を身につけて欲しいと企画されたもの。詩の朗読を聞き、言葉としての美しさと音としての楽しさを再認識することにより、子どもたちの時間がより豊かになるのではないでしょうか。
朗読会は、詩人の谷川俊太郎さんと覚和歌子さんをご招待。また、作曲家である谷川賢作さんをお招きし、ピアノ演奏をしていただきます。言葉の美しい響きとともに、楽しいリズムを身体で楽しんでください。
◆日時
8月6日(火)午後3時開演(1時30分開場)、午後5時閉館。開演前は館内をご覧になれます。
※閉館日のためショップ・カフェは営業していません。
◆場所
同美術館中央ホール
◆募集
対象は親子のペア、または小学生のペアで50組100人(定員を超えた場合は抽選)。
※同伴できるお子さんは小学生のみ。
◆応募方法
7月19日(金)(消印有効)までに、はがきに住所・参加を希望される方の氏名と年齢・電話番号を記入し「〒181―0013下連雀1―1―83三鷹の森ジブリ美術館8月朗読会係」へ申し込む。当選発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。
同美術館Tel.40―2233


■市内小学3年生がジブリ美術館を見学

早く3年生になりたい!
クラスメイトと一緒に三鷹の森ジブリ美術館へ

 6月20日に、北野小の3年生92人全員が、三鷹の森ジブリ美術館を見学しました。入口でアニメーションのフィルムが入ったきっぷを手にして、ワクワク気分で美術館の中へ。4、5人のグループに分かれた子どもたちは、歓声をあげながら美術館の中をあちこちと"見学"。クラスメイトと一緒に過ごす楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましが、子どもたちの中にはたくさんの発見があったようです。
今年から社会科見学の一環として、市立小学校の3年生全員が同美術館を見学することになり、この日の同校で3校目。たくさんの夢を与えてくれる同館を、三鷹の子どもたちみんなに早く見せてあげたいと実現したものです。
◆今後の見学日
7月8日(月)=三小、7月10日(水)=六小、7月12日(金)=羽沢小、10月2日(水)=中原小、10月10日(木)=二小、10月17日(木)=七小、11月1日(金)=四小、11月15日(金)=一小、11月29日(金)=東台小(その他の6校の子どもたちは、もうネコバスと遊びました)。


■まるいけツアー開催子ども探検隊大活躍!!

丸池の里わくわく村の主催による「まるいけツアー」が6月22日、新川丸池公園をはじめ、隣接する勝淵神社、雑木林公園、原っぱ公園、そして今年オープンした展望広場(北側斜面地)を会場に開催されました。このツアーは、丸池とその周辺の魚・昆虫・植物などの自然観察をするオリエンテーリングで、丸池公園のオープンから数えて今回で3回目。今回もたくさんの子どもたちが参加しました。
今回はツアーに先立ち、展望広場の開園式が行われ、近隣の一小・北野小・中原小・東台小の子どもたちが、広場で記念の植樹をしました。
いよいよツアーの始まり。今回の指令は…(1)原っぱ公園で見つけた草や虫の絵を描いてみよう、(2)丸池で魚・虫・植物を見つけてみよう、(3)展望広場で周りを見渡してみよう、(4)雑木林公園でいろいろな種類の木を観察しよう、の4つ。最初にツアーのしおりをもらって出発!! 原っぱ公園では虫メガネで草花を、丸池では水槽の魚を、一生懸命観察してしおりに描いていきます。ツアーの最中、糸トンボがさなぎからかえる決定的瞬間を発見!! みんなでトンボを応援しました。
ツアーが終わり、神社でジュースを飲んでホッと一息。丸池の里の自然をたっぷり体験できました。また、今回のツアーでは、展望広場の愛称名の募集も行われ、子どもたちが思い思いの名前を投票券に書いて応募しました。決定した愛称名は、秋に開催される「丸池わくわくまつり」で発表されます。乞うご期待!!


■ほんはともだち

「よんでみない?」

 図書館では、毎年、夏休みに向けて小学生のみなさんに、おすすめしたい本をのせた冊子「よんでみない?」を配っています。今月は、その中から5冊紹介します。
◆「金ぱつフランツ1 フランツまいごになる」 クリスティーネ・ネストリンガー作・ひらのきょうこ訳 偕成社
フランツってどんな子? 
と聞かれれば、金色の巻き毛に青い瞳、バラ色のほほを持つ、愛くるしい男の子! そのためいつも女の子に間違えられちゃう。そんなフランツが迷子になったからさぁ大変。無事に家へ帰れるでしょうか。(低学年向き)
◆「ガラスのうま」 征矢清作 偕成社
お父さんとお母さんが、大切にしていたガラスのうま。
すぐりくんのせいで、うまの足が折れてしまいました。セロテープでとめて手当をしている最中に、ガラスのうまは、すぐりの手をすりぬけ外へ逃げ出してしまいました。
すぐりは、ガラスのうまを見つけることができるでしょうか?(中学年向き)
◆「もうひとつの世界―妖怪・あの世・占い―」 国立歴史民俗博物館・編 岩崎書店
こわい話やふしぎな話は、なぜか人の心をひきつけます。時代を超えて、子どもも大人もそんな話が大好きですね。
妖怪の正体を見破る方法やあの世とこの世について、昔と現代の占いの違いなど、とてもわかりやすく書いてあります。
どんなに科学が進歩しても、未だに解き明かされていない世界。そんな「もうひとつの世界(異界)」を、この夏、ちょっとのぞいてみませんか?(中学年向き)
◆「おれウサギ係長」 笹川奎治作 理論社
動物が、あまり好きではないテツオくん。ひょんなことでウサギ係をすることになりました。しかも、ウサギ係の係長です。
ギャングの親分のようなかいぶつウサギを先頭に、いつのまにかウサギたちと心をかよわすようになった矢先、学校近くの幼稚園のニワトリ小屋が、ノラ犬に襲われる事件が発生。どーする、ウサギ係長!(高学年向き)
◆「はかる! 心から物の重さまで」 大竹三郎作 大日本図書
心にも重さがあると考えた昔の人の知恵から、天秤のしくみと物の重さについて、実にわかりやすく書いてある本です。
あなたの心は、どのくらい重いでしょうか?(高学年向き)
三鷹図書館Tel.43―9151


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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