緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
応募・募集・申込期限が終了している場合がありますのでご注意ください。

広報みたか2002年6月16日8面

■第8回まちづくりフォトコンテスト

 「ここどこ? 三鷹」
三鷹にもまだまだ、こんなにいい所があったんだ!
あなたのお気に入りを1枚の写真に。
◆応募作品
平成14年1月1日以降に三鷹市内を撮影した未発表の作品。
◆部門
(1)大判部門・(2)サービス判部門・(3)デジタル部門 ※組写真は不可
◆審査員
佐伯恪五郎さん(元カメラ毎日編集長)、ケイ・アンナさん(マルチタレント)、主催者
◆募集期間
平成14年12月1日(日)〜15年1月10日(金)
◆審査結果発表
平成15年2月16日発行の「広報みたか」で発表
◆作品展示
平成15年2月18日(火)〜23日(日)、三鷹市美術ギャラリーで。
◆主催
株まちづくり三鷹(〒181―8525下連雀3―38―4三鷹産業プラザ2階Tel.40―9669)


■今 学校で(3)「二小サポートスタッフ」

この何年かの間に、市内のほとんどすべての小中学校で、保護者や地域の人々、各種専門家などが授業に参加するようになってきました。
第四小学校では、平成12年度から「夢育の学び舎構想」を掲げて、地域指導者や学習支援者を授業に迎えるとともに、課外の選択活動として吹奏楽や手話、パソコン、読み聞かせなどを地域の人々が指導する20の「きらめきクラブ」が活動中です。現在、こうした教育ボランティアとして150人が登録されています。
また、高山小学校では、校舎建て替えのために東京女子大学牟礼キャンパス内の仮校舎にいた平成13年度に教育サポーター「赤とんぼの会」が誕生し、現在約100人の保護者や地域の人々が登録して、算数の授業補助、読み聞かせ、パソコン、校外学習の安全指導などを行っています。
今年度から、本格的にこうした活動に取り組み始めた第二小学校では、4月に「サポートスタッフ募集」のチラシを全校児童に配付し、ホームページでも呼びかけるなどしたところ、これまでに100人を超える人々が登録しています。児童の父母やおじいちゃん・おばあちゃん、地域の人、学生など、年齢も立場もさまざまなみなさんです。
◆算数の時間をサポート
6月10日、2年2組の算数の時間をのぞいてみると、写真付きのIDカードを首から提げたサポートスタッフたちが参加していました。この学級にお子さんがいる木谷雅子さん、塩多幸恵さん、荒谷加容子さんの3人です。
子どもたちは、教室にいるお母さん先生たちにすっかり慣れた様子。足し算・引き算の筆算のプリントを解き終わると、次々に3人に見てもらいに行きます。「すごい、全問正解!」「あ、惜しい。これ、もう1回考えてみよう」「できたね!」――その間、担任の上松先生は時間のかかっている子の様子を見て、個別に指導していきます。
「読み書き、算数などの基礎基本の確実な習得が重視されるようになっていますが、個人差が大きい低学年には、早くできて時間をもてあます子もいれば、つまずいている子もいます。サポータースタッフが入ることで、それぞれの子どもに応じたきめ細かい指導が可能になりました」と、齋藤久美子教頭。
算数の授業のお手伝いのほか、本の読み聞かせ、パソコン指導、総合的な学習の時間や図工・家庭科の授業支援、クラブ活動の指導、内の木や草花の世話など、サポートスタッフの活動はさまざまな分野に及びます。
「多くの人が日常的に学校に来るようになると、授業公開日のよそいきの姿ではなく、普段着の授業を見られることになります。多様な人々との関わりで教師の世界も開かれ、お母さんたちの我が子中心の見方も変わる――子どもたちとともに、教師も親も学び合っているのです」
◆日々の授業を変える
サポータースタッフ募集のねらいは、こうした普段の学校の日々の授業を充実させることにあります。
二小では、「個々が充実しなければ、全体の充実はありえない」という中村勉校長の考えのもと、昨年度から、教師が校内のさまざまな仕事を「1役1人制」で担うこととし、それまでの委員会方式を廃止しました。会議を減らして、授業の質の向上に専念するためです。また、グループで行っていた教育研究を、今年度から「個人テーマによる校内研究」に切り替え、1人1テーマを設定して教師全員が順番に授業を公開し、見学した同僚たちと授業内容を検討するという形にしました。
「国際的な比較でも、日本には学ぶことが楽しいと感じる子どもが少なく、学習意欲が低いと言われます。『学ぶことの楽しさ』『知る喜び』が感じられる質の高い授業を、教師の日々の努力と、保護者や地域のみなさんの協力で実現していくことが、サポートスタッフ募集の目的です」と、中村校長は語っています。
この二小で、数人のお父さんを中心とした「パソコン裏サポート隊」が熱心な活動を進めています。次回はその様子をお伝えします。


■「e都市ランキング2002」で三鷹市が全国1位

5月27日発行の雑誌「日経パソコン」(日経BP社)の特集「e都市ランキング2002」で、三鷹市が全国の584都市(※)の中で第1位となりました(岡山県岡山市も同率1位)。
このランキングは、「インターネットでの情報とサービスの提供」「庁内インフラ整備」「情報化政策」の3つの視点でのアンケート回答を同誌編集部が得点化し、総合評価を割り出したものです。
三鷹市は、情報・サービスの提供や、ハード面の整備を堅実に進めて100点満点中98点と評価されています。
また、市長を補佐して、情報政策全般を推進する特別職の「情報政策コーディネーター」を新設して民間から人材を起用していることや、市立全小学校で「学校・家庭・地域連携イントラネット」のプロジェクトを進めていることなど、独自の取り組みにも積極的と評価されています。
※「584都市」は、全国の市と東京23区(695都市)のうち、このランキングのためのアンケートに回答した自治体の数。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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