広報みたか2002年4月21日3面
■三鷹市環境基本計画を策定
市民や事業者のみなさんも参加した検討会議により平成13年２月から議論されてきた「三鷹市環境基本計画」が、今年３月に策定されました。
この計画は、今後、三鷹市が自然環境保全や公害防止への対応はもとより、幅広い地球環境保全に関する施策を総合的、計画的に推進していくことを目的に策定したものです。
また、市民や事業者のみなさんの行動指針として、環境負荷の少ない日常生活や事業活動のあり方を示しているのが特徴です。
計画の概要をご紹介します。
環境対策課Tel.内線２５２３・２５２４
近年の大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済システムやライフスタイルは、地球の自然浄化能力を超えてさまざまな地球環境問題を引き起こしています。これらの環境問題を解決するためには、社会システムやライフスタイルを見直し、市・市民・ＮＰＯ・事業者がそれぞれの役割と責任を担い、『循環・共生・協働のまち』を築いていくことが必要です。
■計画の役割
(1)環境保全の具体的な方向性を示します。
(2)市、市民、事業者の環境保全に係わる行動の指針を示します。
(3)環境保全の確実な実施を促し、取り組みの成果を把握します。
■計画の期間
具体的な取り組みの期間は、平成14年度〜平成22年度の９年間とします。なお、社会経済状況の変化や新たな科学的知見に柔軟に対応するため、必要に応じて見直しを行います。
■計画の体系・目標と施策
三鷹市のめざす環境像「循環・共生・協働のまち みたか」の実現をめざして、別表(1)の５つの目標を設定し、さまざまな施策を展開していきます。
■市の重点的な取り組み
計画を効果的に推進していくため、前期（平成14年度〜18年度）、後期（平成19年度〜22年度）に分けて市が特に重点的に取り組む事項を設定しています。前期では、身近なところから環境への負荷を減らすという認識をもち実行すること、後期では将来を展望した環境への負荷の低減を図るシステムと技術の導入に取り組みます。
■市民のみなさんの行動指針
市民や事業者のみなさんがどのような行動をとればよいか、具体的な行動を提案しています。（別表(1)の例参照）
■数値目標
計画を確実に実行しているのか、その成果を把握するため数値目標を設定しています。（別表(2)）数値目標は毎年検証し結果を公表していきます。
くわしくはホームページ/c_service/003/003325.htmlをご覧ください。また、「三鷹市環境基本計画」の冊子（本編・概要版）は、環境対策課（市役所５階）、各市政窓口、各コミュニティセンターの窓口で配布しています。
■引越しが済んだら住民登録を
三鷹市内に生活の本拠がある方は、国籍にかかわらず三鷹市に住民としての登録をしていただくことになります。これは、各種市民サービスの適正な提供、住民としての権利や義務の正しい行使のための基本となるものです。
◆日本国籍の方
転入（市外から市内へ）・転居（市内で移転）などの届出は、住所を変更した日から14日以内にするよう住民基本台帳法で定められています。届出は、一時的な滞在や入院・入所を除き、１年以上三鷹市内に住む予定の方にしていただくもので、学生の方でも住民登録をしていただく必要があります。
◆外国籍の方
日本に入国し、三鷹市に住むことになった外国人の方（90日以内の在留許可を受けて、その期間内にある方を除く）は、外国人登録法に基づき、入国の日から90日以内に外国人登録をしていただくことになっています。
日本で生まれた場合や日本国籍を離脱した場合は、その日から60日以内、また、住所や在留資格・在留期間などに変更のあった方は、その変更の日から14日以内に申請をしていただくことになっています。
なお、既に外国人登録をしている方で、日本国籍の配偶者などがいる場合は、申し出により配偶者などの住民票に氏名を記載することができます。
市民課住民記録係Tel.内線２３２６・外国人登録担当Tel.内線２３２２
■プラスチック類分別収集モデル地区にアンケート
市では、昨年11月から野崎四丁目、大沢一・四丁目を対象にペットボトル・プラスチック類の分別収集のモデル実施を行っていますが、みなさんのご意見などを伺うため、アンケートを実施します。
アンケート結果は、今後の取り組み方を検討する貴重な資料として利用させていただきますので、みなさんのご協力をお願いします。
◆調査方法
野崎四丁目、大沢一・四丁目の全世帯に調査票を配布します。ご記入のうえ５月27日(月)までにポストに投函してください。
ごみ対策課Tel.内線2533〜2535
【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【￥】費用（記載のないものは無料） 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり
