緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2002年3月17日12面

■風に誘われ花散歩 みたかさくらまつり

4月7日(日)10:00〜15:00 小雨決行
風の散歩道・山本有三記念館駐車場

 主催:三鷹商店会連合会
後援:三鷹市・三鷹駅周辺住民協議会・三鷹商工会

 玉川上水沿いの桜が満開の季節に、三鷹の新しい観光名所「風の散歩道」で、新しい春のイベントが開催されます。春風に誘われるままに、ぶらっと花散歩はいかがですか。
会場となる「風の散歩道」は、昨年9月におよそ8年間をかけた整備が完了した玉川上水沿いの道。周辺には太宰治や山本有三などのゆかりの作家をしのぶ施設や貴重な文化財なども数多く、天然御影石を使ったブロック舗装、ガス灯風の照明灯や車止めなどの落ち着きのある空間に、「三鷹の森ジブリ美術館」への標識やバス停などが点在する楽しい道です。
三鷹商店会連合会では、「三鷹の新しい魅力を満喫してもらえるイベントを企画して、市民のみなさんと市内商業者の交流の場にしたい」と、三鷹駅周辺住民協議会の協力で、桜の花や若葉が玉川上水の木々を彩るこの時季に、ミニコンサートやスタンプラリー、模擬店など盛りだくさんの一日を用意しました。
◆メイン会場
山本有三記念館駐車場
◎ミニコンサート
創作和太鼓・井の頭「鼓響」・第四小学校吹奏楽・三鷹駅周辺住民協議会所属グループによる合唱ほか
◎模擬店
焼きそば・焼き鳥・フランクフルト・ビールほか
◆スタンプラリー
三鷹ゆかりの文学者スタンプを集めるスタンプラリー。三鷹の森ジブリ美術館ペア入場券やジブリグッズ、市内商店会提供のお楽しみ商品などをゲットしてみませんか。
▼当日、直接会場へ。
※山本有三記念館駐車場は当日使用できません。
生活経済課Tel.内線2543


■三鷹に新しいお金ができる

地域が元気になるために一役
三鷹に新しいお金ができる!?
みなさん、「地域通貨」ってご存じですか。日本全国で使える通貨「円」に対して、文字どおり限られた地域でしか使えないのが地域通貨です。競争を促す現行の通貨と違い、限られた地域でしか流通しない循環型という特徴をいかして、まちの活性化や空洞化しつつある地域のコミュニティの醸成を促す助け役として期待され、最近全国各地でさまざまな取り組みが行われています。
この地域通貨を三鷹でも流通させようと研究しているのが、市民グループ"地域通貨「みたか」"のみなさんです。代表を務めるのは彫刻家の島村俊和さん。平成11年〜13年に市の基本計画策定に向けて市民からの提言を行う「みたか市民プラン21会議」の第10分科会に参加し、地域通貨の研究を行ってきました。21会議のいろいろな分科会から、地域通貨というキーワードで集まってきた約20人のメンバーと"地域通貨「みたか」"を結成。3月6日には井の頭コミュニティセンター分館で、初めて一般市民のみなさんにも呼びかけて勉強会を開きました。
「まずは自分たちで使ってみよう」と同グループのみなさんが、三鷹に地域通貨の種をまく、という意味を込めて、実験的に作ったのが地域通貨「Seeds(シーズ・種)」。参加者は自分の提供できるもの、提供してほしいものを宣言し、口座残高ゼロから出発。地域通貨では、交換の結果、プラスが多い人は大富豪ではなく、コミュニティ内に有益な財やサービスをより多く提供してくれた人、マイナスを多く持つ人は大貧民ではなく、コミュニティの人材をより多く活用してくれた貴重な存在ということになります。また、この通貨は利子がないので、通貨本来の交換機能が促進されて、地域内に円滑に循環し、地域を活性化させる仕掛けとなります。
地域通貨の目的やシステムは多種多様であり、三鷹の特性を生かしたものにするために今後さらに研究を重ねていきます。島村さんは、「円では流通できないもの、今の経済で表に出ないものを見つめ直すきっかけにしたい。地域通貨という気軽にできる地域のシステムを通じて地域の人材を掘り起こし、地域が元気になるために、地域のいろんなことに気がつくために、一般市民の知恵をしぼって広がりをもったコミュニティづくりを進めていきたい」と語り、「多くの人に地域通貨について知ってもらい、なんか面白そうだなと興味を持ってほしい」と展示会を計画中です。
あなたも地域通貨「Seeds」を体験してみませんか。
◆次回の勉強会
4月9日(火)午後6時30分〜8時30分、新川中原コミュニティセンターで。参加費100円。
▼当日、直接会場へ。
くわしくは水鳥宅Tel.43―7518へ。


■みたかジュニア・オーケストラ第3回春期演奏会

MJO恒例、3回目の春の発表会。今回は、現在取り組んでいるイギリスの作曲家、ブリテンの作品を演奏します。子どもたちは、これまで勉強してきたハイドンやモーツァルトとは違った作品に新鮮さを感じている様子で、皆一つになり、発表会に向けて練習に励んでいます。
▽3月30日(土)午後1時30分開演、芸術文化センター星のホールで。全席自由(未就学児入場不可)。出演は、内藤佳有(指揮)、みたかジュニア・オーケストラ(弦楽合奏)。曲目は、ブリテン「シンプル・シンフォニー」ほか。
▼当日、直接会場へ。
◆会員募集
MJOでは、近い将来フル・オーケストラとしての活動を開始するのを目標としており、現在、小学校4年生〜高校2年生までの方を対象に、オーボエ、ファゴット、ホルンのパートを募集しています。原則として経験者を対象としますが、ファゴットはピアノなどを経験していれば、初心者の方も応募できます。申込用紙は芸術文化センター、三鷹市公会堂、三鷹市美術ギャラリーにあります。
くわしくは、三鷹市芸術文化振興財団MJO係Tel.47―9100へ。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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