緑と水の公園都市 三鷹市
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広報みたか2002年3月3日2面

■平成14年度予算特集号

平成14年度予算の編成にあたっては、昨年策定した「新基本構想」「第3次基本計画」に基づいて、「高環境」「高福祉」のまちづくりの取り組み、基本計画に掲げた、「バリアフリー」「子ども・子育て」「協働のまちづくり」「ITの活用」の4つの最重点プロジェクトを中心に施策の総合化・重点化を図っています。ここでは、平成14年度予算の主な事業を、新規事業・拡充事業を中心に紹介します。

高齢者・障害者福祉の充実
基幹型在宅介護支援センターの設置
精神障害者地域生活支援センターの整備
高齢者福祉では、市内8カ所の在宅介護支援センター間の連絡調整や支援を行う基幹型在宅介護支援センターを市役所内に設置し、総合的・効率的で円滑な高齢者支援業務の確立を図ります。
また、家族介護者交流事業および給食サービス事業を拡充するとともに、高齢者世帯の安全策として、高齢者火災安全システム事業を実施します。
このほか、ひとり暮らし高齢者などを訪問して相談を行う介護保険趣旨普及事業および民生委員などの協力を得て要援護者の把握を行う高齢者支援連絡会事業を実施します。
障害者福祉では、精神障害者の日常生活の支援・相談などを行う精神障害者地域生活支援センターの整備および運営助成をおこなうとともに、聴覚障害者・視覚障害者を対象としたIT講習会を実施します。
このほか、新しい基本構想・第3次基本計画に合わせ、新福祉総合計画(仮称)を策定します。
◆基幹型在宅介護支援センター設置事業費《新規事業》500,000円
◆家族介護者交流事業費《拡充事業》2,182,000円
◆給食サービス事業費《拡充事業》55,368,000円
◆精神障害者地域生活支援センター整備・運営事業費《新規事業》8,184,000円
◆新福祉総合計画(仮称)策定事業費(みたか福祉プラン21の改定)2,955,000円

子育て支援の充実

子育て支援のネットワーク拠点
「子ども家庭支援センターのびのびひろば」・中央通りタウンプラザ内に開設
4月にオープンする中央通りタウンプラザでは、(1)子ども家庭支援センターのびのびひろば、(2)ファミリー・サポート・センター、(3)三鷹駅前保育園、(4)一時保育事業、(5)トワイライトステイ事業(午後6時以降の学童の保育)、(6)親子ひろば事業といった多彩な事業を実施します。のびのびひろばには、専門の相談員を配置するなどして児童相談所的な機能を持たせるとともに、子育て支援のネットワークの拠点として、虐待の防止をはじめとしたさまざまな問題解決に取り組んで行きます。
また、懸案である保育所待機児の解消策として、東台保育園の定員の弾力化運用、都の認証保育所制度を活用した新規園の開設などを行います。
さらに、病気回復期にある保育園児などの一時預かりを行う病後児保育事業、牟礼保育園のリニューアルオープンに向けた整備事業(14年度は設計業務)を実施します。
このほか、南浦小学童保育所の移転に伴い、施設整備および定員増を図るとともに、放課後や土・日曜日の遊び場として、余裕教室を活用しつつ学童保育所などとも連携した地域子どもクラブ(仮称)事業を、3校でモデル実施します。また、児童館では、中学生・高校生を対象とした事業を拡充します。
◆中央通りタウンプラザ内子育て支援施設運営事業費《新規事業》108,365,000円
◆認証保育所運営事業費《新規事業》215,367,000円
◆病後児保育事業費《新規事業》9,045,000円
◆牟礼保育園整備事業費《新規事業》7,200,000円
◆南浦小学童保育所整備事業費《新規事業》
◆校庭遊び場開放事業費(学校週5日制対応)6,910,000円
◆地域子どもクラブ(仮称)モデル実施事業費《新規事業》318,000円

魅力ある教育の推進

全小中学校に学校図書館を整備完了・
地域開放もスクールカウンセラー、子ども避難所を充実
計画的に整備を進めてきた学校図書館整備が、新年度で全校完了することから、記念シンポジウムを開催するとともに、既整備小・中学校11校において、毎週土曜日午前中の地域開放を実施します。
年次計画で進めている教育用コンピュータ整備では、今年度も国の直接投資の誘導に努めながら実施します。また、小学生を対象にした、市立アニメーション美術館見学会を実施します。
老朽化の進んだ第一小学校は、「学校公園」モデル校として、耐震補強、エアコンの設置、バリアフリー対応などのスーパーリニューアル整備の基本計画を策定します。耐震補強工事は第四中学校でも実施します。
いじめ・不登校対応としては、小・中学校のスクールカウンセラー配置を継続します。
また、地域の子どもたちの安全確保対策として、保護者などによる子ども避難所づくりの活動を支援します。
◆学校教育活動等補助員関係費《新規事業》18,900,000円
◆学校図書館整備事業費《拡充事業》205,448,000円
◆第一小学校スーパーリニューアル整備事業費《新規事業》3,150,000円
◆市立アニメーション美術館見学関係費(小学生対象)《新規事業》1,565,000円

市民スポーツ活動の推進

五中温水プールの開放
大沢第二グラウンドの整備
学校施設開放の一つとして、第1処理場の余熱を利用した第五中学校温水プールの開放を実施します。
また、東京都の「野川大沢調節池」の底部を活用した大沢第二グラウンドの野球場、サッカー場、テニスコートなどの整備工事を行います。
総合スポーツセンター(仮称)建設事業については、建設・運営の手法について、PFIによる事業化を検討するための調査を実施します。
◆第五中学校プール開放事業費《新規事業》18,833,000円
◆総合型地域スポーツクラブ育成事業費《新規事業》356,000円
◆大沢第二グラウンド整備事業費《新規事業》235,000,000円

図書館活動の充実

インターネット予約システムを導入
本館・分館(駅前・東部・西部)の祝日開館を実施するとともに、図書館の貸出図書に対して、インターネットを通じて予約できるシステムを導入します。
◆図書館インターネット予約システム関係費 4,614,000円

芸術・文化のまちづくりの推進

エコミュージアムのモデル事業を開始
市立アニメーション美術館で市民デーを設置するほか、夏休みの開館時間の延長を行うとともに、アニメーション文化に関する事業を実施します。
三鷹市と筑摩書房との共同主催による太宰治賞のほか、三鷹市にゆかりのある文化人として、三木露風の未発表資料の調査・整理や、中田喜直の顕彰事業についての調査・検討を行います。
そのほか、市制施行50周年記念事業として編さんに取り組んできた三鷹市議会史を刊行します。
文化財保存事業では、東京都指定文化財である「武蔵野(野川流域)の水車経営農家」について、エコミュージアムのモデル事業として整備し、公開場所・公開日の拡大を図ります。
◆市議会史発行関係費(市制施行50周年記念事業)17,884,000円
◆文化人顕彰に係る調査経費《新規事業》2,000,000円

コミュニティの展開と協働のまちづくりの推進

三鷹駅前コミュニティセンターの機能拡大
三鷹駅前コミュニティセンターを機能の拡充と高齢者給食サービスへの活用などのために改修します。大沢五丁目地区公会堂(仮称)新設の検討や上連雀堀合地区公会堂のバリアフリー化を図ります。
また、まちづくり研究所において、新しい協働型社会のあり方やその具体的な展開についての調査・研究を行います。
◆大沢五丁目地区公会堂(仮称)整備事業費《新規事業》2,000,000円
◆三鷹駅前コミュニティ・センター調理室等新設事業費 76,785,000円

市役所・市政窓口の充実
三鷹駅市政窓口の土曜オープンを実施
10月から三鷹駅市政窓口で土曜開設を実施するほか、市民センター内駐車場が利用しやすいように入口にゲートを設置します。


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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