緑と水の公園都市 三鷹市
このページは広報みたかのバックナンバーです。
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広報みたか2002年2月17日11面

■みたか平和映画祭

戦争と平和を見つめて みたか平和映画祭
1945年3月10日未明の東京大空襲により、10万人もの尊い命が犠牲となりました。それを記念したのが、3月10日の「東京都平和の日」です。三鷹市は、独自に「みたか平和映画祭」を実施し、今年で9回目となりました。
20世紀は「戦争の世紀」といわれました。それで「新世紀こそ、平和と協調の世紀に」との気運の高まりが世界中にありました。しかし、2001年の米国同時多発テロをきっかけに、アフガニスタンへの攻撃がはじまり、私たちは新たな課題に向き合うことになったのです。
戦争をはじめとする対立などを解決していくためには、長い時間をかけながらも、その背景にある宗教・文化の違いなどを理解していくことが求められます。この事業がその第一歩となれば、幸いです。
◆日時
3月9日(土)・10日(日)、上映スケジュールは別表のとおり。
※上映中の入場はご遠慮ください。
◆会場
芸術文化センター星のホール
◆定員
各回先着250人
▼当日、直接会場へ。
※2歳以上学齢前児を対象とした保育あり。3月1日(金)までに企画経営室へ申し込む。
→企画経営室(電話)内線2115
【上映作品】
◆「君知ってる?首都炎上」
橘祐典監督(1988年・日本映画・18分)。
東京大空襲を、体験者3人の証言を元にアニメ化。絵本「東京が燃えた夜」の原作。
◆「チンパオ」
中田新一監督(1995年・日中合作映画・98分)。
第二次世界大戦末期、中国を敗走していた日本軍部隊と、父母を殺され牛を取り戻すために部隊についていく中国人の兄妹。秩序を失った敗軍の混乱が悲劇を生む。
戦争の加害を背負って生きてきた人間の視点から戦争をとらえた作品。2001年ヒューストン国際映画祭プラチナ賞受賞。
◆「ライフ・イズ・ビューティフル」
ロベルト・ベニーニ監督(1998年・イタリア映画・117分)。
ユダヤ系イタリア人のグイドは、幸福な家庭を築いたが、戦争が始まり、彼らには強制収容所行きという過酷な運命が待っていた。
愛する家族を守り「美しい人生」を築いた勇敢な男を通して、受け継がれる`生命aの素晴らしさを訴える。1999年アカデミー賞3部門受賞、1998年カンヌ国際映画祭審査員グランプリ受賞ほか多数受賞。
◆「おばけ煙突のうた」
大澤豊監督(1993年・日本映画・アニメ・42分)。
下町のシンボルであった煙突をとおして、少年の夢と友情を断ち切る戦争の悲惨さを描く。
◆「ブラックボード―背負う人―」
サミラ・マフマルバフ監督(2000年・イラン映画・85分)。
戦火激しいイラン=イラク戦争の国境地帯、親を失った孤児たちに勉強だけでも教えようと、黒板を背負って村から村へと旅を続ける教師たちの姿を描いたドラマ。2000年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。
◆「山の郵便配達」
フォ・ジェンチイ監督(1999年・中国・93分)。
80年代初頭、中国・湖南省西部の山間部。長年郵便配達を勤めた父の引退が決まり、引き継ぎのため、息子とともに最後の仕事である2泊3日の「旅」に出発する。
美しい大自然の中での山村生活や、次第に取り戻されていく家族の絆を叙情豊かにつづり、深い郷愁を誘う。1999年モントリオール映画祭観客賞、1999年中国金鶏賞最優秀集作品賞・最優秀主演男優賞。


■教育研究発表会と講演会

市教育委員会では、市内の公立幼稚園・小学校・中学校の先生たちの教育実践に関わる研究発表会と教育講演会を開催します。市民のみなさんのご来場をお待ちしています。
▽2月26日(火)午後2時から、三鷹市公会堂で。
◆研究発表会
(1)小学校教育研究会「活動すること・考えることが楽しくなる算数の授業」
(2)中学校教育研究会「音楽科における和楽器の導入と活用について」
(3)教育委員会プロジェクト研究「学校・家庭・地域連携イントラネットの構築」
◆教育講演会
「壊し屋から気づかせ屋へ」ラグビー元日本代表の林敏之さん
▼当日、直接会場へ。
→指導室(電話)内線3243


■家庭教育フェスタ2002

見つけよう自分らしい子育て
文部科学省男女共同参画学習課主催。
▽3月20日(水)午後1時30分開会、国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで。内容は、河合隼雄さんトーク「もっと気楽に子育てしませんか」、パネルディスカッション「家庭の教育力の再生をめざして」、親子で楽しむエデュテイメント(NHK教育「いないいないばあっ!」でおなじみの「ワンワンとあそぼう」ショー)など。
※保育あり。3歳以上は指導員つきで工作・手遊びなどのプレイコーナー。3歳未満は託児サービス(人数制限あり)。
▼3月8日(金)(必着)までに、往復はがきに郵便番号・住所・電話番号・希望者全員の名前と年齢、子ども同伴の場合はお子さんの名前・年齢、プレイコーナーまたは託児希望の場合はその旨を書き添え、返信宛先を記入し「〒150―8382渋谷区宇田川町41―1財団法人NHKサービスセンター内『家庭教育フェスタ2002実行委員会』事務局」へ郵送で申し込む。定員700人(定員を超えた場合は抽選)。
→同実行委員会事務局(電話)03―3463―0651


■井の頭自然文化園開園60周年記念プレ・イベント

井の頭自然文化園は、第二次大戦中の昭和17(1942)年5月17日に、自然に近い環境で小動物を群で放し飼いする郊外型の動物園として開園しました。同園は今年で開園60周年を迎え、開園記念日のある5月には楽しいイベントを予定していますが、それに先立ち3月にプレイベントを開催します。みなさんぜひご参加ください。
(1)体感コンサート「日本のひびき・こころ〜文化園の春」=3月10日午前11時からと午後2時30分からの2回。`メインコンサート 祈りa箏(大月宗明さん)・石笛(横澤和也さん)ほか。箏のレクチャー付き。
(2)お茶席「日本のこころ・和」=3月10日午前11時45分からと午後1時30分からの2回。
(3)水墨画・生け花教室「伝統文化のこころ」=3月10日午前10時30分から。材料費各200円。
▼(1)(2)は、3月5日(必着)までに、往復はがきに住所・氏名・年齢・電話番号・催し名・希望回と返信宛先を記入し「〒180―0005武蔵野市御殿山1―17―6井の頭自然文化園」へ郵送で申し込む。定員(1)各回150人(2)各回50人(抽選)。(3)は当日、直接会場へ、各教室先着100人。


■落とし物を届けてくれた方に感謝、図書館に寄付

仙台市の川端さんから三鷹図書館に寄付
1月31日、仙台市に住む川端英子さんから「市立図書館の図書購入費の一部に」と、3万円の寄付をいただきました。
川端さんは、1月3日に吉祥寺駅前でポシェットを落とし、警察に届けたものの諦めていたところ、三鷹警察署から連絡を受けました。届けてくれたのは32歳の女性ということしか分かっていません。そこで、仙台で図書館充実のために活動している川端さんは、お礼の気持ちを表したいと三鷹市の図書館に寄付を申し出てくださいました。「お金が戻ったこと以上に、届けてくださる方がいたということが嬉しい」と、川端さん。三鷹市立図書館では、大切に活用させていただきます。


■本は友だち

「魔法使いをさがそう」
いま世界中で大人気の「ハリーポッター」。みなさん、本はもうお読みになりましたか? 魔法使いの本はいつの時代でも、子どもたちに夢をあたえます。
さあ、あなたも不思議な魔法の世界へ…。
◆「まほうをわすれた まほうつかい」 デイビッド・マッキー作・絵 安西徹雄訳 アリス館
メルリックは、おうさまおかかえの魔法使い。おうさまの用事も町のみんなの仕事も、全部メルリックが魔法で片付けます。ところが、ある朝メルリックが起きると魔法の力がなくなっていました。みんなは自分で仕事を始めますが、なにひとつうまくできません。メルリックは魔法を取り戻す旅へでますが…。挿絵が楽しい絵本です。
◆「魔法使いはだれだ」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作 野口絵美訳 佐竹美保絵 徳間書店
事件は1枚のメモからはじまった。「このクラスに魔法使いがいる」。魔法は厳しく禁止されているのに、授業中に鳥の大群が窓から入ってきたり、学校中の靴が夜中に講堂に集まったりと不思議な事件ばかり。いったい誰が魔法使いなのか。疑われていた少女ナンと仲間たちはついに古くから伝わる助けを呼ぶ呪文を唱えてみることにした。そこに現れたのは?
◆「魔女の宅急便 その3」 角野栄子作 佐竹美保画 福音館書店
13歳で黒猫のジジをつれてひとり立ちをしたキキは、16歳になりました。唯一できる魔法、空を飛ぶことを使った「魔女の宅急便」はすっかり馴染みになり、くすりぐさで作ったくしゃみの薬も町の人に頼まれるようになりました。そんなふうに忙しく暮らすキキの前に、あるとき12歳の魔女ケケが現れます。自由奔放なケケにいつしかキキの生活はかきまわされて…。
◆「闇にひそむ影」 ジョン・ベレアーズ作 三辺律子訳 アーティストハウス 古い衣装箱から出てきた一枚のコインを手に入れたルイス。そのコインに呪文をかけると、ルイスのまわりで次々と不思議な事が起こりはじめます。幸運のコインと思われたのに、じつは邪悪な力が潜んでいたのです。ルイスにどんどん迫ってくる黒い影の正体は、いったいなんなのでしょうか。《ルイスと魔法使い協会》シリーズ第2作。
◆「魔女に会った」 角野栄子文・写真 みやこうせい写真 福音館書店
世界の国々の中には、お祭りに魔女が登場するところがあります。ドイツの黒い森と呼ばれる地方では2月の末に魔女のお祭りがあり、仮面の魔女たちがねり歩きます。ほうきを持って踊ったり、いたずらしたり、とても陽気です。物語の中では、しばしば悪者扱いをされますが、本当は人々に身近な存在だったように感じさせられます。あなたのそばにも不思議な魔法を使える魔女が存在しているかもしれません。
→三鷹図書館(電話)43―9151


※詳細はPDFをご覧ください。


【主】主催者 【人】対象・定員 【日】日時・期間 【所】場所・会場 【¥】費用(記載のないものは無料) 【物】持ち物 【申】申込方法 【問】問い合わせ 【保】保育あり

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