海上・港湾・航空技術安全研究所(旧中央航空研究所)
航空戦力の重要性を認識した政府が昭和14(1939)年に10年以上先の航空機の高度で総合的な研究を行うため、中央航空研究所を設立した。
試験飛行には調布飛行場を使用することが想定されていた。敷地面積は約32万坪であり、現在の三鷹市役所の辺りも含まれていた。研究所には、空気力学、高速空気力学、水力学、飛行実験・航空人体科学、測定・航空電気機器、工作研究、機体・プロペラ、発動機、燃焼・潤滑、材料の研究部門が置かれ、職員数は1500名を超えた。海上技術安全研究所には、昭和17(1942)年3月築の「千坪倉庫」のほか、皇紀2600年を記念した長距離機A-26用の酸素マスクの実験が行われた低温低圧実験室のガラス窓が残っている。単座戦闘機をそのまま入れて実験可能な世界最大級の風洞も計画され、隣接する交通安全環境研究所に残る模型格納庫(現、共通実験棟)はそのためのものであった。
- 所在地
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東京都三鷹市新川6丁目38番1