緑と水の公園都市 三鷹市
このページはみたかの教育のバックナンバーです。
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みたかの教育 2008年8月17日4面

■三鷹市学校給食調理業務委託に関する検証報告書

 平成19年4月から三鷹市立小・中学校4校で実施してきた学校給食調理業務委託の実施状況を検証するため、教育委員会は、昨年10月に「三鷹市学校給食調理業務委託検証委員会」(学識経験者、PTA代表、委託実施校の校長および学校栄養職員、教育委員会事務局職員の15人の委員で構成)を設置し、検証を進めてきました。このほど、検証結果報告書が松原邦宜委員長(南浦小学校長)から貝ノ滋教育長に提出されました(写真)。

検証にあたっては、本検証委員会が給食調理業務委託の実施状況を評価する項目を定めた上で、各委託校が評価項目に基づき評価を行いました。

 検証委員会では、その結果を分析評価するとともに、委託校へのヒアリングや、各校に設置された学校給食運営協議会における協議内容・保護者の意見などを基に検証作業を行いました。

検証の結果、安全・衛生面、品質面ともに、ほぼ適正に業務が実施されていると認められました。

また、学校給食の運営面でも、全体として概ね順調に履行されており、安全でおいしい給食が提供されていると評価されました。

 教育委員会では、本報告書を踏まえて、今後も安全・衛生管理の徹底を図りながら、学校給食調理業務委託については、学校給食のさらなる充実と効率的な運営が期待できるものと判断し、給食調理業務委託の推進に向けて検討していく予定です。

今後も市民のみなさんのご支援、ご協力をお願いいたします。

→学務課TEL内線3238

※詳細はPDFをご覧ください。


「見守らないって難しそう」
■後藤 新弥コラム

後藤 新弥
スポーツコラムニスト。岐阜県生まれ、下連雀在住。江戸川大学教授(国際スポーツ情勢論)、日刊スポーツ編集委員、三鷹市スポーツ振興審議会委員。著訳書にスポーツ心理学「インナーゲーム」ほか。

 ちびっ子たちのサッカーに両親やボランティアのお兄さんたち、大人が一緒に夢中になっているのは、実にほほ笑ましい光景です。

ところがそれを見て「これなら日本は百年たっても、絶対にライバルにはならないな、ありがたい」と、サッカー王国ブラジルから来た人が言いました。失礼な!(笑い)。

 けれど彼の言い分にも一理ありました。ブラジルでも、子どもたちはサッカースクールで基本技や組織プレーを厳しく指導されますが「同時に広場や通りで自分たちだけのサッカーをたっぷりと体験して、その中で喧嘩のしかたや喧嘩の収め方も覚えていく。誰しもが持つ、でも教えられることでは開花しない奥底のサッカー本能が、そこで芽を出して、成長する」というのです。「日本にはその場所や時間が少なすぎる。いつも大人がそばにいる。そういう国のサッカーは怖くない」。

 ふん、今に見てろ! と思いましたが、確かに日本のスポーツ環境のある部分、マスコミをふくめて「優しすぎる」部分があるかもしれません。良き友人の指摘には少しムッときましたが「ワルガキになるスペース」が大切なことは分かります。

でも教えない、見守りもしないって、けっこう難しそうですね(笑い)。

※詳細はPDFをご覧ください。


■就学相談 お待ちしています

 来年度小学校へ就学するお子さんや現在小・中学校に通っている児童・生徒さんに対して、就学や転学についての相談を行っています。

 就学相談は、お子さんの将来を考えながら、どのような教育支援が必要かを考えるもので、どのような教育環境を選択すればよいのかだけを、相談するものではありません。

 まず、相談員と保護者の方が話し合い、必要に応じて現在のお子さんの様子を観察させていただき、課題を見極めながら考えていきます。

 就学相談は、ケースによって長い時間を要する場合があります。十分な時間をとって話し合いを進めるために、なるべく早めに相談においでくださるようお願いします。

ぜひ、お気軽にご連絡ください。相談員一同、お待ちしています。

●問い合わせ/学務課総合教育相談窓口 就学相談担当TEL45-1151内線3258・3259


■教育支援学級が開級しました

 今年の4月から、高山小学校に新たに固定制の知的障がい学級を1学級、第四中学校には、固定制の知的障がい学級を2学級規模で開級しました。高山小学校、第四中学校の児童・生徒さんは、あたたかく規律のある学級経営のもとで、落ち着いた授業を受けています。

これからも教育支援学級(固定制・通級制)を計画的に設置していきますので、ご理解とご協力をお願いします。

→学務課総合教育相談窓口 TEL内線3291


■平成21年度に使用する小学校の教科用図書を採択しました

採択にかかわる主な組織

この度、教育委員会では、平成21年度に市内公立小学校で使用する教科用図書(以下「教科書」という)の採択を行いました。

 教科書の採択は、文部科学省の検定に合格した教科書の中から学校で使用する教科書を決定するもので、公立小・中学校については、地方教育行政の組織および運営に関する法律などによって、その地区を所管する教育委員会が決定することと定められています。

教科書の採択は、公正かつ適正に行わなければなりません。教育委員会では、「三鷹市立小・中学校教科用図書採択要綱」を定めて、教科用図書選定資料作成委員会を設置し、教科書を採択するために必要な選定資料を作成し、教育委員会に提出しました。

その後、提出された資料をもとに7月15日(火)に教育委員に対して、各教科ごとに全教科書の特徴などについて説明を行いました。そして、各教育委員がこれまでに説明を受けた選定資料やさまざまな意見などを参考にして、全ての教科書について調査研究・分析を行い、8月1日(金)の教育委員会定例会で平成21年度に小学校で使用する教科書を採択しました。

なお、中学校は平成20年度と同一の教科書を平成21年度も使用します。

平成21年度使用小学校教科書

国語=教育出版、書写=教育出版、社会=教育出版、地図=東京書籍、算数=東京書籍、理科=東京書籍、生活=教育出版、音楽=東京書籍、図画工作=開隆堂出版、家庭=東京書籍、保健=学習研究社

平成21年度使用小・中学校 教育支援学級用教科書の採択

小学校教科書と同時に、平成21年度に使用する小・中学校教育支援学級用教科書の採択も行いました。

教育支援学級においては、学校教育法附則第9条の規定により、文部科学省検定済の教科書を使用することが適当でない時に、ほかの適切な教科書(以下「一般図書」という)を使用することができます。このため、一般図書について選定資料作成委員会を設置し、選定資料の作成を行いました。小学校教科書と同様に教育委員に対しての説明を行い、8月1日(金)の教育委員会定例会において採択しました。

なお、平成21年度に使用する教科書については、市のホームページに掲載します。

今回の小学校教科書および一般図書の採択に関する情報などは、公開していきます。

→指導室TEL内線3243


■三鷹市中学生海外派遣研修団帰国

 三鷹市中学生海外派遣研修団が、7月22日(火)から8月1日(金)のニュージーランドでの海外派遣研修を終え、笑顔で帰国しました。

派遣生は、熱心に取り組んだ事前研修を活かし、クライストチャーチ市でホームステイをしながら、現地の学校に体験入学をしました。交流授業では、日本の文化を現地の学生に紹介したり、ニュージーランドの文化や歴史・環境などについて学習し、お互いの国の理解を深めました。

 派遣生は、外国の文化に直接触れたことや、あらためて日本について学んだことにより、国際的な視野を広げることができました。

8月28日(木)に三鷹市教育センターで帰国報告会を行います。また、2学期には各中学校でも報告を行います。

■派遣団員
団長 安原美代(三中校長)
副団長 丹下知男(五中主幹教諭)一中・小林香織(2年)、十文字くるみ(3年)、二中・坂地みずき(3年)、寺尾梨花(3年)、三中 ・河野圭佑(1年)、越知恭子(2年)、四中・崔紋禎(1年)、石田あいり(3年)、五中・落合歩海(2年)、橋本可奈子(2年)、六中・西村富男(2年)、竹原千春(3年)、七中・鈴木雄大(2年)、柳川裕希(2年)

→指導室TEL内線3242

※詳細はPDFをご覧ください。


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