緑と水の公園都市 三鷹市
このページはみたかの教育のバックナンバーです。
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みたかの教育 2007年8月19日4面

■第一小学校スーパーリニューアル工事(第3期)を実施

 第一小学校スーパーリニューアル事業は、既存の校舎の柱、梁、基礎などを生かしつつ、(当初は平成16年〜平成18年度の3年計画)耐震工事や校舎内の改修を施すもので、今年度は、計画の最終年次として、体育館の耐震補強工事や老朽化した校舎改修工事などを実施するとともに食器改善事業にも取り組みます。
事業計画は、これまで、地域の方々との協働による「市民検討会議」で検討を重ね、意見、要望などを最大限反映させた計画になっています。
平成20年2月の完成を目指し、児童の優れた教育の場であると同時に、地域スポーツ、地域防災の拠点として多目的に活用することができる、安全で開かれた学校として生まれ変わります。
第一小学校スーパーリニューアル工事は、児童の学習環境や学校運営に支障がないように進めます。

  →施設課TEL内線3224

※詳細はPDFをご覧ください。


■黒田 杏子コラム

本気で子どもに語りかける
--永 六輔さんの生き方--

黒田 杏子
俳人。1938年東京生まれ。東京女子大学心理学科卒。山口青邨門。「藍生(あおい)」主宰。日本経済新聞俳壇選者。著書に「俳句列島日本すみずみ吟遊」ほか多数。

 TBSラジオの超ロングラン番組「全国こども電話相談室」は昔から私の好きな番組であった。無着成恭さんは番組がスタートしたときからの回答者で、独特の語り口で人気を集めておられた。すこし遅れて回答者になられた永六輔さんは、ラジオを何よりも大切にして活動を重ねてこられてすでに半世紀。

  たまたま広告会社で番組のプランナーであった私は、この五歳年長の天才タレントの担当者となる僥倖に恵まれた。時は流れて、俳句作者として人生を貫くことを発心した私に永さんはさまざまな仕事の場を与えて下さる。そのひとつがこの番組の中で、年四回、つまり、春夏秋冬の季節ごとに一度、「こども句会」を設け、永さんと私が二人で子ども達(中学生以下)の俳句作品に対面し、感想と意見を述べ、ときには提案としての添削例を示す機会である。番組は生放送なので、日曜日の朝9時-10時の本番に備えて、スタジオには8時半までに入ることが原則。しかし、永さんも私も8時過ぎには控え室に着いている。三歳児から中学三年生までの男女からバラエティに富んだ俳句がFAXやEメールで寄せられる。コマーシャルをはさんで45分間余りの時間枠に十二、三人の子ども達の句が発表される。私の方針は<子ども達の作品に順位はつけない>ということ。さらに<季語のある句もない句も区別なく、共感できるところをあげながら誉めてコメントしてゆく>ここを大切にしている。永さんは私のこの基準を支持されて、毎日柔軟に縦横無尽に子ども達と対話されている。

  番組はいつも愉しく終るが、私が学ぶのは放送終了後の時間。作品を送ったのに、時間制限で番組に登場できなかった子ども達に係の女性達がつぎつぎに放送局から電話をかけ、ひとりひとりの子どもと永さんと私が話し合うのである。「永六輔です。○○○○君ですか。送って下さった君の俳句についてですけどね、僕はこう思うんだけど・・」。立派な大人に対するごとく、永さんは姿勢を正して椅子に坐り、受話器を握って、誠心誠意対話される。その姿をはじめてまのあたりにした日、私は反省した。すこしばかり、俳句のことが分っていると思って、高い立場から子ども達に対してはいなかっただろうか。いやいた筈だと。ともかくこの番組外対話は放送時間よりはずっと長いのである。
「永さん、びっくりしました。真剣になって本気で話して上げるんですね」「杏子さんネ。民放の番組が四十年続くってことは、こういうことなのよ」。地下鉄の駅に向って並んで歩きながら、私は永さんとご縁を頂くことの出来た人生に心の中で手を合わせていた。

※詳細はPDFをご覧ください。


■環境保全・省エネルギー活動で感謝状を受ける

 環境保全・省エネルギーに配慮し、蓄熱式空調システム(エコ・アイス)を市内施設に取り入れた実績が認められ、三鷹市が7ヒートポンプ・蓄熱センターから感謝状を受けました。
 これは、空調設備の導入で、環境負荷・省コスト性を重視し、平成10年度に初めて市立小学校特別教室にエコ・アイスを導入し、その後市立小・中学校14校の特別教室に拡大、また、平成18年度には、第二庁舎、教育センターの空調リニューアルでもエコ・アイスを導入したことによるものです。
 市は、環境保全に対して条例制定や計画策定を行い、環境保全や省エネルギー、省資源に積極的に取り組んでいます。平成18年度には環境管理の国際規格ISO14001の認証取得をしました。
  今後も、環境保全・省エネルギー活動により一層取り組んでいきます。

  →教育センターTEL内線3251
→施設課TEL内線3223


■平成19年度三鷹市地域家庭教育支援推進協議会が発足

 市では、三鷹市基本構想や三鷹市第三次基本計画(改定)で「いきいきと子どもが輝く教育・子育て支援のまちづくり」を定め、その実現をめざし、さまざまな施策を推進しています。
 昨今、少子化・核家族化の進行にともない、都市部を中心に地域とのつながりが希薄化してきたために、家庭や地域の教育力の低下が指摘されるようになりました。
教育委員会では、昨年12月に策定した「三鷹市教育ビジョン」に基づき、三鷹市の地域的特性を活かし、学校、家庭、地域が連携して子どもたちの「人間力」と「社会力」をより一層育成していくことを目標としました。
 三鷹市地域家庭教育支援推進協議会は、家庭や地域の教育力の向上をめざすことを目的として発足いたしました。今秋よりさまざまな家庭教育を支援する講座を実施する予定です。具体的には、追って「広報みたか」などでお知らせします。
 家庭教育は、子育てや人間形成の原点です。さらにご家庭や地域の教育力の向上を目指してぜひご参加いただきますようお願いいたします。

  →社会教育会館TEL49-2521

※詳細はPDFをご覧ください。


夏休みの思い出に♪
■第94回三鷹市親子音楽会

「ちょっぴり怖〜い音楽会」
日時♪8月26日(日)午後2時〜(開場1時30分)
会場♪市公会堂(入場無料・定員778人・申し込みは不要です)。
当日直接会場へお越しください。

第一部
「おばけ?怪獣?魔物?
ちょぴり怖〜い音楽会」
「SF交響ファンタジー第1番」より ”ゴジラ“、「骸骨の踊り」ほか

第二部
音楽物語「おばけ一家の一日」
楽しいお話と歌でつづる音楽物語
指揮は、伊藤隆司さん、司会と歌は岡崎裕美さん。三鷹市管弦楽団による演奏や、音楽物語をご家族で鑑賞いただけます。
→生涯学習課TEL内線3316

※詳細はPDFをご覧ください。


■三鷹市中学生海外派遣研修団帰国

 三鷹市中学生海外派遣研修団16人が、7月24日(火)から8月3日(金)の11日間にわたるニュージーランドでの海外派遣研修を終え、元気に帰国しました。

派遣生は、クライストチャーチ市でホームステイをしながら、現地の学校に体験入学をしました。交流授業では、日本の文化を現地の学生に紹介したり、ニュージーランドのマオリ文化や環境について学習し、お互いの国の理解を深めました。

派遣前の研修では、一人ひとりが設定した課題の事前学習や英語学習を中心に熱心に取り組みました。

派遣生達は、外国の文化に直接触れたことや、あらためて日本について学んだことにより、国際的な視野を広げることができました。

 8月28日(火)に三鷹市教育センターで帰国報告会を行います。また、2学期には、各中学校でも報告などを行います。

  →指導室TEL内線3243

■派遣団員
団長 五中校長・横山正彦
副団長 二中教諭・石黒しおり
一中・齋藤果穂(3年)、安室華代(3年)、二中・菱沼真起(2年)、星野知夏(3年)、三中・永尾まこ(3年)、澤千絵(3年)、四中・佐藤一幸(2年)、奈良早紀子(2年)、五中・黄紗莉(2年)、北條有希(2年)、六中・君塚さゆり(2年)、瓜本雄哉(2年)、七中・宮本真菜(2年)、千葉理絵(3年)

※詳細はPDFをご覧ください。


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