緑と水の公園都市 三鷹市
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みたかの教育 2006年4月16日1面

■平成18年度教育委員会の基本方針

 4月に開催された教育委員会定例会で、平成18年度基本方針を決定しました。この基本方針に基づき、小・中一貫教育の推進、特別支援教育に向けた取り組みなど、学校教育と生涯学習の施策を総合的に推進していきます。(本年度の主要施策は、2面に掲載)

学校教育の指導目標
「豊かな心をもち、心身ともに健康で、たくましく生きる児童・生徒の育成」

 新たな内容を中心に抜粋して掲載しています。事業計画も含めた全文は、市のホームページに掲載するほか、総務課(教育センター1階)でも閲覧できます。
→総務課TEL内線3213

1 人権教育の推進
●児童虐待の防止に向けて、虐待の早期発見とスクールカウンセラーや関係機関との連携による迅速で適切な措置を図ります。

2 児童生徒の健全育成の推進
●教育相談機能を統合し、児童・生徒一人ひとりの健全育成や学校への適応が図られるよう適切な支援を行います。
●食育基本法の制定を踏まえて、学校・家庭・地域が連携して食育の推進に取り組みます。
●外部指導員の活用や地域社会との連携を含め、中学校部活動の一層の充実を図ります。

3 個性を生かす教育の充実
●小学校における英語活動や中学校の英語の指導の充実に努めます。特に、小・中一貫教育校の開設を踏まえて、小学校低学年からの英語活動の実施に向けた教員の指導力の一層の向上を図ります。
●小学校の知的障がい学級(固定)の増設による適正配置を行うとともに、中学校の情緒障がい通級指導学級の開設準備を進めます。
●特別支援教育の実施に向けて、校内委員会の機能の充実やコーディネーターの資質の向上などを推進します。
●乳・幼児期からの発達段階を踏まえて、幼稚園、保育園、小学校、中学校、児童施設、保健・医療などの関係機関が連携するしくみづくりを市長部局とともに検討します。

4 小・中一貫教育の推進

●モデル校の第二中学校区で、義務教育9年間の一貫カリキュラムのもとに児童・生徒や教員の連携・交流を図るとともに、「コミュニティ・スクール」の取り組みを進めます。モデル校での実践を検証する組織を設置し、成果と課題、改善の方法について検討します。
●ほかの中学校区でも小・中一貫教育校に向けての取り組みをさらに推進します。

5 学校組織体制の充実と
教員研修・研究の推進
●教員の資質・能力の一層の向上を図るとともに、校長を中心とした学校組織体制の充実と学校経営の改善に努めます。
●高い志と実践的指導力をもった教員を、大学在学段階から養成するシステムの構築を図ります。

6 開かれた学校教育の推進
●保護者、地域住民などが学校の運営に積極的に参画することにより、その意向を学校運営に的確に反映し、一層開かれた学校づくりを実現するために、「学校運営連絡会」をより機能の拡充した組織に改編します。さらに、法律に基づき、保護者、地域住民などが一定の権限と責任をもって学校運営に参画する「学校運営協議会」の設置に取り組みます。
●各学校では、目的や目標を明確に設定し、計画・実施・点検・改善や調整という「組織運営のマネジメントサイクル」を実施します。あわせて、教育活動の効果などについて検証するモニタリングシステムの導入を検討します。
●小学校への「学校安全推進員」の配置、地域安全マップの点検、安全安心メール配信や、警察、教員、PTA、防犯ボランティア団体などとの連携の強化などにより、市長部局とともに学校生活での児童・生徒の安全確保の徹底を図ります。


社会教育
(生涯学習)の推進目標
「いつでも、どこでも、だれでも、そしていつまでも」学ぶことができる生涯学習社会の構築

 市民がひとしく芸術・文化、スポーツに親しみ、生涯学習活動を行うことができるよう、学習環境の整備を行い、市民の学習活動や活動のしくみづくりへの支援を行います。学習を通じて市民相互の連帯感と自治の意識を培い、まちづくりと連動した生涯学習を目指します。

●生涯学習社会の実現に向けた「みたか生涯学習プラン2010」の推進
●市民の多種多様な学習意欲にこたえる社会教育会館活動の充実
●市民生活に密着した図書館づくりの推進
●生涯スポーツの推進によるいきいきとした市民生活の実現
●児童青少年の健全育成の推進 


■小・中学校保護者代表者との懇談会から/教育委員会委員長職務代理者 寺木幸子

 去る2月7日、市内の公立小・中学校から代表の方22名(欠席1名)のご出席をいただき、小・中学校保護者代表者と教育委員の懇談会が、例年どおり開かれました。
代表のみなさんからは、「新しく始まる小・中一貫教育校について」、「子どもの安全を守るには」、「学力低下をどう考えるか」などの貴重なご意見が出され、担当の部課長も加わり、活発な意見交換が行われました。
私は、教育委員としては3回目の出席です。1回目は、小・中一貫教育校構想について多くの発言があり、昨年は、子どもの居場所について話し合われました。
ご出席のPTA・学校代表者のみなさんは、それぞれの学校を背に、子どもたちのことについて真正面から取り組まれていることが、発言の端々に感じられ、頼もしい限りでした。
二中学区から始まった小・中一貫教育校の土台は、コミュニティ・スクールです。保護者、地域が参加して運営される学校では、今まで以上にPTAの力が必要になるでしょう。しかし、私の知っているPTAでは、役員のなり手がなく、次年度の役員を決めるのが大変な仕事でした。PTAが子どもの幸せのために、その機能を十分に生かすには、多くのみなさんの参加が必要だと思われます。役員を受けるには勇気が必要ですが、少しの努力を出し合い、自分のできる範囲で無理なく参加して、何度か話し合いに出ていると、学校の中に自分の居場所を見つけることができるでしょう。
2時間余りでしたが、ご出席の代表のみなさんと話していると、私の時が、何年か前に逆戻りをしていました。子どもたちの幸せのために、私たち大人は何ができるのかという思いを、改めて深くするのには十分な時間でした。
4月5日より「にしみたか学園」がスタートしました。地域のみなさん、保護者のみなさんのお力添えをよろしくお願いいたします。


■教育委員会表彰おめでとうございます

 平成18年3月3日、教育委員会表彰式が教育センターで行われました。他の模範となる行いをした市立中学校の次のみなさんが表彰されました。

三島達也さん(一中3年)
「陸上:都大会200m走1位」
二中陸上競技部男子駅伝チーム「駅伝競走:都大会2位」
四中水泳部男子400mメドレーリレーチーム
「水泳:関東大会400mメドレーリレー1位」
熊倉南さん(七中3年)「薬物乱用防止ポスター東京都選考優秀賞」
内田眞帆さん(七中1年)「陸上:都大会 走幅跳2位」
※( )内の学年などは表彰当時

 →総務課TEL内線3214


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