緑と水の公園都市 三鷹市
このページはみたかの教育のバックナンバーです。
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みたかの教育 2005年8月21日1面

■小・中一貫教育校開設に向けての準備が着実に進められています

 平成18年4月に二中学区(二小、井口小、二中)に開設される三鷹市立小・中一貫教育校の開校に向けて、4月26日に発足した開設準備検討委員会は、これまで5回にわたり小・中一貫教育に関する具体的内容について検討してきました。8月下旬には、「検討報告書」を取りまとめ、教育長に提出する予定で現在検討を進めています。この「検討報告書」を基にして、教育委員会では9月に「実施方策(案)」を取りまとめ、10月には保護者、市民との意見交換会を開催する予定です。

 開設準備検討委員会は、学校関係者、保護者・同窓会・地域などの代表者、公募市民、学識経験者など21人で構成され、4月以降、毎月一回の割合で、5回にわたり、検討を重ねてきました。 これまで、開設準備検討委員会の下に設置している「学校運営部会」「カリキュラム作成部会」「コミュニティスクール部会」からの報告を受け、次のような課題について検討してきました。 

学校運営に関すること
●小・中一貫教育校の名称と組織体制および教育目標の設定
●校務分掌(教職員の役割分担)組織のあり方
●学校行事、校内研修会、諸会議の開催時期、内容、方法
●部活動、生徒会・児童会活動の方法、内容
●児童・生徒の交流活動を推進するための学習環境の整備
●モデル校での実践期間の検証の仕組みづくり
●小学校間、小・中学校間で交流するための週時程、日課表などの調整
●学習活動を充実するための教員などの人員配置を含めた指導体制

カリキュラムに関すること
●9年間の一貫カリキュラム作成の基本的な考え方と平成17年度にカリキュラムを作成する教科
(国語科、社会科、算数・数学科、理科、英語活動、生き方・進路指導) 
●各教科などの授業時数

コミュニティスクールに関すること
●地域住民の学校運営への参画のあり方
・二中学区の特色を生かした小・中一貫教育校における「学校運営連絡会」と「3校連絡会」のあり方
・学校行事の運営への参画と教育ボランティアの活動の推進方策
・学校と地域・関係諸団体との連携をコーディネートする組織づくり
●学校・家庭・地域の間の情報交流のための、地域イントラネットの活用のあり方 

 これらの検討内容について、現在最終的な取りまとめ作業を行っています。8月末に教育長に「検討報告書」を提出する予定です。
→指導室TEL内線3245


■白熱 三鷹市教育ビジョン策定助言者会議

 今年度、三鷹市教育委員会では、「三鷹市基本構想」および「第3次三鷹市基本計画(改定)」との整合を図りながら、三鷹市の地域特性を生かし、学校・家庭・地域が連携して子どもたちの豊かな人間性や人間力を一層育成していくことを基本的な視点において、「三鷹市教育ビジョン(仮称)」を策定します。
策定にあたっての提言をいただく4人の学識経験者で構成する「三鷹市教育ビジョン策定助言者会議」を4月19日に設置し、これまでに5回、開催してきました。
この助言者会議では、これまで次のようなキーワードが助言者から出され、三鷹の教育が目指すべき基本的かつ総合的なビジョンについて白熱した議論が行われています。

●安心できる学校
・「子どもが安心して成長し、学習し、人間関係を築いていけるコミュニティの構築」
・「ゼロ歳から15歳までの成長のためのトータルな支援」
●質の高い学力を保障する教育実践
●自律した学校
・「自らのことを自ら決め、責任をもって児童・生徒の教育にあたる自律した学校」
●意欲のある教員
・「三鷹で教えたい教員の確保」
・「教員が意欲をもって取り組める環境」
●多様な教育機会
・「児童・生徒のニーズに合わせた個別対応教育プログラム」
・「基礎学力、個々の子どもの力を伸ばすための学校ごとの多様な教育機会」
●地域との連携
・「三鷹版コミュニティスクールに基づく地域と学校の連携促進」
・「学校評価支援ツールの活用」
現在、「三鷹市教育ビジョン策定助言者会議」では、9月に提言の内容をまとめて教育長に報告するために準備を進めています。
教育委員会では、この提言を受けて本年12月ごろまでに「三鷹市教育ビジョン(仮称)」を策定する予定です。
→指導室TEL内線3246


■三鷹市立中学校で使用する教科書を採択します

 三鷹市教育委員会では、平成18年度から4年間使用する市立中学校の教科書の採択を行います。教科書採択とは、文部科学省の検定に合格した教科書の中から、実際に学校で使用する教科書を決定することです。市立学校については、法律などにより市の教育委員会が決定することと定められています。
教育委員会では、「三鷹市立小・中学校教科用図書採択実施要綱」、「三鷹市立小・中学校教科用図書採択実施細目」を定めております。これに基づき設置された「教科用図書選定資料作成委員会」は、72種134点の教科書について、調査資料を作成し、市教育委員会へ提出しました。この「調査研究資料」などを参考にしながら教育委員会において、教科書採択を行います。
この教科書採択に関する教育委員会臨時会は、8月23日(火)午後1時から、三鷹市教育センター3階の大研修室で開催します。傍聴をご希望の方は、当日、午後0時50分まで傍聴受付を行いますので、それまでに会場にお越しください。なお、傍聴申込多数の場合は、抽選となります。

→指導室TEL内線3243・
総務課TEL内線3214


■三鷹市中学生海外派遣研修団帰国

 団長・副団長を含め16人の三鷹市中学生海外派遣研修団が、7月26日(火)から8月5日(金)の11日間にわたるニュージーランドでの海外派遣研修を終え、元気に帰国しました。
国際情勢などにより平成14年度から16年度まで中止されていましたが、今年度は4年ぶりに再開することができました。7校から合計121人の応募があり、厳しい選考を経て決定された派遣生達は、ホームステイをし、クライストチャーチのミドルトン・グランジ・スクールへの体験入学を中心とするプログラムを通して異文化理解を深め、また、外国の人との交流を通して国際的な視野と豊かな人間性をはぐくんできました。
出発前には、毎週水曜日の放課後と土曜日に英会話やニュージーランドの理解を深める研修を12回受け、さらに、より充実した派遣とするために一人ひとりが自分のテーマを設定し自主研修にも励みました。派遣研修で学び身につけたことは帰国報告会で報告するとともに、各学校でも発表します。
これから、派遣生はテーマ別研修やニュージーランドのレポートをまとめた派遣報告書の作成に取り組みます。完成した報告書は全生徒に配布します。

■派遣団員
団長・狩野澄子(七中校長)、副団長・ 沖野俊之(六中主幹)、一中・川井舞(3年)、南雲みどり(2年)、二中・茂木真由美(3年)、米谷夏樹(2年)、三中・日下あゆみ(3年)、高島彩恵子(3年)、四中・清水亮介(2年)、濱田萌(2年)、五中・酒詰了(2年)、黄俐嘉(2年)、六中・北島優衣(3年)、若島亜耶(2年)、七中・大西史之佑(3年)、吉田寛(3年)
→指導室TEL内線3243

【表】※派遣日程表は PDFファイルをご参照ください。


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