緑と水の公園都市 三鷹市
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みたかの教育 2003年11月30日3面

■学校紹介 三鷹市立第三中学校

 第三中学校は、昭和28年4月に開校し、50年を迎えました。昨年度末までの卒業生総数は、1万4千余人を数えています。現在、生徒数460人、13学級。教職員数は50人です。
平成11年4月には「21世紀を担う子どもたちが自ら学ぶ教育環境をめざして」をスローガンに、現在の新校舎がオープンしました。新校舎は、4階建ての校舎棟、屋上にプールを設けた体育館、学校図書館を含む地域開放棟の3棟で構成されています。
校舎棟は、中庭のある回廊式となっており、各階に展示や小集会等が行える多目的ホールを備えています。また、給食室には、衛生面を考えてドライ方式が取り入れられています。さらに、これら様々な工夫が凝らされた校舎は、全館冷暖房完備、人に優しいバリアフリー対応となっています。
市の「学校公園構想」のモデル校として建てられた本校の校舎の中でも地域開放棟は、これからの学校と地域社会とのあり方を示す大きな特色となるものです。具体的には、水屋付きの和室や大会議室、多目的室、学校図書館等があり、高齢者を含めた地域社会の方々が古典学習や書道等様々な活動に、日々活発に利用されています。
一方、本校は、連雀通りに近く、井の頭公園や玉川上水に囲まれた閑静な住宅地に立地しています。校門を入ると、学校教育目標の「人を大切に・時間を大切に・物を大切に」の石碑があります。この石碑は、流行に流されず、大地に根を張った建学の精神・理念を示した伝統校としての校風を今に伝えています。また、各種の優勝カップやトロフィー、賞状・感謝状の多さからも、伝統の重みと生徒たちの活発さを感じさせます。このように、部活動を取り上げても、都内で屈指の優秀な部をそろえた中学校の1つです。
本校の特色の1つとして、毎年秋に行われる合唱コンクールがあります。過去にNHK杯全国優秀校受賞などの数々の実績が糧となり、生徒の熱意と団結ぶりや、本番での美しいハーモニーは、伝統行事として保護者や地域の方々から高い評価を受けています。また青少年対策地区委員会が主催する「餅つき大会」は、長年にわたって、地域と伴に行う健全育成事業の要として伝統行事となっています。
現在でも、本校は、学校教育目標に「社会の変化に主体的に対応し、豊かな心を持ち、心身ともにたくましく生きる健全な人間を育成する」と掲げ、時代に即した教育活動を展開しています。
↓第三中学校Tel.0422―44―6181


■ 教育委員の主な活動

 教育委員会の会議は、毎月原則第一金曜日に開催される定例会と必要に応じて開催される臨時会があります。平成15年度上半期では、当該年度の基本方針と事業計画の決定や図書館の夏季開館時間の拡大を行う規則改正等の議案が審議されました。今後も、「三鷹市立小・中一貫教育校」創設に向けた具体的な協議など、重要な案件を審議していく予定です。
教育委員は、会議での活動のほかにも、市立学校の訪問や東京都市町村教育委員会連合会への参加などの活動を行い、学校の状況や教育行政をめぐる諸課題の把握等に努めています。
◇15年度上半期の主な審議案件と活動
4月〇平成15年度基本方針と事業計画
●東京都教育施策連絡会出席
5月〇三鷹市教育委員会嘱託員設置規則の制定
●学校訪問(七中)
●関東甲信静市町村教育委員会連合会総会出席
●東京都市町村教育委員会連合会定期総会出席
6月〇三鷹市立図書館の管理運営に関する規則の一部改正(夏季開館時間の拡大等)
●学校訪問(六中)
7月〇三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例の一部の施行期日を定める規則の制定(大沢野川グラウンド野球場の使用開始日の設定)
●東京都市教育長会研修会出席
8月〇平成16年度使用小・中学校教科用図書の採択
9月〇三鷹市立学校事案決定規程の一部改正
●学校訪問(大沢台小・幼)
(〇は会議の審議案件、●は会議以外の活動)
↓総務課Tel.内線3213


■ 教育委員会表彰

 平成15年11月10日に教育委員会表彰式を開催しました。芸術文化・スポーツ活動を通じて長年にわたり三鷹市の教育の振興に大きな功績があった次のみなさんに感謝状を贈呈しました。
【団体】弥生会(金剛流謡曲 代表者・渋谷伊予甫)、月曜会(美術 代表者・伊藤正一)、三鷹新川囃子保存会(会長・高麗敏雄)、三鷹市なぎなた連盟(会長・清水紘子)、三鷹市アーチェリー協会(会長・渡辺融)
【個人】高橋哲子(若柳和翠)(三鷹市日本舞踊連盟)、中野神柾(三鷹市吟詠連盟)、高田耕治(三鷹市民謡連合会)、池内雅胤(三鷹市柔道連盟)、小沢寛恭(三鷹市釣魚連盟)、吉田繁(三鷹市バドミントン協会)[敬称略]
↓総務課Tel.内線3213


■ 廣瀬正宜氏、寺木幸子氏が教育委員会委員に就任

 平成15年10月1日、廣瀬正宜(ひろせまさよし)氏と寺木幸子(てらきさちこ)氏が三鷹市教育委員会委員に就任しました。廣瀬委員は2期目、寺木委員は初めての委員就任となります。任期は4年間です。
【廣瀬委員略歴】昭和42年3月国際基督教大学教養学部語学科卒業。平成7年4月より国際基督教大学教養学部語学科教授。平成11年10月より三鷹市教育委員会委員
【寺木委員略歴】昭和52年3月女子美術短期大学服飾専修デザインコース卒業。平成15年4月より同9月まで市立第三中学校PTA会長、平成15年5月より同9月まで三鷹市公立学校PTA連合会会計
↓総務課Tel.内線3213


■ 教育委員会会議録などを三鷹市ホームページに掲載

 11月より「教育委員会の基本方針と事業計画」と「教育委員会の会議(審議案件一覧と会議録へのリンク)」を三鷹市ホームページに掲載しました。どちらも教育委員会のトップページから入ることができます。
今後も教育行政に関する情報の積極的な提供に努めてまいります。
◆教育委員会トップページ
アドレスhttps://www.city.mitaka.lg.jp/a002/p110/g15/d11000001.html
→総務課Tel.内線3213


■ 三鷹市の文化財(6) 井の頭石造物群

 江戸時代、井の頭池は神田上水の水源となり、江戸城内や下町に水を供給しました。そのため、弁財天は江戸町民の厚い信仰を受け、行楽の地としても愛されました。また、青く澄んだ神田上水の水は、江戸時代の代表的な染物である江戸紫の染め出しにも利用されました。
おもに江戸町民により寄進された左記の石造物は、それらのことを明らかにする貴重な資料であり、いずれも市指定文化財(重宝)です。
(1)狛犬一対 明和8年(1771)
(2)水盤 正徳3年(1713)
(3)石橋 文化14年(1817)
(4)石燈籠一対 天保4年(1833)
(5)辛夷の碑 明治26年(1893)
(6)水盤 安永4年(1775)
(7)石階段 文政7年(1824)
(8)石燈籠一対(紫燈籠) 慶応元年(1865)
(9)石鳥居標石(宇賀神) 明和4年(1767)
(10)石燈籠一対 文化7年(1811)
(11)石燈籠 享保5年(1720)
※紫燈籠の由来ともなった幻の植物紫草を、三鷹で復活させようという市民活動「みたか紫草復活プロジェクト」が、今年から活動を開始しています。
↓生涯学習課Tel.内線3314


■ 中学生意見発表会開催される

 次世代を担う中学生が友達や学校、大人社会や自分の将来について、日頃から考えていることを自由に発表し、大人が中学生に対する理解を深め中学生の健全育成をすすめることを目的に、三鷹市・三鷹警察署・三鷹市教育委員会の主催で10月25日(土)に開催されました。
発表会当日は、三鷹市長・三鷹警察署生活安全課長・教育委員長・教育長・市議会議長・警視庁立川センター所長・小中学校長・関係団体など120人を超える参加があり、主催者を代表して清原市長からは「私たち大人は中学生の生の声を常にしっかりと受け止める立場にあります。謙虚に耳を傾け社会のこれからのあり方を学んでいきたい。」と挨拶がありました。
意見発表者とテーマは右下のとおりです。
意見発表後には、山田教育委員長から「この意見発表会は、当初は中学生を理解し、健全育成に役立てようという主旨で開催されましたが、回を重ねるごとに、大人がこれからどうすべきかを考える場となってきました。青少年の犯罪の低年齢化が進んでおりますが、発表者の多くは友達や家庭のことを題材にして、相手の立場になった場合を考えて話をしてくれました。私たち大人は子どもたちが自分自身を客観的に捉えることができるように家庭、学校、地域で育成していくことがこれから大切なことと考えます。今後とも心を引き締め、連携し、励んでいきたいと思います。今日は大きな学びをさせていただきました。」との講評をいただき閉会しました。
↓生涯学習課Tel.内線3313・指導室Tel.内線3243


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