緑と水の公園都市 三鷹市
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みたかの教育 2003年4月20日4面

■教育委員の主な活動

平成14年度下半期の教育委員会定例会等の会議では、大沢野川グラウンドの開設や私立学校に関する事務の移管について協議するとともに、完全学校週5日制の定着とその成果の拡充のため、平成15年度に向けた予算見積や基本方針について審議をすすめました。
また、東京都市町村教育委員会連合会第4ブロック研修会が第一小学校を会場として行われ、学校・家庭・地域連携イントラネットを活用した授業を視察しました。
平成14年度下半期の主な議案および活動
10月 東京都市町村教育委員会連合会第4ブロック研修会(第一小学校)
学校訪問(2校)
11月 三鷹市市民体育施設条例の一部改正の申出(新しく開設する大沢野川グラウンドを市民体育施設に加えた)
三鷹市社会教育会館使用規則等の一部改正(社会教育会館その他施設の年末年始の休館日を12月29日から翌年1月3日までの期間に改めた)
教育委員会表彰(社会人表彰)
学校訪問(2校)
12月 平成15年度一般会計歳入歳出予算見積書
学校訪問(1校)
1月 学校訪問(1校)
2月 平成15年度学校教育の指導目標および基本方針の承認
3月 三鷹市教育委員会事務局処務規則の一部改正(市長部局からの事務移管に伴う所管を定めた)
教育委員会表彰(児童・生徒表彰)

総務課Tel.内線3213


■教育委員会表彰 おめでとうございます

教育委員会では、教育の普及や文化活動に特に功績のあった団体、市民のほか他の模範となる行為のあった児童・生徒に対して、毎年、表彰をしています。
平成15年3月3日には、児童・生徒表彰として次のみなさんが、競技会等での優秀な成績により表彰されました。
太田博和君(一中3年、柔道)、第二中学校水泳部、金次香織さん(四中3年、800メートル走)、第七中学校陸上部、高畑翔吾君(七中3年、走高跳)、村上健一君(七中3年、棒高跳)、波多野祐介君(七中2年、棒高跳)、梶野真里奈さん(七中3年、税についての作文東京国税局長賞)、道家咲子さん(七中3年、薬物乱用防止ポスター部門最優秀賞)
※カッコ内の学年は表彰当時

総務課Tel.内線3213


■学校紹介 第二中学校

今年度五十周年を迎える
第二中学校は、今年度(平成15年度)に創立50周年を迎えます。
昭和28年4月に開校した第二中学校は、現在までに1万3千821人の卒業生を送り出しています。
同窓会の竹内会長によると、開校当時は、まだ一面の林の中にあり、「体育」の時間や「職業」の時間に全校生徒で、校庭や裏庭を整地したそうです。

二中のシンボルツリー
「あかまつ」
以前、学校だよりでも紹介しましたが、ここで二中のシンボルツリーである「あかまつ」を紹介します。
開校以来、校庭に植えてあったあかまつですが、すくすくと成長し、その姿は実に美しい風格を備えています。生徒がこの松のように雄々しく成長してほしいという願いにより、平成4年に二中のシンボルツリーに制定されました。

現在の二中の教育活動
現在二中では、さまざまな教育活動が行われています。
特に特徴的なものは、総合的な学習です。1年生は、「環境」をテーマとして「食」について調べたり、地域に出向き、実際に体験活動を通して環境について学習しています。2年生は、「福祉・ボランティア」をテーマとして、出身小学校に出向き、小学生との異年齢体験を通して、ボランティア活動を行います。
3年生は、「国際理解教育」として、外国の留学生との交流会や、日本文化理解というテーマで学習しています。
今年度はさらにこれを人権教育にまで高めていく予定です。
このように二中では、総合的な学習の時間で、生徒一人ひとりが自分で考え、判断し、行動できる人となるよう育てています。
今後は、小学校との連携をさらに深め、児童・生徒や教員間の交流を一層進め、9年間を見通したカリキュラムなどの検討をしていきたいと考えています。
地域に根ざした学校づくり、これが二中の大きな特色です。
今後とも皆様のご支援・協力をよろしくお願いします。

第二中学校Tel.31―6372


■市民協働による第一小学校スーパーリニューアル提案集の完成

2月22日に第一小学校スーパーリニューアル検討会全体発表会が開催され、市民検討会議代表が教育長へ市民協働の成果である提案集を提出しました。
提案集は、市民検討会議委員のアンケート回答を主体としながらも、「子供たちのゆめ」、教職員・PTAからの提案で構成されています。
アンケートでは、教室のエアコン設置の必要性や耐震補強工事、校庭の芝生化などさまざまな意見、回答がありました。
また、作文や絵による「子供たちのゆめ」は、自由な発想をもつ子供ならではの純真さを感じさせ、教職員・PTAの提案も具体的なものばかりでした。
提案集は、今後予定されている設計、工事に最大限反映させていきたいと考えています。

施設課Tel.内線3222


■平成15年度三鷹市児童青少年健全育成活動の基本方針が決まりました

基本的な考え

新しい時代の担い手である青少年が、豊かな心とたくましい身体を養い、その個性と能力を発揮し、自らの責任と役割を自覚した社会人に成長していくことは、私たち全ての市民の願いであり、実現させることは大人の責務でもあります。
そのために私たちは学校・家庭・地域や関係機関、団体がお互いに協力し合い、児童青少年の健全育成に取り組みます。
重点目標
1思いやりのある明るい家庭づくりの推進と子育て支援の促進
(家庭や地域の教育力を高めよう)
2青少年の社会参加活動の促進
(青少年の社会参加の機会を増やそう)
3地域ぐるみでの健全な環境整備の促進と非行防止
(地域ぐるみで健全な環境をつくろう)
※この基本方針は市長の附属機関である三鷹市青少年問題協議会で審議し、策定されました。各団体の活動等で周知を図ります。

生涯学習課Tel.内線3312


■市長部局から事務移管

私立学校に関する事務が、4月1日に、市長の権限に関する事務の補助執行として、教育委員会に移管されました。
これにより、私立幼稚園保護者補助金や私立小中学校児童・生徒保護者補助金の交付事務および私立幼稚園協会への補助事務等については、教育センター1階にある学務課が担当することになりました。
市立幼稚園の廃止が決定されていますが、この移管により私立幼稚園関係の事務も教育委員会において行われるようになり、今後幼稚園と小学校の連携をより深めていくようになります。 

総務課Tel.内線3213


■三鷹市の文化財(4)

鷹場標石
江戸時代、多摩地域には幕府と尾張藩の鷹場(鷹狩をする場所。江戸時代の江戸周辺では、特定の人が鷹狩をするために特に定められた狩場を指します。)が広がっていました。現在の三鷹市の市域はちょうどこの2つの鷹場の境に位置していました。
鷹場の境界を表すため鷹場杭を随所に立てて目印としました。幕府の鷹場杭は木製のため残っていませんが、尾張藩の鷹場杭は、石杭のため比較的多く残っています。明和7年(1770)頃に建てられました。
ほぼ完全な形で残っている鷹場杭3基を鷹場標石として昭和53年に市の文化財(史跡)に指定しています。
鷹場標石は、次の場所で見ることができます。杭には「従是西北尾張殿鷹場」などと文字が彫られています。いずれも移設したものであり、元の場所は不明です。
なお、三鷹において尾張藩の鷹場村(鷹場として指定された地域)は、井口新田・大沢新田です。

鷹場標石(鷹場杭)
吉野泰平家蔵

【鷹場標石所在地】
◇市民センター(市庁舎南側の林の中)野崎1丁目
◇長久寺境内 大沢2丁目
◇吉野泰平氏邸内 野崎2丁目

生涯学習課Tel.3314


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