緑と水の公園都市 三鷹市
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みたかの教育2024年9月15日1面

■三鷹の小・中一貫教育の取り組み

 三鷹市では、変化の激しい予測困難な時代において、子どもたち一人ひとりが自らの幸せな人生とより良い社会の創造、すなわち個人と社会のウェルビーイングの実現のための大切な条件として「人間力」と「社会力」を主体的に発揮できるよう育むことを目指し、小・中一貫教育を推進しています。

→指導課TEL29-9819

三鷹の教育政策の概要についてはこちらから▼
※二次元コードはPDFをご覧ください。

「人間力」と「社会力」とは?
「人間力」
基礎的な素養を身に付け、自立して考え判断し、心身ともに健やかに力強く生きていくための総合的な力
「社会力」
多様な個性を尊重し、適切な人間関係を結びながら、社会に参画し、共に生きていく力

学園交流活動
 小学生は中学校生活の見通しをもち、憧れの気持ちを抱けるように、中学生は自己肯定感を高められるように交流活動の工夫を行っています。また、学園内の小学校間では中学校入学前から同じ学園の仲間であることを意識できるような取り組みを行っています。
川上郷自然の村での小学校自然教室
学園内の2校の児童がともに生活し、きずなを深めていきます。
中学生の運動会ボランティア
中学生が小学校で活躍しています。

相互乗り入れ授業
 小・中学校の教員が相互に授業に入り、それぞれの専門性を生かした効果的な指導、継続的な指導ができるように、学園単位で時間割の中に位置付けて年間を通して実施しています。

子どもの学びを支える「小・中一貫カリキュラム」
 子どもの学びの内容を教科ごとに一覧にまとめ、つまずきやすいポイントや指導の重点、資質・能力のつながりなどを把握しやすくすることで、各教員の授業改善につなげます。

※写真はPDFをご覧ください。


■教育委員コラム「学校訪問を通して」

教育委員
須藤 金一
(すどう きんいち)

 教育委員の仕事の一つに、学校訪問があります。市立小・中学校22校の全ての学級、全ての教員の授業を順次見させていただきます。その中で感じたことをお話しさせていただきます。

 学校訪問の冒頭では校長先生から学校経営方針をはじめとする学校運営について、学校で行われる行事、また子どもたちが地域の方々の協力を得ながら行う行事などの説明をお聞きします。コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫の教育を行う三鷹の学校では、どの学校もそれぞれ個性があり、積極的に地域の方々が学校に協力しながら子どもたちの学びのために活動されていることを改めて実感いたします。そして、コロナ禍ではなかなか叶わなかった学園内の小・小交流や小・中交流も以前のように活発に行われるようになりました。特に小学6年生の自然教室は、今年度から学園ごとの小・小交流による実施が復活しました。私の子どもも参加しましたが、幼稚園時代の友人に会えて、一緒に活動したことはとても嬉しく、特別な体験だったようです。

 さて、色々な学校で授業を見学させていただくと、気づくことがあります。それは子どもたちの「姿勢」です。授業を受ける時の椅子に座る「姿勢」です。クラス全体が姿勢の良いクラスでは、授業への集中度が高く感じます。一方、姿勢が崩れてしまっている子どもたちが多いクラスだと、集中力が途切れてしまっていることが多い気がします。私の子どもには、家でテレビやタブレットを見る時の姿勢、勉強時の姿勢、食事の時の姿勢、色々な場面で姿勢を良くするよう声かけすることがあります。もちろん、私自身も時折、自分の姿勢に反省することもありますが、子どもたちには成長段階の今だからこそ、普段から正しい姿勢を身につけることにより、学びや運動、色々な面で良い効果が出ると思います。是非、ご家庭でも気にかけてあげてください。また、授業参観や学校公開の際に、子どもたちの姿をそのような視点でも見てみてください。

※写真はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


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