緑と水の公園都市 三鷹市
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みたかの教育2024年1月21日2面

■神沢利子さんと三鷹市とのつながり

三鷹ゆかりの児童文学作家
 三鷹市立図書館では、三鷹ゆかりの児童文学作家 神沢利子(かんざわとしこ)さんが令和6年1月に100歳のお誕生日を迎えることから、神沢さんのこれまでの功績を広くご紹介する「神沢利子さんおめでとう100歳記念事業」を行っており、2月4日(日)まで企画展「北と星といのちと〜同じうたをうたい続けて〜」を開催しています。(会場:三鷹市芸術文化センター地下1階第4展示室、詳細は三鷹市立図書館ホームページをご覧ください。)

 昭和44年に三鷹市に転居した神沢さんは、同年に代表作「くまの子ウーフ」「ふらいぱんじいさん」を出版。数々の作品は三鷹の地で生まれました。
 平成18年に市民協働事業として開催した2つの展覧会が契機となり、平成24年に三鷹図書館(本館)で「おめでとう88歳 文も絵も神沢利子展」を開催しました。
 平成29年には、神沢さんから三鷹市に直筆の原稿や創作メモなどの資料が寄贈され、寄贈特別展「神沢利子さんのおくりもの」を開催し、翌年三鷹図書館(本館)に神沢さんの作品を集めた「くまの子ウーフコーナー」を設置しました。

 神沢さんはこれまでも、三鷹市立図書館で子どもたちに「くまの子ウーフ」などのおはなしを読んでくださいました。一人ひとりに対して語りかける神沢さんの語りは、聞き手を作品の世界に引き込んでいました。
 三鷹市立図書館では今後も、展示やおはなし会を通して、神沢さんの作品の魅力、言葉に込められた思いを発信する機会を提供していきます。

→三鷹図書館(本館)TEL43-9151

※写真・二次元コードはPDFをご覧ください。


■周年事業開催 おめでとうございます

にしみたか学園第二小学校
開校130周年

連雀学園第六小学校
開校70周年

鷹南学園東台小学校
開校50周年

にしみたか学園第二中学校
開校70周年

三鷹の森学園第三中学校
開校70周年

これからも地域とともに歩む学校を目指していきます。

※写真はPDFをご覧ください。


■学園長に聞く!「おおさわ学園」自慢の取り組み

おおさわ学園(第七中、大沢台小、羽沢小)
勝野 能光(かつの よしみつ)学園長(第七中学校長)

豊かな地域資源の中で子どもたちは伸び伸びと育つ
 おおさわ学園の一番の特徴は、大沢地域の豊富な地域資源を活用した学校活動です。大沢地域は都内でありながら、野川や野川沿いの“はけ”、ほたるの里やわさび田など豊かな自然や、水車経営農家、古民家、歴史ある寺社仏閣など多様な文化施設があります。野川での校外学習やほたるの里・三鷹村での田植え・稲刈り、わさび田での植え付け体験、文化施設を活用した歴史学習など、豊かな地域資源を様々な学校活動に取り入れることで、おおさわ学園の子どもたちは伸び伸びと育っています。おおさわ学園を卒業してから、これらの経験がおおさわ学園独自の貴重なものだったと実感する子どもたちがたくさんいます。

国立天文台との連携
 地域資源を活用した学校活動の中でも特筆すべきは、国立天文台との連携です。国立天文台の歴史ある施設の見学をはじめ、PCソフト「Mitaka」を用いた科学学習、敷地内の竹林を活用した竹細工の製作体験やたけのこ収穫体験など様々な学校活動に国立天文台のご協力をいただいています。また、12月には第七中学校で国立天文台職員による星空観望会が行われていますが、中学生の中には「星のソムリエ」の有資格者もおり、星が好きな子どもが多いことも天文に触れる機会に恵まれたおおさわ学園の特徴です。

地域の支えの中で育つボランティア精神
 上述の事例のほかにも、学校農園での地域の農家の方々の協力、国際基督教大学の先生による授業や学生ボランティアなど、学校活動の様々な場面で多くの地域の方々に関わっていただいています。地域の方々のご支援をいただくことで、子どもたちの幅広い興味・関心が育つとともにボランティア精神が育まれ、小・中9年間を過ごす中で子どもたちは地域で支援される側から支援する側へと成長します。
 田植え・稲刈り体験では中学生が一般参加者への指導役として活躍したり、大沢の里秋祭りでは古本市での販売や手作りジャムを使ったクレープの販売、美術部によるアーチ製作で参加したりするなど、子どもたちは地域の活動に楽しみながら積極的に関わっています。多くの卒業生が大人になってからボランティアに参加してくれるのも、おおさわ学園で培ったボランティア精神の賜物と言えるでしょう。
 地域の支えの中で伸び伸びと育った子どもたちが新たな担い手として大沢地域を支えていく、そんな良い循環が続くよう、これからも地域とともに子どもたちを育てたいと考えています。

※写真はPDFをご覧ください。


■朝の時間帯の小学校を開放しています

 令和5年11月から、子どもたちの居場所づくりの一環として、朝早く登校する児童のために、全市立小学校15校で、冬休みなどの学校休業日を除く平日の朝7時30分に校門を開けて、校庭などで過ごすことができるようにしました。

※シルバー人材センターの方が見守りを行っています(1校につき2人)。
※実施日は、学校行事などにより変更することがあります。

→総務課TEL29-9811

※写真はPDFをご覧ください。


■川上郷自然の村のご案内

 川上郷自然の村は、高原野菜の産地として有名な長野県川上村にある校外学習施設です。小・中学校の自然教室で使用しない期間は、保養施設として広く一般の方にご利用いただいています。標高約1,500mの高地に位置し、近隣のスキー場や野辺山・清里エリアの観光スポットへのアクセスも良好です。ご家族・ご友人とのご旅行に、スポーツ合宿や研修に、ぜひご利用ください。
【宿泊料金】大人3,700円から、小学生2,500円から(1泊2食付き)
宿泊希望日の3日前までに、電話(午前8時30分〜午後7時30分)・FAX・川上郷自然の村ホームページでお申し込みください。

宿泊の問合せ
三鷹市川上郷自然の村
〒384-1406 長野県南佐久郡川上村大字原591番362
TEL0267-97-3206 FAX0267-97-3207
[HP]http://www.sizennomura.jp/
JRをご利用の方は、最寄駅(信濃川上駅)まで車で送迎します。宿泊申し込みの際にご予約ください。

※二次元コードはPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


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