みたかの教育2023年1月15日2面
■周年事業開催 おめでとうございます
東三鷹学園第一小学校
開校130周年
にしみたか学園井口小学校
開校50周年
これからも地域の皆様とともに歩む学校を目指していきます。
■デジタル・シティズンシップに係る熟議の開催
昨今のデジタル技術の急速な進展により社会全体のデジタル化・オンライン化が進む中、子どもたちが1人1台学習用タブレット端末をはじめとするデジタル機器のより良い使い手となるための方策を考える機会として、デジタル・シティズンシップに係る熟議を開催しました。
7・8月に各学園で実施した熟議を踏まえ、12月17日には、各学園の児童・生徒の代表、担当教員、コミュニティ・スクール委員会の代表約80人が一堂に集まり、それぞれの視点から日常生活の中で大切にすべきことを話し合いました。
今後は各学園でさらに議論を深めるとともに、「三鷹市デジタル・シティズンシップ教育の指針(仮称)」を策定していく予定です。
※デジタル・シティズンシップ
デジタル技術の利用を通じて、社会に積極的に関与し、参加する能力や姿勢のこと。
→指導課TEL29‐9819
学校で友だちと話す時と同じように相手を思いやり、マナーを守ってSNSを利用したいな。
デジタルとアナログの長所と短所を理解して、自分で主体的に選択して使い分けてほしいですね。
スマートフォンやタブレットの使用ルールを家族で話し合い、困った時は一緒に考えてほしいです。
■市立小・中学校の全ての普通教室に短焦点プロジェクタを設置しました
さらに前進! 三鷹GIGAスクール構想
デジタル技術を活用した教育環境をより一層充実させるため、市立小・中学校の全ての普通教室に電子黒板機能付きの投影装置(短焦点プロジェクタ)を設置し、2学期より利用を開始しました。1人1台学習用タブレット端末から子どもたちの考えを一斉提示し共有することが可能になったほか、学習教材を投影し書き込む環境が整ったことで、授業の質の向上や授業準備時間の短縮につながっています。今後も1人1台学習用タブレット端末や短焦点プロジェクタを活用しながら、三鷹GIGAスクール構想の実現を目指し、教育活動を充実させていきます。
→総務課TEL29-9812
■学園長に聞く!「東三鷹学園」自慢の取り組み
東三鷹学園(第六中、第一小、北野小)
矢島 昌廣(やじま まさひろ)学園長(第六中学校長)
東三鷹の土とともに
東三鷹学園の自慢の一つに「農業体験」があります。地域の農家さんのご協力により、第一小の児童はとうもろこし、北野小の児童はさつまいもの収穫体験をさせていただいています。小学生の頃から土や畑に親しんで、農家さんとつながりをもって生活してきた子どもたちは、中学生になると、各班に分かれて30軒近くの農家さんの元へ張り切って農業体験に伺います。秋には、自分たちが携わった野菜やお肉をご寄付いただき、地域の方々とカレーパーティーを開催します。今年度はお世話になった方々への恩返しに、自分たちで小松菜の栽培を行い、皆さんに食べていただきました。子どもたちは、野菜を育てることや働くことの苦労や喜びを肌で感じ、ご協力いただいた方々に感謝しながら、一回り成長した姿を見せてくれます。
ボランティア精神がどんどん育つ
ふれあい活動として、中学生が母校である小学校に行き、算数の採点や体育の補助といった授業のお手伝いや、中休みに一緒に校庭遊びをしています。他にも地域のお祭りや小学校の運動会にもボランティアで参加してくれています。希望者を募ると、みんなが手を挙げてくれるので、もはやボランティアも抽選です。立派に活躍する中学生を様々なところで目の当たりにする小学生は、かっこいい姿に憧れを抱き、いつかは自分も!という意欲につながります。相手のことを考えて主体的に動こうとする人間力が培われていると感じています。
地域の力は未来の力につながる
東三鷹学園は地域の方々の結び付きがとても強く、自分たちの学校だという意識で学校を支えていただいています。子どもたちを地域に送り出して、地域でたくさんの経験を積ませていただいた結果、大人になった時に今度は地域に力を還元してくれる。学園ができて14年、既にそのような循環が生まれています。東三鷹学園の9年間にたくさんの経験をしてもらい、教科書には載っていないこともたくさん学んでほしい、地域の方々も教員も同じ気持ちで子どもたちの成長のために力を尽くしています。
■図書館資料室 ご利用お待ちしています
日本の積雪の最深記録はいつ?どこで?何cmくらい?
自分が産まれた日にどんなことがあったんだろう?
三鷹の地理や歴史についてもっと知りたい!
これらは全部、図書館で調べることができます!
三鷹図書館(本館)の資料室では、明治時代からの新聞縮刷版(復刻版)、昭和26年6月以降の三鷹市報、昭和41年以降の三鷹市の住宅地図、三鷹市や東京都に関連する地域資料などを閲覧できます(貸出不可)。他にも各種事典、辞書、統計資料、行政報告資料など約4万5千冊の蔵書があり、オンラインデータベースも無料でご利用いただけます。
また、調査・研究に必要な資料探しのご相談(レファレンスサービス)も受け付けています。
様々な調べものに、ぜひご利用ください。
→三鷹図書館(本館)TEL43-9151
■川上郷自然の村のご案内
川上郷自然の村は、高原野菜の産地として有名な長野県川上村にある校外学習施設です。小・中学校の自然教室で使用しない期間は、保養施設として広く一般の方にご利用いただいています。
標高約1,500mの高地に位置し、近隣のスキー場や野辺山・清里エリアの観光スポットへのアクセスも良好です。ご家族・ご友人とのご旅行に、スポーツ合宿や研修に、ぜひご利用ください。
【宿泊料金】大人3,700円から、小学生2,500円から(1泊2食付き)
宿泊希望日の3日前までに、電話(午前8時30分〜午後7時30分)・FAX・川上郷自然の村ホームページでお申し込みください。
宿泊の問合せ
三鷹市川上郷自然の村
〒384-1406 長野県南佐久郡川上村大字原591番地362
TEL0267-97-3206 FAX0267-97-3207
[HP]http://www.sizennomura.jp/
JRをご利用の方は、最寄駅(信濃川上駅)まで車で送迎します。宿泊申込の際にご予約ください。