緑と水の公園都市 三鷹市
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みたかの教育2019年4月21日2面

■平成31年度の主要な施策と予算

 平成31年度の市の一般会計の予算額は689億7千580万2千円で、教育費は78億3千707万4千円(一般会計に占める割合は11.4%)です。
 教育委員会は事業計画に基づき、次のような施策に取り組んでいきます。

→総務課TEL内線3213

コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展《拡充》
1千317万1千円

 学校支援ボランティアと学校との連携・調整の中心的な役割を担うコミュニティ・スクール推進員の配置を5学園に拡充し、学校支援活動などのさらなる充実と事務局機能の強化を図ります。
 開園10周年を迎える三鷹中央学園・三鷹の森学園・鷹南学園の3学園合同の記念事業を実施します。
また、各学園の主体的で特色ある取り組みをより一層推進するため、学園の企画提案に基づき、学園の活動を紹介するDVDや学園・地域行事カレンダーを作成します。

ライフ・ワーク・バランスと教育の質の向上を目指す学校における働き方改革の推進《拡充》
5千757万8千円

 「三鷹市立学校における働き方改革プラン」に基づき、全市立小・中学校にスクール・サポート・スタッフを配置するとともに、教職員の意識改革、部活動の適正化などに取り組むことにより、ライフ・ワーク・バランスを推進し、学校教育のさらなる質の向上を図ります(3面参照)。

みたか地域未来塾事業の全市展開《拡充》
430万4千円

 大学生や地域のボランティアの協力による放課後学習など、学校・家庭・地域が協働で教育支援に取り組む仕組みづくりを進めながら、小・中学生の学習習慣の定着と基礎学力の向上を図ります。東京都の補助金を活用しながら、全市立小・中学校に拡充して実施します(3面参照)。

学校給食の充実と効率的な運営の推進および市内産野菜の活用《拡充》
4億9千47万円

 安全でおいしい学校給食の充実と効率的な運営を推進するため、新たに第四中学校で自校方式による学校給食調理業務の民間委託を開始します。また、令和2(2020)年度から新たに委託を開始する予定の第三小学校と、委託開始から5年目の更新時期を迎える第一小学校、中原小学校について、平成31年度中に事業者の選定を行います。
 市内産野菜のさらなる活用に向けては、東京むさし農業協同組合三鷹支店と市、教育委員会が連携しながら取り組みを進めます。「三鷹産野菜の日」について、都市農業振興の観点から農林費に予算を計上し、公費負担により実施するなど、さらなる拡充に取り組んでいきます。

教育支援の充実《拡充》
6千86万8千円

 小学校における校内通級教室の全市展開により、通級相談、就学・転学相談などの件数が増加していることから、就学相談員および教育相談員を拡充し、児童・生徒や保護者へのより的確な支援を行い、関係機関と連携したスクールソーシャルワークを一層推進していきます。

校内通級教室の指導体制の充実《拡充》
1千797万9千円

 小学校の校内通級教室への通級児童数が増加していることから、新たに第五小学校を拠点校として整備します。また、「三鷹市校内通級教室実施方策」を改定し、令和2(2020)年4月からの全市立中学校における校内通級教室の指導開始に向けて、環境整備などの準備を進めます。

適応支援教室(仮称)の設置《新規》
297万5千円

 長期欠席傾向や不登校傾向の児童・生徒の個に応じた支援を適切に行うため、学習指導や児童・生徒、保護者への相談などの機能を担う「適応支援教室(仮称)」を設置します。令和2(2020)年4月の開設に向けて、「三鷹市適応支援教室実施方針(仮称)」を策定するとともに、拠点となる第一中学校と教育センターの改修などの準備を進めます。

ICTを活用した教育内容の充実と学校図書館システムの更新《拡充》
3千784万2千円

 第一小学校に加え、新たに井口小学校をICT活用推進モデル校として、教室への短焦点プロジェクタ22台の整備と、児童用タブレット端末40台の増配備を実施し、効果的なICT活用の研究と成果の共有を行うことにより、子どもたちが主体的に学ぶ力を育成するとともに、互いに学び合う機会の増加を図ります。
 学校図書館システムについて、令和2(2020)年4月の稼働に向けて、機能の充実と経費の抑制を図りながら更新を行います。

プログラミング教育推進校事業の実施
35万円

 新学習指導要領に基づくプログラミング的思考を育むことを目的とし、論理的な思考を身に付ける授業や体験的なプログラミング授業などの実践研究を行います。第一小学校において、2年計画の最終年次の取り組みとして、東京都の「プログラミング教育推進校事業委託金」を活用し実施します。

オリンピック・パラリンピック教育推進校事業の実施
460万円

 市長部局と連携をとりながら、全市立小・中学校において、オリンピアンやパラリンピアンを招聘して講演や実技指導を行うなど多様な教育プログラムを実施します。東京都の「オリンピック・パラリンピック教育推進校事業委託金」を活用します。

小学校における「公共施設木製備品導入プロジェクト」の推進
1千145万8千円

 平成31年度に新設される森林環境譲与税を活用し、「公共施設木製備品導入プロジェクト」として、普通教室への木製ロッカーの導入を推進します。平成31年度は第二小学校の10教室に、収納スペースを拡大した木製ロッカーを導入します。

学校施設長寿命化計画(仮称)の策定と長寿命化改修工事の実施
4億8千949万4千円

 平成30年度に引き続き、第二小学校と第一中学校の長寿命化改修工事(2期)を行います(3面参照)。また、平成30年度に実施した老朽化対策調査の結果を踏まえ、「学校施設長寿命化計画(仮称)」を策定し、安全で快適な教育環境の確保を図ります。

学校空調設備の整備
1億6千6万3千円

 第三中学校の改修工事( I 期)を実施するとともに、高山小学校について、令和2(2020)年度の改修に向けた設計を行います。また、学校体育館の空調設備について、東京都の補助制度を活用し、第三小学校体育館にリース方式によるスポット型空調設備機器を設置します(3面参照)。

平成30年度3月補正予算対応
学校トイレ改修工事の実施
2億7千50万3千円

 事業の財源として国庫補助金を確実に確保するため、平成30年度補正予算で事業費を計上し、平成31年度に中原小学校など5校のトイレ改修工事を実施します(3面参照)。

図書館の適切な維持・補修および滞在・交流型施設へのリニューアル
4千547万8千円

 西部図書館について、令和2(2020)年度に老朽化した空調設備などの改修工事を行うため、設計業務に取り組むとともに、滞在・交流型図書館としてのあり方を検討します。また、三鷹図書館(本館)の老朽化したエレベーターの改修工事を行います。

図書館システムの更新《拡充》
2千153万1千円

 令和2(2020)年度にリース期間が満了する図書館システムの更新を行います。パッケージシステムを利用し、経費を抑制しながら、インターネットからの資料検索機能の強化など、利用者サービスとセキュリティのさらなる向上を図ります。

※写真はPDFをご覧ください。


■教育センターでの業務再開のお知らせ

 教育委員会事務局の執務室は、教育センターの耐震補強等工事に伴い、教育センター暫定施設(新川六丁目35番28号、旧総合保健センター)に一時移転中ですが、工事の完了により、5月7日(火)から教育センターでの業務を再開します。

 →総務課TEL内線3223

※地図はPDFをご覧ください。

三鷹市教育センター
◇所在地 下連雀九丁目11番7号
◇教育センター内の執務室
 1階 総務課・学務課・指導課
 2階 総合教育相談室


■令和2(2020)年4月から下連雀五丁目の通学区域を一部変更します

 下連雀五丁目(日本無線株式会社跡地)に大規模共同住宅の建設が進んでいます。令和2(2020)年度以降にこの地区の児童・生徒数の増加が見込まれることから、教育委員会では「三鷹市立学校の通学区域に関する規則」の改正を行い、令和2(2020)年4月から同地区の通学区域を、高山小学校・第三中学校から児童・生徒数が減少している第一小学校・第六中学校へ変更します。
 また、同地区の西側隣接地域の通学区域を、高山小学校・第三中学校から第六小学校・第一中学校へ変更します。
 通学路の変更に伴い、新たな通学路の指定が必要になることから、市長部局および道路管理者や警察などの関係機関と連携し、児童・生徒の安全確保に向けた環境整備を進めています。平成30年度には第一小学校前の人見街道の改修工事を実施しました。
 なお、関係する学校の保護者や地域の方を対象に実施した説明会の資料については、市ホームページに掲載しています。

 →学務課TEL内線3232

※表はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


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