緑と水の公園都市 三鷹市
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みたかの教育2018年4月15日3面

■平成30年4月三鷹市の「コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育」 新たなステージへ

 平成28年度に、三鷹市で最初の小・中一貫教育校「にしみたか学園」が開園10周年を迎えました。平成30年度は、連雀学園、東三鷹学園、おおさわ学園が10周年を迎え、来年度には、三鷹の森学園、三鷹中央学園、鷹南学園が続きます。こうした中で、国の法制度が改正され、三鷹市が先行して取り組んできた「コミュニティ・スクール」や「小・中一貫教育」の取り組みが制度化されました。教育委員会では、今後も国や東京都の制度を最大限に活用しながら、三鷹の教育に合うものを積極的に取り入れ、子どもたちの成長につながる取り組みを推進していきます。

 →指導課TEL内線3245

※写真はPDFをご覧ください。

コミュニティ・スクール委員会の一本化とコミュニティ・スクール推進員の導入
 これまで、学校単位の学校運営協議会と学園単位のコミュニティ・スクール委員会であったものを、法改正を生かし学園単位のコミュニティ・スクール委員会に一本化することで、学園としての主体的で特色ある取り組みを推進し、より一体感のある学園運営を図ります。
 また、学校と地域をつなぐコーディネートの中心となる「コミュニティ・スクール推進員」を、学園ごとに順次配置していきます。学校と学校支援ボランティアとの調整機能を強化し、教育活動への地域の幅広い支援を持続的なものにするとともに、コミュニティ・スクールとしての事務局的な機能の充実を図ります。

小・中一貫教育校を「小中一貫型小学校・中学校」に
 学校教育法等の一部改正により、小・中一貫教育が法制度として位置付けられました。それを生かし、市内の全7学園を「小中一貫型小学校・中学校」とします。学園長が学園の学校間の総合調整を行うなど、学園長の権限を明確化するほか、組織体制を強化し、学園としての一体感の醸成を図ります。
 また、平成30年3月に改訂した「三鷹市小・中一貫カリキュラム」(暫定版)を全教員で共有し、授業改善に生かすとともに、新学習指導要領の目指す「資質・能力」および各教科の「見方・考え方」等を踏まえたものとして深化させていきます。

3学園の10周年記念事業を開催
 平成30年度に開園10周年を迎える連雀学園、東三鷹学園、おおさわ学園の3学園合同の記念式典を開催します。記念事業の成果は、全7学園で共有し、これからのコミュニティ・スクールを進めていくうえでの契機とします。
 また、10周年を迎える各学園で、小・中学校の児童・生徒が学園内に集まり、コミュニティ・スクール委員、保護者、地域の方々を迎える交流型の公開日を設ける予定です。


■「三鷹市立学校における働き方改革プラン」を策定しました

教員の働き方改革を通して、学校教育の質の向上を図ります

 学校をめぐる環境が複雑化、多様化するとともに、新学習指導要領に向けた準備など日々の教育活動の充実が求められる中、教員の役割が拡大し、教員の長時間労働が全国的な課題となっています。教員の勤務時間は基本的に午前8時15分から午後4時45分で週当たり38時間45分ですが、実態としては、週当たりの在校時間が60時間を超える教員も少なくありません。
 教育委員会では、国や東京都の施策と連動しながら教員の長時間労働を改善し、教員が担うべき業務に専念できる環境を整え、学校教育の質の向上につなげるために、「三鷹市立学校における働き方改革プラン」を策定しました。保護者や地域の皆様のご理解とご協力をお願いします。

 →指導課TEL内線3240

 教育委員会事務局と学校が連携・協働し、保護者や地域の皆様のご理解のもとに、次の3つの方向性を柱として取り組みます。

1 教員が担うべき業務に専念できる環境の確保
 教員の業務負担の軽減を図るため、専門スタッフや外部人財など人員体制の確保、留守番電話による時間外連絡体制の整備やICTの活用などによる業務改善を図ります。

2 教員の意識改革(タイムマネジメント、ライフ・ワーク・バランスの推進)
 夏季休業中の学校閉庁日の実施などで休暇取得を促進します。また、教員が勤務時間を意識した働き方を実践できるように、退校目標時間等の設定やICTを活用した出退勤時間の可視化などに取り組みます。

3 部活動の適正化
 学校における他の教育活動とのバランス等の観点から、部活動のあり方を見直します。部活動休養日の設定や活動内容・時間の見直し、部活動指導員の導入促進、部活動運営方針の策定などに取り組みます。

プランの全文は、市ホームページでご覧いただけます。


■全市立小学校で校内通級教室がスタートします

 平成30年度から、全市立小学校で校内通級教室がスタートします。
 教員が拠点校から各小学校を巡回し、学習や学校生活に課題のある児童の一人ひとりの課題に応じて、個別や小集団での指導を行い、児童が自信を持って学校生活を送れるよう支援します。
 教育委員会では、インクルーシブ教育の理念(下図)に基づき、学びの場の連続性を大切にする教育を目指します。

 →学務課TEL内線3291

※表と図はPDFをご覧ください。


※詳細はPDFをご覧ください。


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