みたかの教育2014年4月13日2面
■平成26年度の主要な施策・予算(1面からの続き）
●学校給食用食材の放射性物質検査の実施
26万1千円
児童・生徒や保護者のより一層の安心のため、小中学校における給食用食材の放射性物質検査を行います。
●学校給食の充実と効率的な運営の推進《拡充》
3億742万1千円
安全でおいしい学校給食と効率的運営を推進するため、平成26年度から新たに2校で自校方式による学校給食調理業務の民間委託を開始しました。また、平成27年度開始の1校と、開始から5年目の見直し時期を迎える1校の事業者選定を、平成26年度中に行います。
●総合教育相談の充実《拡充》
2千347万5千円
平成26年度は、スクールソーシャルワーカーについて、従来の教育相談員の中から1人を新たに任命して人員体制を4人に拡充し、総合教育相談室事業の更なる充実を図ります。
●オリンピック教育推進校事業の実施
350万円
第六小、大沢台小、南浦小、中原小、井口小、第一中で、児童・生徒の健康増進や体力向上を図るとともに、オリンピック等意義の理解や国際理解を深める学習、トップアスリート等との交流、体育授業等の環境整備を行います。
東京都の「オリンピック教育推進校事業委託金」を活用し事業を実施します。
●言語能力向上推進事業の実施
119万8千円
児童・生徒の言語能力の向上を図るため、北野小学校で、専門家を招いた授業及び教員研修を行います。なお、事業の実施に当たっては、引き続き東京都の「言語能力拠点校事業委託金」を活用します。
●理数フロンティア校事業の実施
40万円
小中学校における理数教育を推進するため、第一小学校及び第七中学校で、効果的な教材や指導方法に関する研究等を行います。なお、事業の実施に当たっては、引き続き東京都の「理数フロンティア校事業委託金」を活用します。
●川上郷自然の村の効率的な運営の推進
6千385万6千円
平成26年度からの指定管理期間（3年間）を通して、施設運営の一層の効率化に向けた改善と、指定管理者との連携による魅力ある自主事業の実施などにより、利用率の更なる向上を目指します。
●学校施設の長寿命化及び非構造部材の耐震点検等の実施《新規》
981万9千円
ファシリティ・マネジメントの視点で、学校施設（校舎・体育館等）の長寿命化と防災機能の強化を図るため、非構造部材の耐震点検や電気設備等の現況調査を実施します。
この調査結果を基礎資料とし、学校活動への影響などに配慮しながら、計画的に施設の改修を行っていきます。
●学校校庭等の芝生化の推進
7千484万9千円
環境負荷の低減や、児童・生徒への環境教育の推進、体力向上のため、東京都の補助金（対象基本額の全額）を活用して校庭等の芝生化整備を行います。また、学校と地域の協働による芝生の維持管理を引き続き行います。
〔整備内容〕（1）中原小学校（実施設計）、（2）第四中学校（整備工事／校庭及び校舎屋上の一部を芝生化・芝生維持管理用備品の購入）
●大沢二丁目古民家（仮称）の整備の推進
1億1千768万7千円
大沢二丁目古民家（仮称）について、大沢の里公園内の中核的な文化財の1つとして平成27年度の公開を目指し、復原工事を行います。
整備後は、市民に向けた様々な体験学習や民具の展示を行うなど、地域文化財・地域観光の情報発信等の拠点として、三鷹型エコミュージアムのモデル事業を推進します。
●姉妹市町演奏会交流事業の実施
180万円
3年に1度実施している姉妹市町交流事業として、三鷹市管弦楽団を福島県矢吹町に派遣し、中学生を対象とした演奏会を行います。平成26年度は、本事業を「矢吹町姉妹市町締結50周年記念事業」の1つとして位置づけ、矢吹町との一層の交流を図ります。
●新たな図書館システムの開発
6千934万1千円
平成24年10月に三鷹市、三鷹市教育委員会、株式会社まちづくり三鷹、NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構の4者で締結したオープンソースプログラミング言語Rubyを活用した地域活性化に関する「共同研究開発協定書」に基づき、平成27年度の運用開始に向けて、新たな図書館システムの開発に取り組みます。
開発に当たっては、新たなICT環境に適応した機能の追加等を検討するなど、図書館の利用に対する市民満足度の更なる向上を目指すとともに、市内事業者との連携による地域活性化を推進します。
●デイジー図書提供の推進
4万円
デイジー図書（視覚障がい者のためのデジタル録音された本）について、利用者へよりスピーディーな提供を実現するため、デイジー図書の情報提供ネットワーク「サピエ図書館」を活用します。サピエ図書館で登録されているデイジー図書の電子データをダウンロードし、要望に応じた貸出しを行うこと等を通じて、利用者の利便性の向上を図ります。
●三鷹市立図書館50周年記念事業の実施
42万6千円
三鷹市立三鷹図書館（本館）が平成26年10月に開館50周年（昭和39年10月開館）を迎えることから、市民・団体との協働により平成25年11月に開館した南部図書館（愛称：みんなみ）など5つの分館と連携し、記念事業を実施します。実施に当たっては、実行委員会を設置し、市民に対する図書館のPR、市民サポーターの育成を行うほか、NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構と連携して、読書のきっかけづくりや図書館の未来像を市民と語り合う場となるようなイベントを開催します。
●みたかスポーツフェスティバルの開催
400万円
スポーツ祭東京2013（東京国体）等の開催のために休止していた「みたかスポーツフェスティバル」を3年ぶりに開催します。開催に当たっては、実行委員会を設置して企画運営を行うとともに、障がい者も含めて誰もが参加できるスポーツイベントとして実施します。
■第三小学校建替工事が竣工しました
平成25年2月より新校舎での学校生活が始まった三鷹市立第三小学校では、平成25年4月からは古い校舎の解体や外構工事を進めてきました。
この度、校庭や倉庫棟などが整備され、平成26年3月に全ての工事が完了しました。
新しい校庭は全面を芝生化し、既存の樹木もできるだけ残した緑豊かな校庭として生まれかわりました。この校庭には、工事で伐採したケヤキの大木を活かしたベンチも設置されています。
この新しい第三小学校で児童が毎日を元気に過ごし、健やかに成長していってほしいと願っています。
■北野小学校、第六中学校で学校給食調理業務の民間委託がスタート
平成26年度から北野小学校、第六中学校で学校給食調理業務の民間委託を開始しました。給食施設・設備の整備状況、人員配置状況などを考慮しながら総合的に判断し、委託実施校を決定しています。
また、保護者のみなさんに事前説明会を行うとともに、委託事業者の決定に当たり、衛生管理、調理技術、経営実績などを考慮するため、プロポーザル方式により受託会社を選定しています。
平成19年度からスタートした学校給食調理業務の民間委託は、現在、12校（第二小、第四小、第六小、南浦小、中原小、北野小、井口小、東台小、第一中、第二中、第五中及び第六中）になりました。各委託実施校では、毎年、学校関係者や保護者、受託業者などからなる「学校給食運営協議会」を設置し、児童・生徒や保護者の意見を学校給食の運営に反映させながら、安全でよりおいしい給食づくりを目指しています。
これからも市民のみなさんのご理解、ご協力をお願いします。
→学務課TEL内線3238
■教育委員会表彰
おめでとうございます
平成26年3月7日、教育委員会表彰式が教育センターで行われました。他の児童・生徒の模範となる行いをした市立小中学校のみなさんが表彰されました。
軍司佳歩さん（一小6年）
「空手：関東大会準優勝」
牧口択夢さん（一小5年）
「柔道：都大会3位」
北村優衣さん（一中2年）
「水泳：全国大会2位」
高橋倫太郎さん（一中2年）
「柔道：都大会2位」
多賀長門さん（一中2年）
「陸上：多摩大会1位」
比留間穏覚さん（三中1年）
「水泳：全国大会2位」
南浦小学校児童会のみなさん
「地域と連携した『いじめゼロ運動』」
二中野球部のみなさん
「野球：都大会準優勝」
※（）内の学年などは表彰当時
→総務課TEL内線3213
■三鷹市教育委員会へご寄附をいただきました
石川良廣様（（有）日石スターホールディングス代表取締役社長）より、昨年12月に、三味線を20竿（100万円相当）ご寄附いただきました。
ご寄附頂いた三味線は、三鷹市立中学校の教育活動に使わせて頂きます。
ありがとうございました。
教育振興基金のご案内
三鷹市では、まちづくりを応援していただける方から寄附金を募集しています。平成24年3月には、学校教育の充実や生涯学習の推進など、教育の振興に資する事業への活用を図るため、新たに教育振興基金を創設しました。
寄附金は、寄附者のご意思にそって大切に活用していきます。
ぜひ、三鷹の教育への応援をお願いします。
→総務課TEL内線3213
