みたかの教育2013年8月18日1面
■スポーツ祭東京2013いよいよ開催！
三鷹市開催競技ナビ
スポーツ祭東京2013（第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会）が、来月9月28日から開催されます。国体は、東京では54年ぶりに、三鷹市では初めての開催となります。
国内のトップアスリートが集い、競う国内スポーツの最高舞台を間近に観る機会です。是非、ご来場のうえ応援をお願いします。
※三鷹市開催競技の観戦は無料です。→国体推進室TEL内線3342
サッカー（成年男子）
9月29日（日）開催
手や腕以外の体を使って、相手ゴールにボールを入れることを競い合う競技です。国体での試合形式はすべてトーナメント方式、競技時間は前・後半35分ずつ、ハーフタイム10分で行われます。
ココがポイント！
チームの作戦やフォーメーション、強烈なシュート、相手をかわすドリブル、1本の創造性豊かなパスやサイドチェンジなど、個人技や戦術が楽しめます。
アーチェリー（全種別）
10月5日（土）〜7日（月）開催
的を狙って弓で矢を射ち、合計点が一番高い人が勝ちという、とてもシンプルな競技です。国体では各チーム3人の選手による団体戦で行われ、予選ラウンドでは決勝ラウンドへの進出チームと個人成績の順位を決定します。
ココがポイント！
集中力やプレッシャーに負けない精神力が勝利の鍵となります。決勝ラウンドはトーナメント戦で行われますが、相手チームと交互に射つ試合形式は、得点する度に歓声があがり、手に汗握る戦いが繰り広げられます。
アーチェリー（全国障害者スポーツ大会正式競技）
10月13日（日）開催
視覚障がいを除く、身体障がいの選手による競技で、弓の種類の違いにより「リカーブ部門」と「コンパウンド部門」があります。それぞれ50メートルと30メートル先の標的を射て得点を競う「50メートル・30メートルラウンド」と、30メートル先の標的を2度射で、得点を競う「30メートルダブルラウンド」があります。
ソフトボール（成年男子）
9月29日（日）〜10月1日（火）開催
野球に似ているスポーツですが、野球よりもグラウンドは小さくボールは大きいものを使用します。投手は下手投げで、走者は投手の手からボールが離れる以前のリードは許されず、離塁が早いとアウトになります。試合はトーナメント方式で、通常7回戦で行われます。
ココがポイント！
塁間・投手間の距離も野球の3分の2程度と短く、試合はスピーディーに展開するため、見ていてとても面白いスポーツです。
パドルテニス（デモスポ）
10月6日（日）開催
アメリカ生まれで、硬式テニスにもっとも近い室内テニスと言われています。ラケットが卓球を大きくしたような板状で、ボートを漕ぐ櫂（かい＝パドル）に似ていることから名付けられました。コートはテニスの約半分の広さ（バドミントンコートより少し大きめ）でルールは硬式テニスに準じます。空気圧を少し低くした硬式テニスに似たボールを使います。サーブは必ず腰より下の位置で打ち、1本しか打てません。
デモンストレーションとしてのスポーツ行事（略称：デモスポ）は、都民のみなさんを参加対象としていますが、パドルテニスは事前申込制で受付期間は終了しました。なお、観覧はご自由にしていただけます。
元オリンピック選手の多治見麻子さんがPR活動で活躍中！
女子バレーボール日本代表としてオリンピック3大会に出場した三鷹市出身の多治見麻子さんが、今年5月からスポーツ祭東京2013三鷹市実行委員会事務局員（市政嘱託員）として活躍しています。
※8月24日（土）午後4時30分から多治見さんも出演するスポーツ祭東京2013の記念講演会（無料・要申込）が三鷹ネットワーク大学で開催されます。参加者には記念品を贈呈。くわしくは、同大学TEL40-0313（月曜休）へ。
会場案内
●三鷹市大沢総合グラウンド（サッカー、ソフトボール、アーチェリー）
三鷹市大沢5-7-1「大沢コミュニティセンター」バス停下車、徒歩7分
■三鷹駅南口から2番バス乗り場小田急バス「鷹51調布駅北口」行き
■武蔵境駅南口から3番バス乗り場小田急バス「境91狛江駅北口」行き
■杏林大学病院からみたかシティバス西部ルート「調布飛行場前」行き
※駐車場は台数に限りがあるため、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
※競技開催日はJR三鷹駅南口からシャトルバスを運行する予定です（三鷹市役所経由）。
●パドルテニス会場
●大成高等学校アリーナまい進 ■三鷹市上連雀6-7-5「大成高校前」バス停下車すぐ
●三鷹市第一体育館 ■三鷹市野崎1-1-1「三鷹市役所前」バス停下車、徒歩1分
●三鷹市立第一中学校 ■三鷹市下連雀9-10-1「三鷹警察署前」バス停下車すぐ
※公共交通機関をご利用ください。
■教育委員会委員コラム(教育委員長職務代理者）
「教育委員に任命されて」
教育委員会委員長職務代理者 角田 徹（かくた とおる）
昨年10月三鷹市教育委員会委員に任命されました。今まで、学校医としての立場から学校保健の現場に携わり、また医師会長として専門家集団の立場から教育に関する施策等に関係してきました。しかしながら仕事に明け暮れてしまい、4人の子どもがいる我が家の教育に関しては家内にばかり負担をかけてしまったことは否めません。教育委員の職務にあたり、反省を込めて専門職としての目線とともに、保護者、地域住民としての目線をしっかりと持って務めています。
教育委員の活動は、学校教育と生涯学習のすべての分野に関わってきます。そのひとつ、小中学校の卒業式・入学式や学校訪問など、子ども達の教育の現場に直接触れることができるのは重要な機会です。数十年前と変わらぬ活気ある子ども達の学びの場の、状況や内容が更に進歩することを常に願って訪問しています。
東日本大震災の医療救護活動に出向くたびに被災地の子ども達に一刻でも早く元通りの教育を受けさせてあげたい、と強く感じたことを思い出します。避難所の中やがれきの脇で遊ぶ子ども達の姿は、そこにいる全員に希望と活力を与えてくれました。未来の社会を担う子ども達を今まで通り学校に行かせてあげたい、と誰もが願っていました。”生活すること “と ”教育すること “は同等と改めて認識しました。
教育には、家庭・地域・学校が緊密な連携をとり協働することが必須です。そして、それは学校教育だけではなく、すべての年代層の生涯学習にもつながっていくでしょう。それぞれの場が充分機能を発揮し連携が取れるよう、尽力したいと思っております。また教育現場においては、ぶれない基本姿勢は根幹ですが、変動する社会環境等に迅速に対応できるよう、医療に携わるものとしての意見も反映させたいと考えます。三鷹の教育が益々充実し進化・発展するよう努めて参る所存です。
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