緑と水の公園都市 三鷹市
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みたかの教育2012年4月15日2面

■平成24年度の主要な施策・予算

小・中学校のICT環境再整備や第三小学校建て替えなど教育費全体で約69億9千万円

 平成24年度の市の一般会計予算額は669億2千205万5千円で、教育費69億9千135万3千円(一般会計に占める割合は10・4%)です。教育委員会は、事業計画に基づき、次のような施策に取り組んでいきます。

学校版環境マネジメントシステムの推進《新規》  61万3千円
 平成23年9月から実施しているモデル校(大沢台小、羽沢小、第七中)の評価・検証を踏まえ、すべての小・中学校に学校版環境マネジメントシステムを導入し、省エネ・省資源活動や環境教育など、環境負荷の低減に向けた取り組みを推進します。

学校給食食材の放射性物質検査の実施 45万円
 小・中学校における給食食材について、状況に応じて放射性物質の検査を行います。

学校給食の充実と効率的な運営の推進《拡充》  2億2千797万1千円
 安全でおいしい学校給食と効率的な運営を推進するため、新たに第四小学校で自校方式による学校給食調理業務の民間委託を実施します。また、平成25年度からの第二中学校の給食調理業務委託に向けて、プロポーザルによる業者の選定を行います。

総合教育相談室事業の充実《拡充》  6千904万4千円
 福祉・保健・医療等関係機関と連携した支援の充実を図るため、教育相談員等がスクールソーシャルワーカーとしての教育支援を行い、総合教育相談の充実を図ります。
※スクールソーシャルワーカーは、児童・生徒などが抱える悩みなどについて、主に問題解決に向けて自ら行動を起こすことが困難な保護者に能動的に関わり、学校や専門機関との仲介を行い、教員やスクールカウンセラーなどと連携して支援します。

コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の充実と発展 7千534万4千円
 コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育について、学園研究や相互乗り入れ授業を効果的に実施するとともに、より一層の内容の充実を図り、持続可能な学園運営や教育活動等への支援を行います。
 また、コミュニティ・スクール周知用パンフレットを作成し、地域人財の養成・育成などを図ります。

小・中学校のICT環境の再整備と利活用の推進《拡充》 2億9千95万8千円
 児童・生徒用、教員用のICT機器等が更新時期を迎えるため、セキュリティ面や信頼性、コストに考慮しながら再整備を行います。また、授業における効果的なICTの利活用に向けた検討を進めます。
〔整備内容〕(1)ネットワーク機器の入替、通信回線などの整備、(2)小・中学校のPC教室の機器の入替、(3)校務支援システムなどの業務用システムの更新、(4)授業における学習内容の充実を図るためのICT環境の整備

教育振興基金の設置《新規》 50万1千円
 学校教育の充実と生涯学習の推進を目指して行う教育振興に資する事業(施設整備を除く)の財源に充てるため、教育振興基金を設置し、寄附者の意思にそった積み立てを行い、事業へのより有効な活用を図ります。

学校施設の電気需給契約の見直しによる経費の節減 9千736万2千円
 一般電気事業者(東京電力株式会社)との間で随意契約により取り交わしてきた電気需給契約について、すべての小中学校を対象として、特定規模電気事業者(PPS※)との契約に見直し、経費の節減を図ります。
※PPS…Power Producer and Supplier の略で、契約電力が50 kw以上の大口需要家に対して電力供給を行う事業者のことを指します。

学校体育館の耐震診断結果確認の実施 483万1千円
 平成7〜12年度に実施した耐震診断の結果、補強工事を要しないとした学校体育館について、その後の老朽化による影響が考えられることから、耐震診断結果確認を行います。また、確認結果をもとに計画的に学校体育館の耐震補強及び老朽化対応工事を実施します。
〔実施校〕南浦小、井口小、第六中

三鷹中央学園第三小学校の建替え 9億8千114万6千円
 校舎建替事業を実施している第三小学校校舎について、平成24年12月の新校舎完成を目指し、引き続き建替工事を行います。
〔整備内容〕新校舎の建設・既存校舎の解体・外構工事

学校校庭等の芝生化の推進 5千250万円
 環境負荷の低減に対応するため、東京都の補助金を活用して校庭などの芝生化整備を行います。また、芝生の維持管理については学校と地域とが協働で行い、環境教育の推進を図ります。
〔整備校〕大沢台小

市政情報のデジタル化《新規》 711万円
 市民サービスの向上を図るため、図書館が所蔵する市政情報などの資料のデジタル化を行い、電子書籍として公開できるようにします。

南部図書館(仮称)の整備の推進 609万円
 公益財団法人アジア・アフリカ文化財団(AA文化財団)との協働により、平成25年度開設に向け、南部図書館(仮称)の整備を行います。平成24年度は実施設計を行うほか、郭沫若文庫などの貴重資料の調査や展示公開準備、AA文化財団との協働事業に関する協議などを行います。

スポーツ祭東京2013(東京国体)の推進 6千807万5千円
 スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会)開催に向け、運営体制の更なる確立を図るために「スポーツ祭東京2013三鷹市開催総合実施計画書」を策定し、市で開催する国体正式競技(アーチェリー・ソフトボール・サッカー)のリハーサル大会を実施します。
 また、市内の各種イベントで広報啓発活動を推進します。
※リハーサル大会の概要は4面に掲載

小・中学校の耐震・空調・大規模改修工事の実施(3月補正予算) 13億302万5千円
 第二小、羽沢小、第五中学校の耐震補強工事と第二小、第五小、第六小、第七小、大沢台小、南浦小、北野小、第五中学校の空調整備工事を実施します。これにより、全ての小・中学校校舎の耐震化と空調設備の整備が完了します。

 →総務課TEL内線3213

※詳細はPDFをご覧ください。


■第四小学校で学校給食調理業務の民間委託がスタート

 平成24年度から第四小学校で学校給食調理業務の民間委託を開始しました。民間委託の開始にあたっては、「学校給食の充実と効率的運営に関する実施方針」に基づき、(1)中学校区をベースとした委託化、(2)給食施設・設備の整備状況、人員配置状況などを考慮しながら総合的に判断し、委託実施校を決定しています。

 また、保護者のみなさんに事前説明会を行うとともに、受託事業者の決定にあたり、安全・衛生管理、経営実績なども考慮するため、プロポーザル方式により受託業者を選定しています。

 平成19年度からスタートした学校給食調理業務の民間委託は、現在、9校(第二小、第四小、第六小、南浦小、中原小、井口小、東台小、第一中及び第五中)になりました。各委託実施校では、毎年、学校関係者や保護者、受託業者などからなる「学校給食運営協議会」を開催し、児童・生徒や保護者の意見も反映させながら、よりおいしい給食づくりを目指しています。

 これからも市民の皆さんのご理解、ご協力をお願いします。

 →学務課TEL内線3238


■4月からブックスタート絵本をご自宅にお届けします

 図書館では、「ブックスタート事業」として、絵本をとおして赤ちゃんとご家族にあたたかい時間を楽しんでいただけるよう絵本などをさしあげています。

 これまで、総合保健センター(BCG接種会場)で配付していましたが、平成24年4月からは、「こんにちは赤ちゃん事業(子ども政策部子ども家庭支援センター所管)」で民生・児童委員がご自宅に訪問する際に絵本をお届けします。

 このほか、図書館では、すくすくひろばでの絵本の貸出など、赤ちゃんとご家族がたくさんの絵本と出会える場所づくりに努めていきます。

 →図書館TEL内線3355

※詳細はPDFをご覧ください。


■教育振興基金を創設しました

輝く三鷹の未来のために、三鷹の教育を応援してください!

 学校教育の充実と生涯学習の推進を目指し、教育振興に資する事業(施設の整備を除く)の財源に充てるため、「三鷹市教育振興基金」を創設しました。

 三鷹市では、まちづくりを応援いただける方から「三鷹市まちづくり応援寄附金」として、寄附金を募集しています。みなさんからいただいた大切な寄附金は、原則として寄附の趣旨に合った基金へ一度積み立てたうえで、該当する事業の財源とさせていただいています。今後、教育振興に向けたご寄附については、教育振興基金に積み立てたうえで、寄附をしていただいた方のご意思にそって事業に活用します。

 なお、市への寄附金は、所得税の寄附金控除や住民税の寄附金税額控除の対象で、一定の場合に控除を受けられます。

 輝く三鷹の未来のために、ぜひ、三鷹の教育への応援をお願いします。

 →総務課TEL内線3213


※詳細はPDFをご覧ください。


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